• 読む寿司 オイシイ話108ネタ
    購入済み

    楽しい読み物

    バックグラウンドとして相当の調べものと実体験をしているはずなのだが、中立的なスタンス(鮨に関する本や記事では偏ってるものが多い)と軽い語り口のためか、嫌な感じのうんちくにならず、楽しい読み物になっている。

    0
    2024年11月24日
  • グルメ殺人事件
    購入済み

    美しい描写

    著者の別名義のえっちい小説のときのような力の抜けた語り口も多いのですが。
    鵜飼いのシーンなど、美しい描写があり、やはり芥川賞作家だなと思わされます。
    出てくるお料理はある程度は現代でも食べられそうですが。
    ワインは特級畑があたりまえといった感で真似するには相当な資金力が必要です...
    鮨の事件では、高級鮨がおまかせなのがほとんどになった現代は客に優しくもあるなあと気づかされました。
    おこのみで注文していた時代ならではのお話ですね。

    0
    2024年10月05日
  • ビリヤニ とびきり美味しいスパイスご飯を作る!
    購入済み

    参考になる

    初級編のレシピにだいたい従ってパッキとカッチで作ってみました。意外と簡単でちゃんとビリヤニになりました。
    自分で作ってみるとまず「水分量をどうすべきか?」という問題にぶつかりますが。この問題については稲田さんのインタビュー記事が参考になります。

    0
    2024年02月24日
  • ウクライナ戦争の正体 軍事史から読み解く「不可解な戦争」
    購入済み

    なぜロシア軍は弱かったのか

    ロシア軍が強力な火力を持ち、また愚かでもないにもかかわらず、(戦前の予想と比較して)驚くほど弱かったのはなぜなのか、すっきりと理解できる。
    緒戦での惨敗の理由についても、「英雄的活躍」だの「戦術的大ポカ」だのに説明を頼らずとも、(後知恵ながら)戦闘モデリングによりごくごく順当な結果として定性的に説明できることが理解できた。

    「作戦術」(「作戦レベル」という概念とは全く異なる)についての軍事史的解説に紙幅を割いているのはやや本筋から離れ気味な感あり。
    個人的には、独ソ戦でソ連軍の攻勢が成功したケースでの連続的な作戦を理解しやすくなったが。

    0
    2024年01月14日