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4.6いくつキャラをこえれば、私は私になれる? 15歳の時に明澄俐乃のために作ったVRキャラクタ-≪響來≫。ただのキャラクターであったはずの彼女が19歳の成央の前に現れた。 響來の願いで再会する成央と俐乃。19歳の俐乃は芸能人となり、誰よりも輝きを放っていた。居場所を求め、傷つきながらも一人走り続ける彼女を見て、成央は15歳に置き去りにした感情を思い出す。 保健室で見た、「はじめて」の瞬間。 二人だけしか知らない、甘い時間。 そして、叶えられなかった約束。 鮮明に、克明によみがえる憧れと葛藤の欠片たちは、成央に突き刺さる。 19歳の現実と理想に向き合う中で、二人は本当になりたかった自分と、なれなかった自分を思い出していきーーやがて、響來が現れた本当の意味を知る。 第17回小学館ライトノベル大賞受賞作。キャラクターと葛藤が紡ぐ、優しくも切ない青春ファンタジー。 ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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-「私なんて…」が口癖の由希は夢をあきらめ、彼氏もいなく、毎日をなんとなく過ごしている。 彼女の密かな楽しみといえば、大好きなアイドル竜司が出ているテレビ番組を見る事だけ。 そんなある日、近所に不思議な外観のお店を発見する。 その扉に手を掛けた時、彼女の運命が大きく変わることに…。竜司との奇跡のような出会いは期間限定の特別な世界だった。
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-高1の花蓮は人の感情が色で見える。おかげで空気を読むのが得意で、本音を隠して周りに合わせてばかりいた。そんな中、何故か同級生の蒼空だけはその感情の色が見えず…。それに、自分と真逆で意思が強く、言いたいことをはっきり言う蒼空が苦手だった。しかし、本音が言えない息苦しさから花蓮を救ってくれたのは、そんな蒼空で――。「言いたいこと言わないで、苦しくならないのかよ」花蓮は蒼空の隣で本当の自分を見つけていく。そして、蒼空の感情だけが見えない理由とは…。その秘密、タイトルの意味に涙する。感動の恋愛小説。
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-大手化粧品メーカーの営業事務として働く麻衣は、過去の失恋のトラウマでイケメンが大の苦手。ところがある日、NY支社から異動してきた主任の篠宮に突然告白されてしまう。「イケメンは好きにならない」と決めていが、麻衣はエリートで優しい篠宮に次第に惹かれていく。篠宮の気持ちに応えようと決心した麻衣だが、「好きなんだ、ゆい」と双子の姉の名前を呼ばれてしまって…!? 諦めようとする麻衣だけど、実は篠宮は…。
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4.5亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。 自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。 『そなた、大奥へ来ぬか――』 そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。 こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里沙だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて――。 霊視の力を持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、 大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。
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3.7きっと見つかる、大切なもの。 ――実業之日本社文庫GROW誕生!第3弾! 「大切な人を、もっと大切に思える1冊。」 家族・恋人・友達…愛されることの奇跡を描いた感涙ストーリー! 最愛の母を亡くし2年。 嘆き悲しむ暇もなく、遺された家族のため気丈に頑張ってきた大学生の智子。 だが、新しい恋人を作る父、バイトもせず家にこもる兄…と報われない毎日が嫌になり、智子は母の故郷・秋田へ「家出」という名の旅に出るが――。 謎の少女との出会い、衝撃的な母の過去の秘密に触れる中、人との絆や愛される奇跡に気づいていく、最高に心温まる物語。 愛がすべてを繋いでいく――。 時空を超えた絆の強さに、涙あふれずにはいられない!
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4.0インテリアメーカーで働く恵梨は、失恋のトラウマから臆病になり、恋愛から遠ざかっていた。ある日、会社の御曹司である渉が立ち上げた関連会社に異動が決まり、新天地でがんばろうと決意する。しかし、渉は恵梨を見てはダメ出しの連発。毒舌で強引なところもある彼だったが、似合う服を見立ててくれたり、甘いセリフを吐いたり、恵梨は思わずドキドキしてしまうのだった。そんなある日、ひょんなことから彼の家に行くことに!? 不意に「好きだ…」と告白され、まさかのプロポーズ…!?
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4.7高1の楓は、いつも友達に意見を合わせてしまい、自分を見失っていた。そんなある日、色が見えなくなる『灰色異常(グレーエラー)』を発症し、人の個性を表すオーラだけが色づいて見えるように。赤や青、それぞれ色があるのに、楓だけは個性のない灰色だった。そして、それを同級生の良に知られて……。自分とは真逆で、意志が強く、意見をはっきりと言う良が苦手だった楓。しかし、良は「どう見られるかより、好きな自分でいればいい」と言ってくれて……。良と関わる中で、楓は“自分の色”を取り戻していく――。
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-「あたしのために歌って!」周りを気にしてばかりの地味女子・美羽の日常は、自由気ままな孤高女子・楓の一言で一変する。半ば強引に始まったのは、“歌ってみた動画”の投稿。歌が得意な美羽、イラストが得意な楓、二人で動画を作ってバズらせようという。自分とは正反対に意志が強く、自由な楓に最初こそ困惑し、戸惑う美羽だったが、ずっと隠していた“歌が好きな本当の自分”を肯定し、救ってくれたのもそんな彼女だった。しかし、楓にはあるつらい秘密があって…。「今度は私が君を救うから!」美羽は新たな一歩を踏み出す――。
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-高校生の絃は、数年前から他人の頭上にあるマークが見えるようになる。嫌なことがあるとマークが点灯し「消えたい」という願いがわかるのだ。過去にその能力のせいで友人に拒絶され、他人と関わることが億劫になっていた絃。そんなある時、マークが全く見えないクラスメイト・佳乃に出会う。常にポジティブな佳乃をはじめは疑っていたけれど、一緒に過ごすうち、絃は人と向き合うことに少しずつ前向きになっていく。しかし、彼女は実は悲しい秘密を抱えていて…。生きることにまっすぐなふたりが紡ぐ、感動の物語。
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-幽霊が見える女子高生・叶生。ある夜、いきなり遭遇した幽霊・ユウに声をかけられる。彼は生前の記憶がないらしく、叶生は記憶を取り戻す手伝いをすることに。ユウはいつも心優しく、最初は彼を警戒していた叶生も、少しずつ惹かれていき…。決して結ばれないことはわかっているのに、気づくと恋をしていた。しかし、ある日を境にユウは突然叶生の前から姿を消してしまう。ユウには叶生ともう会えない“ある理由”があった。ユウの正体はまさかの人物で――。衝撃のラスト、温かい奇跡にきっと涙する。
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-「涙」をテーマに人気作家が書き下ろす、スターツ出版文庫初の短編集。父親の死から数年後、初めて向き合う異母姉弟ふたりの葛藤を描いた『雨あがりのデイジー』(沖田 円・著)、最愛の「彼」から思いがけず届いたラストメッセージで綴られる『君のかけらを拾いあつめて』(汐見夏衛・著)ほか、じっくりと浸れる7編を収録。何度も味わい読み返したくなる物語は、静かに寄り添い、心の奥底へと深く響いていく。そして苦しい日にも、切ない日にも、あなたをそっと、救ってくれるーー。