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-440円 (税込)「月刊 ねこだのみ」Vol.12は、大先生の「描きおろし祭り」です。巻頭・描きおろしには細野不二彦先生。「ギャラリーCATS」。岡崎二郎先生の「ネコ語についてちょっと。」そして、相澤いくえ先生「のらちゃんといっしょ」。そして、あの「あさりちゃん」の室山まゆみ先生が描きおろし2本立てで初登場です。そして、山田貴敏先生の「ぼくと9匹の猫たち-マルという猫-」。山田先生と猫ちゃんたちのドタバタは、ここでしか読めません。描きおろしの今日マチ子ワールド、佐久間薫ワールドにもたっぷり浸ってください。また、杉田明先生も「うちは猫が飼えない」という新作描きおろし。連載描きおろしの『にゃんでい』、『ぴいぼっち』『猫化化ケ猫化~猫の手』『言うほどみんな猫が好きかというとちょっとギモンである』もますますパワーアップ。今号も篠原千絵先生の81ページ大作、パート1,2が一気に読める「闇を呼ぶ声」。読み応えあります。また、今井康絵先生の「二度目は運命」も40ページのヴォリューム。「獣医ドリトル」からは「ネコはこたつで丸くなる」。もんきぃ・さとう先生の『月刊ねこだのみ』描きおろし第4弾。ゆずきよ先生、ナカムラシンヤ先生、などのギャグも冴えわたっています。また、『ねこだのみ相談室』アドバイスが身にしみます。林家たい平さんの『ねこばなし』には、ネコの我慢強さについてかかれています。毎号変わる版画にも注目。『ニャンダフルな猫の本』など読み物も充実。どこから読んでも、楽しい「月刊 ねこだのみ」まるっと1冊ネコまんがよろしくお願いいいたします。※お知らせ:「月刊ねこだのみ」は、しばらく冬眠します。またお目にかかれるように、「ねこだのみ」していてくださいね。短い間でしたが、ほんとうにありがとうございました。
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4.8憤ったり、すねたり、思索したり、孤独に沈む性悪な猫たちは、性悪女を自覚する彼女の分身。でも、託すべき想いと託される猫との間には距離があり、両者のモノローグが交響し、静謐な詩情の世界が現れる。『さくらに風』にはこんなセリフがある。「やさしい自分であろう、やさしさを失くすまい」;と貴方が思うとき、貴方は淋しいのだ。やさしく在ろうと努めたことが、誰の為になったろう……と思うとき、貴方は傷だらけだ」。自立した女性の繊細な感情を猫のしなやかな姿態に託した鋭利な感性と詩情の世界。急逝した著者の代表作がよみがえる。収録作「出口」「性悪猫」「長ぐつ はかない ねこ」「時間の兵隊」。単行本未収録作1編と新たに発見された貴重な猫イラストを初収録!
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