あらすじ
9歳のときに決められた婚約者から、長い間理不尽な扱いを受けていた下級貴族令嬢のシア。そんなシアが13歳になろうとする頃、二人の少年――レイとケインに出会う。家名は伏せていたけれど、どこか気品がある彼ら。特に、姉が好きだと目を輝かせるレイと話をするときは、シアも悲しい気持ちを忘れることが出来た。「どこかでまた、君と会えたらいいな」「そうですね。きっと思いがけないところで再会するのかも」そんな小さな思い出を支えに過ごしてきたシアだったが、婚約者からの対応は日を追うごとに悪くなり……。そして19歳になったシアは、レイと奇跡のような再会を果たす。その日から、シアの運命は思いもよらない方向に変わっていき――!? シリーズ累計1400万PV超 。装いを新たに登場&シリーズ化決定。アンシェーゼ皇家の恋愛を描く、ヒストリカルロマンスファンタジー1、2巻同時発売！ ※電子版はショートストーリー『ケイン少年の冒険』付。
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海外ドラマにしてほしいシリーズ
1も読んでいたので購入しましたが、1と並ぶ形で物語が展開してゆき、ワクワクしたりそうだった、としみじみ1を思い出したり。
姉上至上主義の皇弟の小さな恋の物語が、様々な視点から描かれていてもうおなかいっぱいの大満足です。
ままならないことも多い世の中で、明るく生きようとする人は美しいなぁとつくづく感じました。
できたら動く彼らを観たいのでどこかのスタジオが作ってくれることを期待します。
とっても魅力的なお話です。買って損なし！
ミドルネームがレイなのね
シアの受けたモラハラは本当に理不尽で、良く耐えたなぁ...。レイはレイで複雑な身の上だし。出逢ったことでお互いの心が癒されて、時間が経って支えになって。
しっかし、2度目の再会まで6年も飛ぶとは思わず。
とにかく2人が気持ちを通わせて同じ方向を向けて良かった。
で、側近ケインの話。お忍びに出るきっかけも分かったし、セルティスのイメージが1巻とだいぶ違うことになったけど、愛あるディスり!?が笑える。
そして侍女シアの話。貴族令嬢に嫌がらせ目的で囲まれた時の返しが、ヴィア至上主義でいいね!
マイラ皇女はずいぶんおませになったのねw
蛇足。ハゲネタ、好きですね〜。1巻にもありましたよね(マンガの方しか読んでないですが)。
シリーズ作品レビュー
