内田和俊作品一覧
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-「友達をつくるのが苦手」「親との付き合い方に悩んでる」「SNSばかり気にしてしまう」・・・・・・。 この本は、そんな悩みでいっぱいいっぱいになっている中高生の毎日によりそうお守りのような本です。 <著者まえがきより> 中高生って、家でも学校でも、大人の都合で、子供にも大人にもされてしまう微妙な立ち位置にあるような気がします。 その微妙な立ち位置のせいで、自分一人で解決するべきなのか、それとも誰かに頼っていいものなのかで迷ってしまうなど、今までにはなかったような悩みも抱え込みがちです。 新しいタスクが増えるだけでなく、今までは簡単にクリアできていたことが難しくなれば、当然のことですが、いっぱいいっぱいになってしまう場面は増えます。 この本では、なかなか腑に落ちる回答が得られない悩みや疑問を「学校生活」「親」「友達」「自分」の4つのカテゴリーに分類して、解決のヒントや答えをご紹介していきます。 いっぱいいっぱいの状態から脱することができれば、穏やかさを取り戻すことができますし、「やりたいこと」や「やるべきこと」に集中できるようになります。 親の立場からの本音も随所に紹介していますので、できれば親子で内容を共有し、本音で話し合うキッカケにしていただければ嬉しいです。
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4.2いつの時代も、いくつになっても、その時代、その年齢に特有の「生きづらさ」というものがあります。 特に10代は、今まで遭遇したこともないような「めんどいこと」が次々と目の前にあらわれ、心がザワザワしやすい時期です。 例えば、一番、素直にならなくてはいけない場面や誰かに頼りたいときに、ひねくれた自分が突然あらわれ、意地をはったり、強がったりして、状況をさらに悪化させてしまったり……。 普段は妙に自信過剰なのに、最も大胆に振る舞ったり決断しなくてはいけない場面になると、臆病で小心者の自分が突然あらわれ、尻込みしたり、遠慮したりして、絶好のチャンスを逃してしまったり……。 こんなふうに、一番出てきてほしくないときに限って、出てきてほしくない方の自分が突然あらわれ、余計なことをする、ということが10代には多く生じます。 ・早く気持ちを切りかえて、前向きになろう ・コミュニケーションは大事 ・これからは冷静に判断し、計画的に行動しよう そんなこと分かってはいるんだけど、それじゃあ、具体的に何をしたらいいのか、何から始めたらいいのか、その答えは誰も教えてくれません。 本書には、その答えがあります。 10代の皆さんに「知っておいてほしいこと」と「実践してほしいこと」を中心に、 意外と見落としがちな「考え方」や「対応方法」を、 マンガに登場するキャラクターたちによる例を挙げながら、たくさん紹介しています。 これらを知るだけで、「生きづらさ」が少しだけ、楽になります。 ピュアで繊細で壊れやすい10代の皆さんに、いつまでも10代の純粋な心を持ち続けている傷つきやすい大人たちに、 そして10代とともに歩む親や先生方にも読んでいただければ幸いです。
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