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3.0永井すずはある出来事をきっかけに夢から逃げ、気持ちを隠し優等生を演じていた。しかし、クラスの人気者・千田彰人から話しかけられ平穏な生活は崩れ始める。底抜けに明るい彰人に嫌悪感を抱くすずだったが、話していくうちに仲が深まっていく。そんな時、いつもとは違い彰人が真剣な眼差しで弓道に励んでいる姿を目撃する。過去にすずも弓道を習っていたのだが、それはすずが逃げた夢でもあった。色々な葛藤を抱えながらも彰人から「もう一度前を向けよ」と言われ、すずは自分を取り戻すことを決意し――。
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-高校1年生の西倉夏希は、誰もいない防波堤がお気に入りの場所だった。ある日、いつものようにモヤモヤした気持ちを抱えながらそこへ行くと、先客がいた。初めて見る顔……と思いきや、よく見ると、園芸委員会で一緒の1学年上の永瀬碧生だった。いつもマスクを付けて前髪で目を隠していたため、すぐには分からなかったのだ。手元にあった、鉛筆で描かれた防波堤の絵を、慌てて隠される。気になった夏希は永瀬のことを調べると、以前は絵画コンクールで優勝するほどだったが、何かのきっかけで高校進学以降、コンクールなどに出ていないことが分かる。結果が出せずに陸上部を辞めた自分と重ね、先輩を知っていく内に、ひょんな事から雑誌モデルをしていることが分かるが――――。一度挫折した二人が再び輝くために取る行動とは?胸キュン青春恋愛小説。
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-大東産業株式会社、通称DTIで派遣社員として勤務している美優。大企業が持つ威風と、そこに集う優秀なスタッフたちに囲まれ、自らも社員登用のチャンスを掴もうと、どんな仕事でも決して手を抜かずに対応している。秘書課の女たちに見下されても笑顔を忘れない。エリートぞろいの社内で、恋活にも余念がない。そんなある日、美優がダブルワークで勤めるスナックに、技術営業の石崎が現れた! かつて美優は石崎に密かに恋心を抱いていたのに、「あなたのような女性は苦手なんです」と面と向かって言い放たれたのだ。だがスナックでの邂逅の日を境に、二人の距離は少しずつ縮まっていく。やがて美優は石崎の家に行くことになるのだが—— 大企業を舞台に頑張る女子の恋を追うDTIシリーズ第6弾!
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4.0【電子版巻末にはフライ先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 心臓移植を受け、1年遅れて高校に進学する幼馴染の六花。 小さい頃から妹のように面倒をみていた朝陽は、 ある日、六花の中にもう一人の人格がいることを知ってしまう。 彼女は自分のことを「希美」と名乗り、 朝陽に『約束の場所』へ連れて行ってほしいとお願いをする。 六花と希美……『二人』の秘密を知った朝陽は、 周囲にバレないよう協力することを決意するが、 その出会いは朝陽自身が抱えるある事情にも変化をもたらすことに――。 もう叶わないはずだった約束。 希美の想いと、朝陽と六花の想いが重なり合い、奇跡が起きる。
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5.0高2の莉緒はあることから親友に裏切られ、学校での居場所を失くしていた。もう消えちゃってもいいかな――。と、歩道橋の手すりをつかんだある日、幸野悟と出会った。「また明日!」彼の言葉に、明日になれば、何かが変わるかもしれない…そう期待してしまう。翌日、莉緒と同じクラスに悟が転校してきたのをきっかけに、いつしか彼に惹かれていく。少しづつ日常が変わり始めてきたと思い始めたある日、悟の秘密を知ってしまい――。衝撃の事実に涙が止まらない、青くて痛い今を生きる君へ送る青春恋愛ストーリー。
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4.0DTIの本社ビルに勤務する樺島ルミは、総務課催事係の係長。出張もあれば、休日出勤もある。イベントの際は立ちっぱなしだし、あちこち走り回るが、体力には自信がある。大きなイベントを控えたある日、腰に激痛が走って息苦しさまで覚えたルミが医務室へ行くと、産業医の涌井からは貧血および尿路結石との見立て。このまま病院へ行くこと、水分補給、トイレ、食事の内容、休息……と事細かく指示してくる。あげく、「仕事禁止!」とまで宣告されてしまった。勝手なことを言わないで、こっちは忙しいのよ!と無視を決め込むルミだったが、涌井は所かまわず出没してルミにつきまとう。ある日食事に誘われたルミは、すっかり涌井の巧みな会話に乗せられ、つい年下彼氏に振られた時の話をしてしまった。そう、あの時のことが、ルミにとっての仕事の起爆剤だったのに——
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4.3【電子版巻末にはフライ先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 「君は誰?」――高1の夏、ある出来事がきっかけで大好きだった野球から遠ざかり、学校にも野球部にも居場所がない柚原瑛太は、偶然立ち寄った図書館で真宮栞里と出会う。 初めて会ったのになぜか懐かしい気持ちになった瑛太は、栞里のことが気になり、本が好きだという彼女と一緒に図書館で本を読むことになる。 それは居場所を失った瑛太にとって優しく穏やかで心地の良い時間となるのだが、ある日それは突然、終わりを告げる――。 野球ができなくなった少年と不思議な雰囲気を纏う少女が織りなす、図書館から始まる感動の青春物語!
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4.0たとえ、誰かが傷ついたとしても。「学校」こそが、あたしにとって世界のすべてだから。今日もまた、嘘をつく。 【あらすじ】「本が好き」という趣味を通じて仲良くなった小学6年の高月麗と澤口比呂。麗は澤口の提案でネット小説の投稿を始め、「好きなこと」に没頭する楽しさを感じていた。しかし、一軍女子の冷やかしがきっかけで、麗は澤口の前で「あんなキモいヤツ」と悪口を言ってしまう。この日を最後に話さなくなってしまった2人だったが、2年の月日が経ったある日の放課後、委員会活動で再会してしまい──。自分を嘘で塗り固める麗と、さらけ出して生きる澤口。正反対の男女2人が出会い「ほんとうの自分」を見つけていく、成長青春小説。 【もくじ】1:嘘だらけの水槽/2:はじめて知った広い世界/3:気持ちよく泳げる場所/4:溺れるのはこわいから/5:深く沈んでいく/6:止まらない涙/7:自由に泳ぐために
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2.0グローバル企業の御曹司で、その子会社・モーメント社でCOO(最高執行責任者)を務める柊人は、仕事のできるリーダーで業績も上げている。だが、柊人の秘書・菫は、とても御曹司とは思えないほど気さくで、少し抜けたところもある柊人に淡い恋心を抱いていた。同期男性にも「推し仲間」がいるほど柊人のギャップに悶絶しながら、菫は同期と推しトークで盛り上がったり、柊人が信頼するCFO(最高財務責任者)の女性に嫉妬してみたり……。そんなある日、柊人が大株主の娘と結婚するらしいという話を聞きつけた。ショックを受けた菫は、推し仲間の同期男性と二人で飲みに行き、意気投合。すっかり遅くなって帰路を急いでいたところ、柊人と女性CFOが二人で歩いているところに出くわした。え? なんで? 例のお嬢様は? CFOが本命ってこと? 混乱する菫。どちらにしても、失恋決定! なのに、なぜか不機嫌なのは柊人のほう。いったい何を考えてるの? 果たして、推し上司との恋の行方は……。
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3.6【電子版巻末にはフライ先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 大学1年生の早瀬瑞希は、久しぶりに帰郷する。 温かく迎えてくれる旧友に囲まれる瑞希だったが、彼には4年間抱き続ける後悔があった。 それは幼馴染の夏帆、大好きだった兄・千尋と三人で交わし、果たされなかったある約束……。 あの日、自分が素直であれば、と悔やみ続ける瑞希は中学生の頃に先生から聞かされた『とっておきの秘密』を思い出す――。 大切な人の笑顔を懸けたタイムスリップの果てに、瑞希が手に入れるものとは!? ちょっとした不思議な出来事が大きな奇跡を引き起こす! この夏、大切な人と読むべき感動のストーリー。
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4.5
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-「ドラァグクイーンになりたい」「あの人の愛の真相を暴きたい」――シェアハウスで開花する、本当の自分と二つの愛の行方。 大学進学で上京した恭は、祖父亡き後に祖母がはじめたシェアハウスの住人になった。ここには、顔面国宝級の美形にただならぬオーラをまとう慎之介をはじめ、フランス人のリタ、台湾人のチュンメイ、祖母の咲子に、恭を加えた5人が暮らしている。ピンク色のサラサモクレンが咲き誇る自慢の庭で、住人たちはテーブルを囲み、笑顔あふれる生活を送る……一方で、慎之介と咲子には隠された関係があった。 ある日、駅で慎之介を見かけた恭は、思わず後を追う。新宿二丁目の店で恭が見たものは、圧倒的なステージで魅せる慎之介――ドラァグクイーン・マグノリアだった。「自分もドラァグクイーンになりたい」極度の人見知りで内向的な恭が、はじめて強い意志を抱く。 美しいサラサモクレンの下、本当の自分を見つける恭と、慎之介と咲子の交錯する想いが開花していく、胸熱ヒューマンドラマ。
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-転校生の彼と出会い、諦めがちだった性格が変わっていく女の子(『ラストメッセージ』望月くらげ)、「月がきれい」と呟き、付き合うことになったふたり(『十六夜の月が見ていた』犬上義彦)、毎日記憶を失ってしまう彼女に真っすぐ向き合う男の子(『こぼれた君の涙をラムネ瓶に閉じ込めて』水瀬さら)、大好きな先生に認めてもらいたくて奔走する女の子(『なにもいらない』此見えこ)、互いに惹かれ合ったふたりの最後のデートの一日(『このアイスキャンディは賞味期限切れ』櫻いいよ)。恋するすべての人が共感する切ない恋の短編集。
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4.5「叶うなら本能のままに君を抱きたい」 幼馴染みじゃ我慢できない両片想い婚 同窓会で十年越しに再会したまちこと耀は、結婚観がぴったりマッチしたことから契約結婚を前提にお試し新婚生活を送ることに。かつて冴えなかった耀はすっかり極上の男になっていて、まちこはときめきに抗えず…。清い関係に焦れ始めてしまうが、実は初恋相手である彼女への独占欲に火がついていた耀も、熱く昂る本能を抑え込むのに必死で――!?
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4.5中3の夏、バスの事故で大切な仲間を一度に失った夏瑚。事故で生き残ったのは、夏瑚と幼馴染の碧人だけだった。高校生になっても死を受け入れられず保健室登校を続ける夏瑚。そんなある日、事故以来疎遠だった碧人と再会する。「逃げるなよ。俺ももう逃げないから」あの夏から前に進めない夏瑚に、唯一同じ苦しみを知る碧人は手を差し伸べてくれて…。いつしか碧人が特別な存在になっていく。しかし夏瑚には、彼に本当の想いを伝えられないある理由があって――。ラスト、ふたりを救う予想外の奇跡が起こる。
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4.2「君には悪いが、手放せない」 初めてを捧げたら容赦ない溺愛に囚われて!? 恋愛未経験の伊織は、エリート社長・尊成と期間限定の政略結婚をすることに。冷徹な尊成に最初は苦手意識を持つものの、彼が時折見せる甘い素顔に心を奪われていく。そしてある夜、尊成に本能のまま初めてを捧げ、身も心も蕩けるほど満たされて…!?「俺は君との結婚を望んでいた」――離婚前提かりそめ夫婦のはずが、一途に情熱を刻み込まれていき…。
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-「係長。バラされたくなければ、私の要求をのんでください」 大手電機メーカー・大東産業(通称DTI)総務部総務課備品管理係勤務の中村やよいはコンサバなファッションをモットーとする地味子であり、モブ子であることを自認している。プライベートではモード系でスーツフェチでもあるやよいは、自分好みのスーツを着た男性をモデルに、自分好みの写真を撮り、製本して自分だけのための写真集を作りたいという密かな願望を持っている。そんなやよいが脅す相手は、直属の上司である宮崎和仁。ある日、やよいは宮崎の着ているスーツが人気覆面歌手のWAJIN Kが着ているものと同じものであることに気がつく。やがて宮崎がWAJIN Kであることを確信したやよいは、かねてからの願望を満たすため、宮崎をラブホに誘い出すのだった——
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3.3桑の花咲く新月の晩、神が乙女を攫いにやってくる… 悪霊や黄泉の鬼を祓うことを生業としている一宮晶良とその助手・諏訪陽仁は、鎮魂祭の依頼を受け、熊本県矢沢町を訪れる。 そこでは十代の少女たちが次々と昏睡状態に陥り、そのまま肉体が琥珀色に硬化してしまう奇病に侵され変死していた。 矢沢町には古より、桑の花咲く新月の夜、神が人間の乙女を娶りにやってくるという、オカイコ様の嫁取り伝説があった。 折しも町は、二百年に一度の大祭であるオカイコ祭りの季節――オカイコ様を祀る扶桑寺では本尊の即身仏が二百年ぶりに開帳されたが、その即身仏と少女たちの変死体は酷似していて……。 美麗の拝み屋が怪奇事件の謎に迫る伝奇ホラーミステリ!
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-二人きりで会うきっかけメール、食事のお誘いの社内メールへの返信、ずっと友だちだった気になる彼へのメール…気になるオトコを“落とす”恋テクメールを、具体例を交えながらラブメール係長?春乃れぃが添削しちゃうぞフェスティバル!