あらすじ
驚異の蜘蛛と冗舌な傭兵が手を組めば、大爆笑の騒動が巻き起こる! スパイディ&デップーこそが真の“ダイナミック・デュオ”だ!
……とはいえ、スパイディは別に“新しい友人”を求めていたわけじゃない。一方のデッドプールは“ブロマンス”を求めている。こんな状況でチームアップ誌ができるのだろうか……。
しかし、そんな心配をよそに今回も超豪華なゲストが大活躍する。もう一人のスパイダーマン(マイルズ・モラレス)や、傭兵集団マークす・フォー・マネーらも加わり、究極のチームアップが展開される!
さらに、ブラインドデートに出かけたスパイダーマンとデッドプールは、ソー(ジェーン・フォスター)と出会うのだが、どちらが彼女の心を射止めたのか……
続きが気になる読者諸氏は今すぐ本書を読もう! 『スパイダーマン/デッドプール:プロローグ』に続く第2弾にして、「スパイダーマン/デッドプール」創刊号!
●収録作品●
“SPIDER-MAN/DEADPOOL” #1-5 (2016), #8 (2016)
©2021 MARVEL
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
一冊まとめてラブロマンスの薫り。
絵も巧く話も面白い。
衝撃的でアホな導入には心掴まれる。
なんだかエッチだがデッドプールがアホなだけだった。
特に辺獄でのやり取りは爽快感と感動がある。パーカーがスパイディに変身する、その姿をみたデッドプールの「おいマジか。まさに理想的な守護者だな」。彼は彼が同一人物だということを知らないことが私を興奮させた。
ヒキもまさにロマンス。
「お前は俺の憧れだが、ナイーブすぎるんだよ。 まあそこがお前らしくていいんだが、その純真さを汚したくなかった」「ウェイド。本当に信じるよ。」
その純真さを汚したくなかったは最高の告白だなと思った。それはもう愛。愛だよ。
でも愛し方をよくわかってないんだな。
Posted by ブクログ
スパイダーマンとデッドプールのチームアップ作品。以前発売された共演した作品のまとめとは違い、このタイトルで連載されていたということもあり、非常に丁寧に作られている印象を受ける。軽妙なノリで応酬する二人の掛け合いが面白いのは変わらないが、お互いに対する心理描写がとくにじっくり描かれている面白さが追加されているのだ。
デッドプールの受けている依頼が、スパイダーマンにとって大問題であることが事態をややこしくしており、そのややこしさがデッドプールの一筋縄ではいかない心理とうまくマッチしているため、この巻の展開すべてが非常に面白かった。
その依頼がこの巻の最後で終わってしまうので、ここから先の展開は別の魅力を必要とするのでどのようになるのかはわからないが、きっと面白い展開になるに違いない。期待して待っていることにする。