あらすじ
財政難な孤児院の院長を務めるグエンドリンは、恵まれない子どもたちに、ささやかでも心のこもったクリスマスのお祝いを贈ろうと寄付を募りにクーム・リース伯爵邸を訪れた。5年前に火事で大やけどを顔に負い、不気味な風貌になったと噂される人嫌いで有名な伯爵。グエンドリンは噂どおりの冷酷な彼の態度にもひるまず、やっと説得に成功するが――気づけば館の外は猛烈な吹雪になっていた。グエンドリンは不本意ながら、伯爵と夜を明かすことになってしまい…!?
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匿名
他のレビュー同様に、心が温まる作品でした。
大きな展開は無く、内容が深いわけではないのですが、終始落ち着いたストーリーで、じんわり心に滲みました。
クリスマスに相応しい物語。
顔に傷のある伯爵と戦地で看護経験のある元孤児院育ちのヒロイン。
伯爵等の貴族は領地を持っていてそこには領民が伯爵に守られながら暮らしているけれど、伯爵は過去の火事で負傷しててその外見から人々が次々に離れていったのがトラウマでお城からなかなか出なくなって民からは次第に恐れられてるが、ヒロインが孤児院の寄付をお願いしに行くと頃から始まるが、物語は淡々と流れていくのでクリスマスらしい良いストーリーでハッピーエンドでした。
特に悪い奴や嫌な人間は出て来ず、ヒロインと伯爵が街へ負傷した子供宅へ看護へ出向いて伯爵と二人で看護する場面はホッコリしててとてもクリスマスらしい温かな気持ちになりました。
そこの弟が負傷した兄や看護するヒロイン達にお茶を用意したりするがまだ子供だから不器用でキッチンがゴチャゴチャに汚れてたのは良かったですね。
ただ、この作者さんの描く女性はいつも目が怖いのでちょっと苦手。
顔に傷のある伯爵。。それだけの理由で購入しましたが
一気に読んでしまいもったいなかったです(^^ゞ
クリスマスの時期に見つけていれば…あぁ。。
ほっこりと心温まる素敵な物語でした。
一つ。。。
試し読みで誤字を見つけてしまいまして。
この誤字、よく見かけます。
誤)主席
正)首席
人間不信の領主のヒーローが、孤児院のシスターのヒロインの暖かさに包まれてプロポーズしてハピエンに為るお話。
メイドのおばあちゃん、とても可愛いです。
絵師様の絵が繊細で好きです。画力あります。ストーリーを、更に魅力的にします。
映画であれば、カメラワークとでも言うのでしょうか。視点がとても自然に移動して、絵が動いていくのです。本当に読みやすいです。
登場人物の顔面アップ比率の多い漫画群とは一線を画します。
絵師様、ありがとうございます。
愛と喜びの讃歌
すごく良かった!火事で顔に火傷を負って自分の周りの環境が変わって心を閉ざしてしまった伯爵様の心を溶かしていく‥。出来たら少しでも良いので2人のイチャイチャ後日談も見たかったです。
温かい物語。
とても温かい物語でした。
すこし反発を感じている男女が、仕方なく一緒に過ごす時間の中でお互いを知り・・・
というようなお話が大好きなので、これもとても楽しく読みました。
おたがいのつらい思い出も、時を超えて癒されるところが一番よかったです。
最後の清々しく綺麗な伯爵様が最高にカッコよくて、これぞハーレクイン!
作者さんんがすきなので
作者さんの今までのものを拝読して、試し読みをしてから購入しました。短めでそれほどやまもおちもなく、ありきたりの黄金パターンですが、妙な意地悪をするひともなく、誰にでも起こりえる日常を丁寧に描かれてリルと思いました。原作本はしりませんが、安心して読める、読み直したくなるコミックでした。ただ原作をよんでいるひとには端折った感じがあるのでものたりないのではと星一つまいなす。