• 魔法にかかった新学期 4巻

    面白くなってきた!

    悪意をばらまきたい側と、琴ちゃんたちとの戦いが始まりました。
    松尾先生の邪悪さ。。これ、最後に騒動がおさまっても、反省するのかなあ。
    今回は、文化祭の準備とか、円城君を励ますみんなとか、ほのぼのして楽しいです。
    なんと言っても埴輪たちが可愛い!(傷ついて泣くの可愛い!)
    もっと活躍する(だろう)次巻がはやくも待ち遠しいです。

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  • ミステリと言う勿れ 1

    真実と事実

    ずっと思っていた通りのこと、
    というか、多分なにかの小説などで読んで染み込んでいたのでしょうが、
    真実と事実の使い分けについて、思っていた通りのことが書いてあり、
    すごく清々しい気分になった。

    そんなふうに、一つの物事や言葉についての些細や違和感を、
    丁寧に丁寧に掬い上げる主人公の語りがすごく心地よい作品。
    どのエピソードにも、
    このものの見方がより多くの人に納得と共に受け止められたら、
    社会は息がしやすい場所になりそうだ
    と感じる論理が語られている。

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  • 女の園の星(1)【電子限定特典付】

    夢中ですよ、あなたに!

    「夢中さ、君に。」から大ファンになってしまい、今作も不思議な感触の虜になりました。
    絵がとても丁寧で、細かく書き込まれているのが、シュールな味わいのエッセンスなのか。。。
    なんとなく『ガロ』の明るい版というか。。
    星先生とか、登場人物みんなカッコいいのに絶妙に変わっていて大好きです。
    いそうかな? いや、いないな? みたいなリアリティのさじ加減もいいんですよね。
    女の園と言いつつも、陰湿さや意地悪さのかけらもないところが本当に好きです。
    昔の漫画(80年代初頭とか)によく似た空気感を感じて・・・とにかく居心地の良い世界。
    ずっとこのまま、変わらずに存在し続けて欲しい和山せんせい。

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  • 彼方から 7巻

    漫画を読む楽しみに浸れる作品。

    貪る心が視野を狭くして、もっと貪るようになり、自分の世界を貧しく居心地の悪いものにするんだな、と思った。
    ノリコのように、できることを精一杯やって、素直な気持ちでいればそれだけでいいんだな、とも思い、なんだかとても清々しくいい気分になった漫画だった。
    これを綺麗事と言うには、あまりにも現実の歴史と似ている、と思ったりした。

    それから、イザークがラチェフにしてあげたこと、ノリコと一緒に最後にケイモスにしてあげたことがあまりにも優しくて、せいいっぱいの思いやりで、それを感じすぎてものすごく泣いてしまった。
    (だいたい一冊に一度は必ず、あまりにも優しかったり、ひたむきな人がいて泣いていた...続きを読む

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  • 愛と喜びの讃歌

    温かい物語。

    とても温かい物語でした。
    すこし反発を感じている男女が、仕方なく一緒に過ごす時間の中でお互いを知り・・・
    というようなお話が大好きなので、これもとても楽しく読みました。
    おたがいのつらい思い出も、時を超えて癒されるところが一番よかったです。
    最後の清々しく綺麗な伯爵様が最高にカッコよくて、これぞハーレクイン!

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  • 風の追憶

    情熱的

    すこし駆け足気味かなと思いますが、エピソードを入れるために仕方ないのかも。とにかく男性の表情がすこぶるかっこよくセクシーで、それを見ているだけで満たされた心地になれる情熱的な作品です。

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