あらすじ
生命の源は、おいしい食事とまっすぐな食欲! 「食堂つばめ」が紡ぎ出す料理は一体どんな味!? 謎の女性ノエに導かれ、あるはずのない食堂車で、とびきり美味しい玉子サンドを食べるという奇妙な臨死体験をした柳井秀晴。自らの食い意地のおかげで命拾いした彼だったが、またあの玉子サンドを食べたい一心で、生と死の境目にある「街」に迷い込む。そして、料理上手だがどこかいわくありげなノエに食堂を開くことを提案して――。大人気「ぶたぶた」シリーズの著者が贈る、書き下ろし新シリーズ第一弾!
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Posted by ブクログ
読み終わりました!
私も。。ノエさんの玉子サンド食べてみたいな・・・・・
美味しいものが好き
未知の味もつい気になって、食べたくなってしまう
同じような感覚で共感しました(笑)
行ったり来たりということが出来るの
すごいなと思いました!
私も行ったり来たりできるのなら
食堂へ毎日でも通っちゃいそう。。
そのぐらい美味しそうな食べ物が
いっぱい出てきました////
お餅もおいしそうでした!
あと生姜の飲み物に黒胡椒。。
試してみたくなりました(〃^^〃)おいしそう
他にも色々試してみたいのが・・・・・。
私も食べる事が好きなので食べ物のことばかり・・・
すみません!
物語。。良かったです!
あの世とこの世の境目のちょっと不思議なお話で
話の後半はビックリするようなことが・・・・・
はっとさせられるような言葉もあったり
気づかされることも・・・
死ぬ気で生きるとか
どんなに大変なことが起こっても
食べたほうがいいんだな・・・と悟ったり
りょうさんとの出会いは印象的だったな。。
ノエさんもりょうさんも好き。。秀晴も
ほのぼのしている世界観・・・・・
食堂が色々と変化するシーン。。
どういう仕組みなんだろうと気になりました!
もし映像か絵で現したら、ぜひ見てみたい!なんて。。
食べ物もきっと美味しそうに描いているだろうな
どんなに思い出そうとしても、思い出せない。。
思い出すら忘れてしまう
もし、そうなったらイヤだなって思いました
読んでいて切なかった・・・・・(ノω・、)
切ないけど・・・
忘れていた何かをふっと思い出させてくれるような
上手くいえないけど。。
大切な何かを気づかせてくれるような本ですね!
次の巻も読みますよ!
Posted by ブクログ
食べ物の話が読みたくて買ったのですが、謎の答えが知りたくてどんどん読んでしまった。
読み進むにつれて、霧が晴れるように『あれ、もしかして?』と、先を予想してみるのが楽しい。
切なくも温まる物語でした。
やはり、食べることは生きること?
食べ物にまつわる思い出、家族の話・・・でした。
Posted by ブクログ
矢崎存美さんの小説はぶたぶたさんシリーズのイメージが強くて、他のシリーズに馴染めるだろうか?とドキドキしながら読んだ。
でも読み終わった今は、食堂つばめの続きも早く読みたくなっている。
ぶたぶたさんとは違う方法で寄り添ってくれる。そんな作品だと思う。
体調が悪い時、何も食べられなくなることもある。
ものすごく落ち込んだ時、何かを食べることさえしたくなくなる。
緊張している時、食事どころじゃないよなんて気分になる。
ご飯が美味しく食べられるというのは、心と体が元気な証なのかもしれない。
だから大切な人が美味しそうにご飯を食べているとほっとする。
「食べ過ぎ」とか「塩分取り過ぎだよ」とか文句を言いながらも。
もし暗い顔をして俯いていたら、美味しいものを食べに行こうと誘うだろう。
大好きなご飯を何としても用意するだろう。
ご飯がその人の元気になると信じて。
『食堂つばめ』はそんな想いが溢れている小説。
目の前を通り過ぎていく今にも死んでしまいそうな人に美味しいご飯を食べましょうと誘う食堂。
あなたの思い出の味を再現します。
だから元気を出して、と。
死の一歩手前まで来たら、そりゃご飯どころじゃない。きっと。
でも、そんな時だって自分に何か食べさせようと一生懸命になってくれる人がいたら、それだけで救われるだろうと思う。
どんな時だってその優しさを受け取れる状態でいたい。
用意してくれたご飯を美味しいと感じられる状態でいたい。
そう思った。
Posted by ブクログ
全て購入しているぶたぶたシリーズの作者のやつだったので、つい購入。昔は(失礼な言い方だが)ぶたぶたシリーズを読んでいても文章がそれほど上手くない、と感じていたのだが、今は非常に読みやすく分かりやすい文章なので、ぶたぶた以外でも面白いのでは、と思って。
面白かったです。うん。
自分が今一番食べたいものが出てきて、それが臨死状態からの復活のきっかけになる、ってのも面白いネタだと思った。
まあ、正直言えば、よくあるネタの詰め合わせかな、と思う部分もなくはない。臨死状態から蘇らせる、実はキーパーソンが肉親でした、そのことを相手は忘れてます、などなど。
でもこの本の本質はそこにはないからねぇ。この本の本質は、「誰もが懐かしい思い出の味、もう一度味わいたい味があって、それが生きる気力を呼び戻させる」というところだから。
ぶたぶたシリーズといい、著者は「食べ物にはそういう力がある」と信じているところが見受けられる。それは僕も同意する。美味しいものを食べるのはもちろん楽しいし嬉しいのだが、それ以上に「自分のために作ってくれた何かを食べる」というのは、本当に素晴らしいことなんじゃないかな、と思う。家族の間だとそれが当たり前になりすぎているきらいはあるが、そうじゃないんじゃないか、と思わさせられた。
そういう意味で、主人公たる秀晴の「誰かが作ってくれたものが好き」というのは、「そうだよなぁ、誰かが作ってくれるっていいよね」と言いたくなるよね。特にそれが、一生懸命に作ってくれたものであれば、たとえ不味いものであったとしても、ね。
そんなことを考えさせてくれる一冊でした。
ただねー、コレを読んでいくと、りょうさんの存在価値ってなんだろう、って思わざるを得ないんだよね。何となくキーパーソンっぽいんだけど、でも実際のところはノエの夫であり、秀晴の祖父でした、ってこと以外に、存在価値があまりないようにも思えてしまうんだよなぁ。いなくてもいいんじゃね?って。
シリーズ化されるようだし、著者のブログには続編を書いている、って書かれてたので、今後りょうさんの重要度がどれくらい高まってくるのか、期待して見ていきたい。
さて、僕の「死ぬ間際に食べたい味」ってなんやろね?基本は美味いざる蕎麦なんだけどなぁ。
Posted by ブクログ
不思議な世界。でも、確かに美味しいものは生きる理由になるかもしれないな。大好きな味があるって幸せなことだ。思い出の味。思い出ごと大事にしよう。
Posted by ブクログ
自分には、半年前に倒れて未だ目覚めない友人がいます
どうしても心に引っかかります
この本は、「かーるくすぐ読めるよ♪」と、MZTさんとISMさんに勧められたのでした
ちょうど、名古屋に行く用事があったので新幹線内で読もう的なノリで
内容もそう確かめずに
読み終えてみるとストンと落ち着いて家族的な安心感が得られてよかったのですが
途中は、いろんな人のことを思いだして夜中に目覚めたり
こんな理由で「ツナグ」も読めない本のうちなんだな
Posted by ブクログ
あの世とこの世の狭間に来てしまった主人公の秀晴(゜゜;)だが、食い意地が張ってたおかげで、見事この世に復活!やっぱり食いしん坊は生きていく上で重要なポイントだよなぁ…(*´-`)と心の中でつぶやいてみる(^^;)ゞ秀晴じゃなくても度々行きたくなる「食堂つばめ」思い出の味はどれも美味しそう(^q^)そして最後は「食堂つばめ」を営むノエの思い出の味がっ‼これだけでも充分楽しめるけれど、続きが気になるわ~(--;)