【感想・ネタバレ】ゼロコロナという病のレビュー

あらすじ

「さざ波」で日本が沈む!
虚言全公開

テレ朝「モーニングショー」楽屋裏を初証言
「コロナ、ガンガン煽りましょう」

テレビ・専門家・政府分科会・日本医師会・厚労省、徹底批判

欧米に比べて日本は「さざ波」と発信し続けた元厚労省医系技官と、「過剰自粛」を断罪し続けた元内閣官房参与がコロナ禍の嘘と真実を炙り出す。

◎恐怖を植え付けた「42万人死亡」
西浦博京都大学教授ら“バズらせ系”の専門家たち
◎『ひるおび! 』から「いま緊急事態宣言を出さなければ大変なことになる」とコメント依頼
◎「西浦さんがもうあれだけ煽っちゃったから」 政治家の無責任
◎「インフルエンザと同じような気持ちを人々が持って、そのときが終息」
尾身茂政府分科会会長の非科学的発言
◎「これまでで最大の危機にある」としながらパーティー参加
日本医師会・中川俊男会長の「上から目線」、本音と建前
◎『シン・ゴジラ』の方がちょっと優秀 「国を救う」なんて関係ない官僚たち

こうして「なんか怖い」は作られた

【主な目次】
はじめに 藤井聡 「ゼロコロナという病」とは何か?
第1章 コロナ虚言・妄言・暴言
第2章 コロナ死か、 自粛死か
第3章 上から目線と専門バカ
第4章 『シン・ゴジラ』の世界
第5章 コロナでばれた日本
第6章 死を受け入れられない日本人
あとがき 木村盛世 羅針盤を持たない船

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購入済み

科学的データに裏付けられた真実

最新データに基づいた対談形式の本。グラフが多く示されており、科学的根拠のある説明がされていてわかりやすいです。
コロナは「ただの風邪」でもなく、「怖い、死ぬ、ロックダウンだ!」でもなく、「新しいタイプの風邪で、高齢者と疾患のある人は十分に注意を」という病気だと理解できました。冷静に科学的に分析してある、良い本でした。

#タメになる

1
2021年08月24日

ネタバレ 購入済み

日本人の未来の為に…!

2021年8月読了。

木村氏の前著『COVID-19 新型コロナ、 本当のところどれだけ危険なのか』を読み、いたく感銘を受けた為、本書も直ぐに購入。

わが国の『宿痾』と言っても良い、「空気読め」、「こんな非常事態に不謹慎な…!!」、「何歳であっても生命は生命、(どんな手段を使っても延命させて)絶対死なせてはいけない!」…、
これらのよく聞かれる言説が、この国を、国民を如何に歪めてきたか、本書を読んで本当に身を斬られる程の痛みを伴って痛感させられた。

これは「コロナ禍」だけについて書かれた本ではない。日本人の「死生観」についての覚悟までを問う、大きなテーマについて語り尽くされた画期的な告発本だ。
「そんなの眉唾だ」と思う方々は、騙されたと思って是非とも読んでみていただきたい。

今、世間が毎日毎日騒いでいるコロナという病が私たち国民に突き付けている事、その核心は一体何なのか、
「菅総理が悪い」「政府が悪い」「自治体が悪い」…と、日々悪者探しをして常に『何かを糾弾し続ける(しかし決して自省はしない)メディア』の罪深さ、「ポリティカル・コレクトネス」の意味を履き違えている人々、それらに踊らされている国民、、、
全ての人々に大いなる反省を(自戒を含めて)促したい。

このように心底腑に落ちる感想を持たせてくれたこのお二人には、今年一番の収穫だったと心から感謝したい。
これこそが正に『いま、全国民必読の書』なのだ。
それでも「最近は若年層の重症者が…」等と言う輩が居たら…、「そんなことよりも、遥かに大事な事があるだろう」とハッキリ言いたい。

#アツい #深い #タメになる

0
2021年09月03日

Posted by ブクログ

ごもっとも。メチャ腹落ちしました。が、対談形式を重視したせいか、感情的に話している感が伝わりロジカル感が落ちた気がします。
しかしながら書いてある内容はほぼ100%同意です。
視聴率、部数のために国民の生活や経済が犠牲になっていることを当事者は認識してないんでしょうね。日本得意の責任者不在によって。
自浄作用が働かない国だから、テレビ作る人、観る人が一回りして入れ替わるまで無理だろうね。

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2021年07月23日

Posted by ブクログ

ゼロコロナを目指す無意味さやインフォデミックなどずっと言われているのに、何で浸透しないのか疑問です。踊らされている感がいつもあるのがこのコロナですね。
雰囲気に流されることや同調圧力があること、これを打破する方法論を研究することが急務ですね。読んでいて強く感じました。

1
2021年08月30日

Posted by ブクログ

2021年37冊目。満足度★★★★☆ これだけ書かれていることに賛同できる本も珍しい。しかし、日本人の多くはそうではないだろう。これが私の感覚であり「常識」である。日本社会の抱える本当の病を感じざるを得ない。

1
2021年08月27日

Posted by ブクログ

テレ朝「コロナ、ガンガン煽りましょう」。この帯が今回のコロナ騒動を現している。今回の騒動では色んな問題点があぶり出されたが、厚労省もその一つ。「自粛緩和させて、コロナがちょっとでも広がったら、また、責任取らされてウザいから、とりあえず国民どもには自粛させておきゃいいだろう。まぁでもホントは自粛なんてしなくても大丈夫だから、僕達は自粛なんてしないけどね」、これ本当にそう思ってそう。
分科会に尾身さんでなく、著者のような方が選ばれていたら、日本は全く違った風景が見られたかもしれない。残念だ。

1
2021年08月14日

Posted by ブクログ

新型コロナを「ゼロ」に近づける、いわゆる「ゼロコロナ」を目指す過剰な煽りについて、藤井聡さんと木村盛世さんとの対談形式で語られた一冊。医学面+経済面からコロナ騒動を振り返っており、帯にあるようにテレビ番組の打ち合わせで「コロナ、ガンガン煽りましょう」と言われたことだったり、ワイドショーや、政治家・医師会のコロナ煽り発言が実名を交えて批判される(おおむね納得できる内容だった)。奇しくも4回目の緊急事態宣言中での出版となったが、今後日本はどうなることやら…。

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2021年07月23日

Posted by ブクログ

あり得ないよね、ゼロコロナ。
だけどいろいろ煽ってそれが空気になって、自粛がポリコレになったら、あとは被害者の圧倒的優勢に誰も逆らえない。
医療は、リスク回避と利権。
官僚は責任逃れ。
日本人は、死ぬことを受け入れらなくなった。
誰も冷静にデータを評価できない。評価したら、ポリコレ肥大な力に押し潰される。

面倒臭えなあ。

0
2022年03月29日

Posted by ブクログ

テレビで言われていることの矛盾も出ていて、コロナまん延をいろいろな角度から見るためには、こういった本も大事だと思いました。

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2022年01月05日

Posted by ブクログ

賛同できる主張と、それはちょっと違うんじゃないかという主張もあるかな。
もちろんゼロインフルエンザが無理なように、ゼロコロナもありえないし、そんなものを目指すべきではないことは今になればよく分かる。

ポピュリズムにかられ、みんなで一斉に同じ方向に進む国民性はいい意味でも悪い意味でも日本人的だったなとか、医師会は偉そうな割に何もしてくれなかったなとか、厚労省は相変わらず腐ってるなとか思うところはこの本が斬ってくれて痛快。

ただ、木村盛世さんは持論を述べるときの顔つきが人を小馬鹿にしたような感じでどうにも好きになれないんだよね。だから、テレビで見るより本で読む方が主張がすんなり入ってきて良かったかもしれない。

0
2021年10月22日

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