あらすじ
遺産相続専門の探偵・灰江のもとには絶えず依頼が舞い込んでくる。歴史ある鎌倉の実家の相続を巡って兄に不信感を抱いた妹からの依頼や、500万円を貸した恩師が亡くなり、その息子達が相続放棄を匂わせてきて、困り果てたプログラマーからの依頼などなど…。その鋭い嗅覚で、灰江は今日も仲間達とトラブル解決に奔走する!前代未聞の相続ミステリ、第2巻!!
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相続の数だけ、事件がある──。
この世界には、生きている人の数だけ、死が存在する。
死の数だけ、相続が発生する。
そうして、人の欲望が渦巻く相続の数だけ、事件が生まれてしまう。
この物語は、頭脳とクセの強さが比例する主人公、元弁護士の探偵・灰江七生が、これまた個性豊かな仲間たちと共に、相続にまつわる事件を痛快に解き明かしていく、前代未聞の相続ミステリー。
大御所ミステリー作家が残した遺言や、すべての財産をマリーアントワネットに相続するなどの謎を、
コミカルに、時に大真面目に解決していく灰江。
そんな彼は、“ある理由”から弁護士会を追われているようで──?
ひとつひとつの事件だけでなく、灰江自身のストーリーも、また作品の醍醐味。
2025年のテレビドラマ化の前に、まずは原作からお楽しみあれ!
感情タグBEST3
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ありきたりだけど面白い
相続の事案を専門に調べて解決する探偵の物語。
相続に関する法律の知識の勉強にもなる。
一見ダメ探偵風なんだけど、優秀な部下二人の協力を得て問題を解決していくので爽快感がある。
コーヒー豆をローストしたまま、ぼりぼり食べる癖が気になる。
Posted by ブクログ
あ、これドラマ化していないのか。相続に関するルールがベースになっているけど、やっぱり探偵だからミステリー要素多めだ。でも、読みやすいな。
金
亡くなった方の遺志、遺産を守らんとタダ働き同然で活躍の探偵、ハイエ先生の物語。無料に惹かれ読んでみると意外と面白かった。次回は悪名高き後妻業が相手。