【感想・ネタバレ】1 on 1 ミーティング―――「対話の質」が組織の強さを決めるのレビュー

あらすじ

ロングセラー『ヤフーの1 on 1』の著者が放つ第2弾!

『ヤフーの1 on 1』(2017年3月発売、累計6万部突破)出版後、1 on 1は組織を活性化させる手法の一つとして大きな話題となり、テレビドラマの1シーンに取り上げられるほどになった。

本間氏はヤフーでの経験や社外での講演、他の企業の人事担当者との交流などで得た知見をもとに、1on1の本質に戻る必要性を感じている。そもそもの目的は何だったのか、「いい1on1選手権になっていないだおるかに手ごたえを感じている。をもとに、1 on 1の本質を解説。傾聴やリコグニションといった1 on 1の基本的なスキルが学べるほか、1 on 1の紙上デモとその実況解説などで多角的に解説している。

また、中村和彦・南山大学教授、渡辺三枝子・筑波大学名誉教授、松尾睦・北海道大学大学院教授といった識者との対談でアカデミアの見方が学べるとともに、パソニックなどの企業での1 on 1導入事例も紹介している。1on1の効果や意義がわかるとともに、読者が自社で導入する際のヒントにもなるだろう。

『ヤフーの1on1』と合わせて読むことで、基礎を学べ、実践に活かせる。

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Posted by ブクログ

良書、学びが広がり深まった


74p 1on1支援システム

1on1制度が定着していない組織では企業文化が真逆な考え方に立つ手法である可能性があるため、慎重に段階的に導入を進めるべき
┗人事部でトライアル(2ヶ月)→少数店舗、事業部でトライアル(半年)、全社トライアル(半年)→正式導入










・1度の1on1で部下の成長を期待することは誤り
1on1の質を高めることを目的にするがあまり、上司の対話技術を披露する場になる危険
誰のための1on1なのかを再確認

・1on1の効果が染み出してくるのは、1on1の時間ではなく、業務に触れながらふとしたきっかけで内省が回る瞬間や、業務から離れて1人になった瞬間 


・部下が起こそうとしてる行動に対して、以下に上司が共犯関係を作れているか

・1on1で話すことのメリット
┗タスクとリレーションを同時に扱えること、リレーションだけではダメ
→まずはリレーションに時間をかけるのはあり
タスクの話をできるリレーションをつくることは大事
傾聴はリレーションにおいて良いインパクトを与える

・関係の質が仲良しチームではなく、心理対安全性の高い関係にするには?
何を言っても大丈夫な関係、相互にフィードバックできるなど

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2024年09月24日

Posted by ブクログ

応用編のように見えて、たくさんのスクリプト(台本)があり、1on1を導入したい人にとっても読みやすいデザインになっている。

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2022年12月07日

Posted by ブクログ

1on1の研修を受けつつ、本書を拝読しました。
研修で「1on1はスキルだから上達することができる」と伺い、テクニックを得ようと文字を追いました。

特に「1on1のスクリプト(台本)と解説」のところでは、発言の背景や意図が細かく解説されているため非常に参考になりました。また後半の対談の「カウンセリングと1on1」はとても示唆に富んでいて1on1の真髄に触れられた感じがしました。

研修でも伺った「言葉の解像度を上げる」という話があり、「頑張ってね」よりも「頑張ってるね」で受け手のパフォーマンスが大きく変わるという話が好きです。
自分の経験としても、体調を崩していたときに「よくなってよかったね」と「よくなってよかった」では後者の方が発言者のアイメッセージが入っていて、言われた側も嬉しく思ったことがあります。

1on1を実践しつつ、迷ったらまた本書に立ち返って発見し、また実践に活かしたい一冊です。

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2022年01月01日

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1ON1の重要性、必要性がしっかりと書かれていた。部下の立場で上司にやってもらいたい気持ちがあるものの、上司のマインドセットができていないため本のように上手くはいかないと思うと残念でならない。
自分がマネージャーになったら部下との話し方スキルを実践してみたいと思う。

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2021年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔、この第一弾を途中で断念した。なんか、タイトルに偏見があって、本気で読む気になってなかった。

が、この度、必要にも駆られ、読み始めたら、タイトルに騙されたらあかんな、と思いました。
大変参考になる。
実践的でありながらも、教育理論的でもある。
小手先だけじゃない。

なんと、舐めてましたごめんなさい。
何度も読み返すべきなんだろうな。
だって全然、実践できなそうだもん。

コミュニケーションとダイアログの違い、


なお、私はやっぱり仏教徒で、八百万の神の文化圏で、キリスト教の考えは、しっくりこない、と、思いました。



1on1の目的
1️⃣部下との信頼関係を構築する
2️⃣部下の経験学習を促進する
3️⃣ホウレンソウの機会とする
4️⃣フィードバックとそこからの学びを得る
5️⃣部下のモチベーションを高める
6️⃣意思決定に必要な組織の情報を得る

「的確な意思決定には、社員の能力以上に、情報量の方が効く」

直近の成果のねぎらい→「今日は何から話します?」(✖️話したいテーマはありますか?★特にありません、といえる。)→今佐藤さんの頭に占めている事柄を三つくらいあげてみませんか?→「私も気になっています。他にはどうでしょう」→前回言っていてできていないことについて「なんでできなかったの?」ではなく、「そうか、できませんでしたか。」で、本人に次を繋げさせる→小さな案件でもいいですよ→思い、に焦点を当てて話す。状況把握でなく。「課題に感じたきっかけは?」「どんなふうに解決しようと思っているんですか?」「私で手伝えることありますか?」→他に話しておきたいことありますか?→今日この話が聞けてよかったです。

シュレッダー
大手建設会社の新入社員がシュレッダーで書類を裁断する仕事を渡される。会社を辞めることも頭をよぎるが、この仕事にはどういう意味があるのか考える。外部に流出しては困る重要書類である→シュレッダーする前に目を通す。

作業に意味づけをしてそれが経営理念とどう繋がるか、自分の将来にどう繋がるかかわがえる。自分の仕事の質も変わっていく。

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2024年06月15日

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1on1の考え方=目の前の部下に関心を持ち、対話によってそのやる気を引き出し、成長を促し、ひいては仕事の質を上げて成果につなげていこう

働き方や価値観が多様化していく中で、上司と部下の関係構築についても、従来とは違った考え方で取り組んでいく必要がある。まずは自分にできるところから1on1に取り組んでみたい。

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

具体的な企業の導入例や会話の進め方の例が記載されているのが良かった。
この文章量は少し冗長には思ったが。

コーチングとも深い関係性があり、こちらも経験して学んでいかなければ。

関係性を築く前だったり、必要性を感じてない相手だった場合の説明等考えないと。

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2022年02月23日

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「ちゃんとした1on1をやると、業務時間のすべてが研修になる」

続編。これが正解だと定義付けずに、色んな意見を聞きながらアップデートしていくものだと強く感じさせる。この本の試行錯誤自体が学習のプロセスとして参考になる。
その上で、頻度が大事だと明言しているところが強く印象に残った。

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2022年02月20日

Posted by ブクログ

実は 1on1 についてはまとまった情報をインプットしたことがなかったのでまずこの本を手にとってみた。

1章付近まで読んだ段階の印象はこれはコーチングそのものなのかな、というものだったのだけれど、最後まで読んで、コーチングの要素は多いけれどそのものではなさそうだな、というところに落ち着いた。

とまず、自分のチームでも 1on1 をやってみる出発点に立てたんじゃないかと思う。

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2021年05月23日

Posted by ブクログ

1on1ミーティングとは?を知ろうと、本書を手に取る。第4章の1on1の台本で、少しはイメージをつかめたか。

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2020年12月13日

Posted by ブクログ

ヤフーの1on1とセットで購入して読んだので、感想も同じです。

会社で1on1を始めるための学びのために読んだ。かなり理解が深まったと感じる一方で、読んだからといって1on1がうまくできるような気は全然して来ない。

この本を読んだ上で、実際に1on1をやってみて、さらにもう一度大事なポイントを読み直すような形が必要だと思う。

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2024年08月30日

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前作の「ヤフーの1on1」と比べて、より1on1そのものにフォーカスした内容でした。
前作から同様、上司からの問いかけで部下の思考を狭めてはいけないなどの原則が大事であることを再認識できました。1on1を行っているデモのスクリプトとその解説もあるので、イメージしやすくわかりやすかったです。
また、上野山さんの理論に捉われない、現場で得た持論も納得でき興味深かったです。

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2023年04月22日

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Yahooの1on1の続編的な立ち位置の本。
1on1がテクニックの話に終始してしまっていることへの懸念。
本来の目的に立ち返りながら、1on1とはなにか、なぜ1on1なのか?を説明している本。
各社の事例が厚めに書いてあり、また、良い1on1、良くない1on1の例から対比で良い点、悪い点を説明しているので理解が進みやすい。

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2022年12月25日

Posted by ブクログ

前作よりも普遍化された1on1の目的、効果、取組について。

・目的
1部下との信頼関係の構築
2部下の経験学習の促進
3ホウレンソウの機会
4フィードバックと学びの機会
5部下のモチベーションの向上
6意思決定に必要な判断材料を得る(現場の声)

・言葉の理解の解像度を上げる

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2021年11月07日

Posted by ブクログ

たまたま会社で著者の公演を(Zoom Webinar だけど)聞く機会があったので、最近の著作も一冊読んでみた。世間もすなる 1on1 といふものを、われもしてみんとてするなりなのだが、なかなかうまくいかずに困っているところで、何かヒントになることがあればという思いもあったのだが、あまりピンとくるようなこともなし。

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2021年09月04日

Posted by ブクログ

部下を持ち始めた方、対面でのコミュニケーションが減っている今だからこそ1on1をやるべきだと思います。参考になりました。私は早速実施しています。

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2021年08月13日

Posted by ブクログ

これから社員数をどんどん拡大していく中で、回数を減らすかどうしようかと考えていた。
下記の文章を読み、人数が増えるので一回の時間は減らし、回数は減らさず週一でやろうと決意した。

「適切な1on1の頻度について、よく質問を受ける。これに対する答えは、「10分でもいいから必ず週1回はやってほしい」というものである。半年に1回たっぷり時間を取るよりも、月に1回1時間、それよりも週に1回15分と、短くてもいいから頻度を上げる方がよい。上司と部下との信頼関係を築くには、それなりの回数が必要だからだ。」

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2021年06月02日

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