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  • 龍の身代わり 偽りの皇帝は煌めく星を恋う
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    大陸の東域に位置する大国・陽夏国。芝居一座で育った龍意は、突然やって来た宮城からの使者より、自分が皇帝の双子の弟だと知らされる。将来帝室騒乱の原因になると占われ殺されそうになったところを、母親である皇后の実家が裏で手を回し一座に預けたのだという。そして双子の兄で見た目もうりふたつの皇帝の替え玉になってほしいと依頼された。皇帝は現在、宰相の奸計により、覚めない眠りについてしまっているというのだ。一座の借金を肩代わりしてもらうことを条件に依頼を受けた龍意は、宰相の陰謀を暴くため皇帝を演じることになった。一方、男子禁制の後宮には、女だけで構成された歌劇団「煌星歌劇」がある。籠の鳥である後宮の妃たちを慰撫するための劇団だ。男役として三番手の地位にある星羅は、花形の座に上り詰めることを目標に日々精進していたのだが、龍意と知り合ったことで運命の歯車は回り始め……?
  • 冷酷王子と不器用な野獣
    3.0
    意識を取り戻したとき、そこはステージの上だった。客席には、マスクをした人々の姿がある。後ろ手に拘束され、謎の男たちの手によって衣服を暴かれていく琉生は、オークションに出品されているらしい。それも、性奴隷として。どうしてこんなことになってしまったのだろう? 異常な状況になすすべもなく、琉生は二人の男たちに軟禁されることになり……。
  • 隷属の定理
    4.7
    マネージャーの瀬戸佳槻は、担当する俳優・式見への失恋から自暴自棄になり、一夜の相手で被虐心を満たす危うい日々を送っていた。そんなある日、強い嗜虐性を具えた画家・乃木映爾と出逢う。乃木の絵に惹かれていた佳槻は、彼に本気で式見の絵を描いてほしいと頼むが、乃木は「お前がそれだけの奉仕をしたら描いてやろう」と提案し、佳槻をたびたびアトリエへ呼び出すようになり……? 「定理」シリーズ完結!!
  • 劣情恋鎖
    3.7
    下町の商店街で老舗の万華鏡店を経営する佳月は、再開発計画のために立ち退きを迫られる。しかし、祖父から受け継いだ店を手放すつもりはなく、周囲の店が次々に閉店しても、佳月だけは売却を拒否して店を続けていた。けれど、店の存続を脅かす出来事が相次いだことで、佳月に残された道はひとつとなった。都市開発事業本部のトップである男に躰を差し出し好きにさせれば、店を守ってやると言われていて──。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • レディ・ウォーカーと海竜の島
    4.0
    父親の罪のせいで、後ろ指を差されながらも遺跡探索人として強く生きてきたセラ。そんな彼女のもとに遊び人と悪評高い、コルテス商会の次男坊、エレミオが訪ねてくる。――海竜の島に一緒に行ってほしい。竜の末裔である彼は、夢で誰かに“海竜の島に来い”と呼ばれ、その島の歴史の第一人者であるセラのもとへやって来たのだ。彼と度々ぶつかり合いつつも、旅をともにするうちに、なぜか国家間の戦争に巻き込まれていって――神秘の島と二つの大国をめぐるヒストリカル風ファンタジー!  ※電子版は単行本をもとに編集しています。

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