【感想・ネタバレ】甘神さんちの縁結び（７）のレビュー

内藤マーシー

――巫女×三姉妹×一つ屋根の下の絶対正義ラブコメ!!
京大医学部を目指す高校生の上終 瓜生。児童養護施設育ちの瓜生は「甘神神社」の宮司さんに引き取られ、居候することに。受験勉強ができる環境があれば…と思っていたが、居候の条件は「婿養子として神社を継ぐ」こと!? しかも結婚相手は同居する巫女三姉妹!! 一つ屋根の下、巫女と紡ぐ恋と奇跡の物語、開幕!!

今、明かされる三姉妹と母親の秘密!! 甘神神社の真実を知り、
さらに深まる瓜生と三姉妹の絆と愛情。しかし、突如三姉妹から
別れを告げられ家族は一転して他人に…。医者か神職か、
迫られた2択に瓜生の決断は…!? さらに、瓜生と夕奈が入れ替わり
絶対にバレてはいけない生活が始まる!? 神様のイタズラに
翻弄されながら彼女の本当の願いが少しづつあらわになっていく…!!

[山口透析鉄 · ★★★★★]

不思議な現象が再び

巻頭で、実は三姉妹は血縁関係がないと告白されますが、瓜生君、自分の生まれ育ちから察していたようです。やはりこの辺は頭脳明晰です。
三姉妹も彼の夢を応援するために私たちとは別の道を行くようにしましょうと一旦、お別れの挨拶もしますが、瓜生君、やはり彼女達の影響も受けていたのでしょう。
自分の夢も叶えるし、神社の後継にもなる、と両立を宣言します。
夜重さんが仕事を教える名目で瓜生君に密着してきたりとかもあります。夕奈さんが風邪でダウンしたりも。
学校では演劇作品を上演するんで「とりかへばや物語」を選び、瓜生・夕奈のお2人が主役に選出されますが……実はこのお2人、身体がいつの間にか入れ替わっていたので、それぞれの得意分野を必死で学習したりです。
クラスメイトのみつ子さん、演劇関係は仕切っていて、AO入試で忙しくないようです。
稽古でも演出等を担当しますが、彼女、どうやら最後に、あんた達、入れ替わっているでしょう⁈という爆弾発言で次巻に続いています。
巻末に書店配布の特典イラストも収録されていますが、こういうのはカラーにして欲しいです。
長瀞さんの特装版等々はカラーでしたので。

＃ほのぼの ＃エモい

[ブクログ · ★★★★☆]

やっと次女にもスポットライトが当たり始めたか……。主人公と入れ替わったおかげで姉妹の気持ちにも気づいたわけだし、ここら辺で次女のヒロイン力が上がることを期待して、次巻を読みます！