あらすじ
昭和9年、季節が移り変わりはじめた東京。
初風が吹く中で本の蟲干しをしたり、秋冬の布団を仕立て直したり、
次の季節に備えて甲斐甲斐しく働くハナ。
ある日、以前に道端で出会った少年から
お八つ会に招かれたハナは、少年の家にお邪魔することになったのだが…。
新たな交流が育まれる第6巻です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
昭和初期/女中もの。相変わらず当時と現在の差を感じながら読むのが面白い。
大まかに100年ぐらい前の日本が描かれた内容だが、現代との生活コスト配分の差にいつも驚く。
今回一番驚いたのは布団の打ち直しだった。今からすると絶対にしない作業だと思うが、まぁでもそうなるかという感じ。
その他にも、昔は食事を手をかけて作れるほど余裕がある時代だったんだろうな、などとなんとなく思っていたが、実際には作らないとできなかったが正しかったんだろうなと思い直した。電化製品などの発達に感謝するほかない。
個人的には拾円を1日で使い切るとしたらどうするかを考える「拾圓のゆくえ」が楽しかった。
現代換算だと5万円ぐらいだろうか。ちょっといい所のランチに1人5000円の予算で行くと考えると、物の価値は変わっているが、感覚的にはそう変わっていないのかもしれないと思った。
あさりにごめん
いろんな媒体でお料理シーンは目にしてきましたが、食材に誤ったヒロインはハナちゃんだけかも。このマンガに出てくる人もモノも食べ物も、全てが尊い。。出会えたことに感謝です。
Posted by ブクログ
我が家にあった布団針の使い方がようやく分かった。だからあの長さだったのか…。
当たり前だが一日中働いていないと用事が片付かない時代だったのだと改めて感じた。車や電車があるとはいえ、家庭内の仕事はほぼ手作業の恐ろしさよ…。
万太郎君の姉との邂逅は笑った。
弟と属性が近いはなちゃんとも仲良くなれると思うよ。吉田さん。
38話 日本は何度も震災を経験し、何度も立ち上がって来たのだろうと思わされた。
日常が忙しくてもふと見た風景の美しさや、「いつか」が確実にやってくるわけではないからその時々を大事にしなくては という、当たり前じゃない日を知るからこその思いを感じた。