名称未設定さんのレビュー一覧

勢いが強い

勢いがスゴい。とにかく勢いがスゴイ。掴みとなる第１話の繰り返されるタイムリープ、そのテンポが良い。スコブル良い。以降最後まで衰えることなく主人公が一切ブレることなく、突き進む様は心地よく面白い。次巻が楽しみ。

失速しない面白さ

徐々に本来のルートから外れてきた主人公。特に対人関係の組み直しがバタフライ・エフェクトしていると思います。ヲタ的な妄想力に30歳まで培ってきた人生経験で飛び跳ねるような学校生活は、とても愉快で面白く爽快感が迸ります。

読み易いのですが…

とても読みやすく、何の引っ掛かりなく読み進めることが出来ます。ですが、事件らしい事件、出来事らしい出来事が、とても弱く印象に残りづらいです。各キャラクターの掘り下げ、特にヒロインである一宮数実が動くエピソードを序盤に配置していたら良かったのにと思いました。

先生はさ…

相変わらずハーレム属性を発揮しまくる先生ですが…。出てくる女性陣は皆カワイイのですが、表面的な部分が多く内面から滲み出る何かが足らないように思います。特にヒロインである一宮数実は、よく分からないまま動かされているように感じイマイチしっくり来ません。

女性陣は可愛いけど…

サクサク読める第１巻、そして人生一のモテ期を迎える主人公というか読者の分身でもある先生。なのだけど先生と生徒という関係以前に生徒側である女性陣に得体のしれなさを感じて困惑してしまいます。文脈というか伏線というか、そこが弱く感じました。

棘田無双を期待する

棘田無双が始まる予感しかないこの巻、相も変わらず主人公２人の関係はビタ一文進んでおりません。恋愛における理系的思考は安定のグダグダ感を呼び起こします。ですが女性キャラが可愛ければいいかと、キャッキャウフフしていれば良いなと思うようになりました。次巻のための新キャラがどのように絡んでくるかを期待しつつ、主人公２人の関係は実はある意味、完成しているのではないかと思わないではないです。

理系:恋愛=9:1

冷静と情熱、主観と客観とか、そういうのがクルクルと入れ替わる様は前巻と同じノリです。ただこの巻では主人公２人、後輩ちゃん以外の人にスポットが当たり始めており今後の展開を期待させる作りになっています。

理系の人々が織りなす何か

今のところ後輩ちゃんが、ツッコミ役で物語を進行させてます。ですが主人公２人の関係性は一向に進まず、手を変え品を変え理系的思考で愛を確かめあっている有様。読んでいて理屈と感情がふらつく感じがして、得も言われぬ読後感を呼び起こしますが、それが癖になるやも知れません。

ヒロインが皆可愛い

異世界モノで、おじさん・エルフにSEGAが混じると
こんなふうに仕上がるのだなと、とても新鮮な気持ちにさせてくれる作品。面白いよ。