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-厳格な学校から、半年ぶりに帰郷したキャスリンは、年の離れた義兄ブレイクの姿が見当たらないことにほっとした。早くに両親を失い養女となった彼女を、ずっと見守ってくれた義兄。でも、最近のブレイクはかたくなに男女交際を禁じ、キャスリンの行動を制限しようとするのだ。わたしはもう二十歳なのに。だがパーティの日、ちょうど出張から戻ったブレイクに、ドレスがセクシーすぎると厳しく叱責されてしまう。思わず反発したキャスリンはそのとき想像すらしなかった――わずか数時間後、ブレイクに荒々しく唇を重ねられ、衝撃と興奮に身をこわばらせることになろうとは ■大スター作家ダイアナ・パーマーが描く、極上の義兄妹ロマンス!愛情深い兄だったはずの男性との間に、突如として燃え上がる情熱の炎。一途で無垢な愛をご堪能ください。1982年の名作です。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-まさか私があの大財閥シュトース一族の血を引いているなんて! サヴァンナは亡父の遺言状から自身の生い立ちを知り、衝撃を受けた。彼女の実の父親はシュトース家の御曹司で、余命わずかな恋人との間にできたサヴァンナを引き取ろうとした矢先に事故死したというのだ。亡き実両親の面影を求めマイアミへと赴いたサヴァンナは、突如何者かに命を狙われる。抵抗もむなしく意識が遠のきかけた瞬間、彼女の脳裏に男性の姿が浮かんだ。故郷で帰りを待つ最愛の人ジャッド──死ぬわけにはいかない。彼のプロポーズに返事をするまでは。
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-ここは高級レストランの厨房── 絶叫はだめ。指を噛んで堪えなくちゃ。 私はジェイクのガールフレンドだけれど、彼の“所有物”でもある。 クローゼットは彼好みのぴらぴらした面積の小さい服で埋め尽くされ、 下着をつけずに外出して、お巡りさんの前で後ろを向いて屈まさせられたり、 パーティでいやらしそうなおじさんを挑発させられたりするの。 ジェイクは、ほかの男が私に欲情するのを見るのが大好きだから……。 ある夜、私たちはジェイクの友人が経営する高級レストランに行った。 ところが、まだ料理が運ばれてもいないうちにジェイクに仕事の電話がかかってきて、 私は置いてきぼりに。仕方なくひとりで美味しい料理をいただいたのだけれど、 携帯もお財布も持っていないことを思い出したのは、すっかり平らげてしまったあと! 慌てて謝る私に、要求された“支払い”は――。
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-ニューヨークのリトル・ロシアと言われる町で一人の老人が殺害された。彼は三十年前に事故死したとされる旧ソ連の遺伝子研究の第一人者だった。捜査官ジャックは老人が生前に暮らしたモンタナ州山あいのホテルに潜入する。そして息をのむほど美しい女性の肖像画に出会い、心を奪われる。三十年前に死亡したはずの彼女は、その夜とつぜん姿を現した。美しい瞳に悲しみをたたえて…。D・マコールが生命の神秘を描く、珠玉のロマンティック・サスペンス。
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-切なる願いを胸に、無垢な花はその純潔を放蕩公爵に捧げた。ロレイン・ヒース、待望の新シリーズ開幕! ロンドンじゅうの紳士淑女が集う背徳の館〈ナイチンゲール・クラブ〉。これまでに6回のシーズンを壁の花として過ごした令嬢ミニーは、仮面をつけて正体を隠し、この秘密クラブへやってきた。結婚はもう諦めたが、ただ一度、生涯忘れられない甘やかな経験をしてみたい……そう切に願うミニーの前に現れたのは、放蕩者として名を轟かし、女性なら誰もが憧れるアシュベリー公爵その人。まさにミニーが望む相手だった。かくしてミニーは、社交の場でのお堅い顔を仮面に隠したまま公爵に身を委ねる――それは切ない愛の始まりだった。
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3.0持って生まれた予知能力のため周囲から敬遠されて生きてきたローレルは、都会を離れ、亡き祖母の土地にひとり移り住んだ。ルイジアナの深い森に囲まれたその美しい屋敷と庭を地元の人は“ミモザの園”と呼び、愛していた。穏やかに暮らす希望をやっと見つけたローレルはある日、思いがけない出会いを果たす。目の前に現れた男性こそ、毎晩夢に訪れる、存在するはずもない空想の世界の恋人…。驚きを隠せないローレルに彼は言った。「会いたかったよ」。
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3.8豹チェンジリング“ダークリバー”の近衛マーシーは、次々と仲間が“伴侶”を見つけてゆくことにあせりを感じていた。しかし、支配的で強いタイプの女性であるマーシーにとって、男性に屈服するような恋愛などできるはずもない。それなのに今、彼女を熱く惹きつけてやまないのは、保護欲の塊のような男ライリー。しかもよりによって彼は狼チェンジリング“スノーダンサー”の副官なのだ…
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4.0この1日を生きるため、令嬢は1ペニーのパンを売る─ 19世紀英国、借り暮らしのレディに小さな恋と奇跡が舞い降りて……。 叙情派作家の最高傑作! 男爵令嬢のグレースは涙をこらえ、パン屋の扉を叩いた。 借金を残して父が亡くなり、すべて失った自分にもう結婚は望めない。 以来、こつこつと働き続けた彼女だったが、10年後、店の常連だった老侯爵から思いがけない遺産を託される。 瀟洒な屋敷と手当、そして、戦争捕虜となっている侯爵の子息を……。 遺言に従い、グレースは監獄に向かった。 さらに驚くべき運命が待ち受けているとも知らずに。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品の新装版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0零落した貴族の娘は、生きるために働くほかなかった。RITA賞2度受賞作家が贈る、感涙のヒストリカル! 男爵令嬢のグレースは、不安に押しつぶされそうになりながら、パン屋の扉を叩いた。借金の山を残して父親が亡くなり、住み慣れた屋敷を追い出され、働かざるを得なくなったのだ。もはや結婚も望めないだろう……。下働きにも慣れ始めたある日のこと、グレースはパン屋の常連で、変わり者の老侯爵と友人になった。そして思いがけない遺産を託される。居心地のいい屋敷と十分な手当、それから戦争で捕虜にされているという侯爵の子息を――。グレースは遺言に従って子息を迎えに行った。予期せぬ運命が待ち受けているとも知らずに。 ■抜群の人気を誇る、カーラ・ケリーの新作をお届けします。名誉あるRITA賞を2度も受賞したベテラン作家である彼女は、日の当たらない場所に生きる人々や、苦境に立たされている人々を細やかに描くことでも知られています。本作のヒロイン、グレースは男爵令嬢でありながら家族を亡くして一文無しとなり、パン屋で働かざるを得なくなった身の上。働きはじめたとたんに、貴族の“元”友人からは蔑まれ、口もきいてもらえません。それでもグレースは辛い仕事に不平を言わず、誰よりも真面目に働いています。そんな彼女にある日転機が訪れます。パン屋の常連の老侯爵が思いがけない財産を残して亡くなったのです。グレースに託されたのは、老侯爵の子息。彼女は身元引受人となって、彼を迎えに行きますが、ここから物語は意外な方向に進みます。読み応えたっぷりの名作。はらはらどきどきしながらお楽しみください!
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4.5パラノーマル・ロマンス“超能力者=動物に変身する種族”シリーズ第10弾!狼チェンジリング“スノーダンサー”のアルファ、ホークにとって、サイの見習い戦士シェンナの存在はもはや無視できないものだった。幼い日いずれ“伴侶”となるはずだった少女を喪ったときから、ホークは特定の女性と関係を結ぶことを拒んできた。しかも相手はまだ19歳だ。群れを統べる立場の自分には若すぎる。しかし、ホークの中で紅玉色の髪をもつ魅力的なシェンナに惹かれる想いは抑えきれないほど強まって…。
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3.0おとぎばなしが好きで夢見がちなルーシーは、姉の屋敷で開かれた宴の喧噪から逃れ、庭の木に登って休んでいた。ところが、そこへ突然犬が現れて吠えはじめ、宴に訪れたハーコート卿に見つかってしまう。3年前からひそかに憧れていた彼に、こんな形で再会するなんて!18歳になり、まもなく社交界へもデビューするというのに、おてんばな子供のように扱われてルーシーは泣きそうになった。望ましい花婿候補のハーコート卿は絶えず美女に取り巻かれ、ルーシーに親切なものの見向きもしない。どうしたら彼に大人の女性として見てもらえるの?■清らかで疑うことを知らないルーシーは、知らぬ間にハーコート卿に見守られて社交界にお目見えします。ルーシーはどのように成長していくのでしょうか。アン・ヘリスらしい心温まる物語です。
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4.0別荘のある島でハネムーン中に夫が殺されて以来、アビゲイルは結婚記念日を独りで過ごしてきた。犯人不明のまま7度目を迎えたその日、一本の電話が入る。気味の悪いささやき声が「君の夫の友人や隣人には秘密が多すぎる」と告げ、まだ事件は終わっていないと示唆した。謎を暴くべく、彼女は島へ渡った。容疑者は、取り巻く人間すべて。そんななか隣人のオーウェンに再会し、誰も信じるべきではないと知りつつ、アビゲイルは彼の魅力に心を奪われてしまう。以前、独自調査に励む彼女を冷たく追い払った男だということも忘れて……。
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-冷えきった愛を取り戻すために、どうしたらいいのかわからなくて……。 「赤ちゃんができたみたい。3カ月よ。病院でそう言われたわ」ビッキーは2カ月前から別居している夫ケイレブに、そう告げた。もちろん子どもが生まれるのは喜ばしいけれど、心は晴れなかった。厳しい祖母の影響で、彼女は結婚後も寝室で思うままにふるまえず、それが原因で夫は出張中に秘書と浮気をしたと思っているのだ。離婚も考えているさなか、まさかこんなことになるなんて。妊娠を機にひさびさに帰宅したケイレブと過ごす夜――私の彼を愛する気持ちにうそ偽りはない。それが今夜、伝われば……。緊張しつつ彼の腕に包まれたビッキーはそう願ったが、思わず身をこわばらせた瞬間、夫は寝室を出ていってしまった! ■19歳で花嫁となったビッキーは、ベッドで夫の望みを満たせない自分を惨めに思っていました。かといって、破綻した結婚生活を完璧な仮面で隠し続けることもできない――そんな悩み多き彼女と愛するケイレブの関係は、いったいどこに行き着くのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0結婚して五年がたつのに、ビッキーは夫ケイレブに自分のすべてを解放できないでいた。厳しい祖母に育てられたせいで、ベッドのなかで思うままにふるまえないのだ。こんな私を、ケイレブは本当に愛してくれているのかしら。だがある深夜、夫の出張先のホテルに電話したビッキーは、電話の向こうにケイレブの秘書の声を聞き体が震える。ケイレブにほかの女性が?呆然としつつも、ビッキーは決心した。きっと、彼をもう一度私に夢中にさせてみせる。
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-身寄りなき不遇なお針子がまさか、子爵の“亡き婚約者”だったとは……。 6年前にロンドンに出てきたメアリーは仕立屋でお針子をしている。今の生活以前の記憶はまったくなく、天涯孤独の身だ。ロンドンでも指折りの優秀なお針子にもかかわらず無給だが、食事と眠る場所の心配がないだけでも感謝していた。そんなある日の朝、メアリーはお使いの帰りがけに黒髪に全身黒ずくめの紳士に追いかけられ、怯えながら店に戻った。あれは誰だったの? なぜだか胸騒ぎが止まらない……。 数日後、メアリーはその謎の紳士、マシソン卿と思わぬ場所で再会し、激しい怒りに燃えた様子の彼から一方的に問いただされる!「結婚式の前に、きみがぼくのもとから逃げた理由を教えてくれ!」 ■身に覚えのないことを言われて戸惑うほかなかったメアリー。その後、不幸にも彼女は雇い主から解雇され、ロンドンの外へ追いやられてしまいます。無一文で放り出され、路頭に迷った彼女の前に現れたのは、またしてもマシソン卿で……。珠玉の記憶喪失ロマンス! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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2.76年前にロンドンに出てきたメアリーは、しゃれた通りにある仕立屋でお針子として働いている。メアリーが刺繍を施したドレスは、いま社交界で大流行しているが、彼女はまったく給金をもらっていない。食事と眠る場所の心配がないだけでも、感謝すべき身の上なのだ。ある日の朝、メアリーはお使いの帰り道、全身黒ずくめの紳士に追いかけられ、怯えながら店に戻った。数日後、メアリーはその謎の紳士、マシソン卿と思わぬ場所で再会し、激怒する彼から一方的に問いただされた。「結婚式の前に、きみがぼくのもとから逃げた理由を教えてくれ!」■人気急上昇中の作家、アニー・バロウズのリージェンシー作品をお届けします。貧しい生活を送るヒロインの前に、ある日突然、見知らぬ紳士が現れ、劇的な物語が繰り広げられます。