感情タグBEST3
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出会い
トヒコにもコウさんにも暗い過去があり、そんな二人が出会い、お互いを求め合い、最初は半信半疑でコウさんに接していたトヒコも心を開ける様になって、とても可愛くなった。コウさんもトヒコと接する事で人間らしさが取り戻せて良かった。二人の心境の変化がとても良く表現されていて、最後は鳴けないトヒコが鳴ける様になって幸せなシーンが沢山見れて良かった。
ちょっと切ない
証券会社勤務のサラリーマン×ホームレス状態の少年
主人公はタイトルになってるトヒコ。ある理由から上京してきたのに東京でも居場所がなく、残金も尽きそうなときにリーマンに拾われます。非常に親切な男ですが親切すぎて違和感ありまくりで怪しい。自分がどうなっても良いと思っているトヒコは流されてついて行ってしまいます。しかし予想に反して甲斐甲斐しくお世話してくれるリーマン。何かお返しをしないとと思ったトヒコはリーマンのパンツから取り出し…
そしてめくるめくエロがラストまで繰り広げられます。
家事しながらリーマンの帰宅を待つという新婚さんのような生活も続きます。
後半はリーマンの回想なのですが、思ったよりやばい奴でした。
ネグレクトされて情緒が育たなかった男と、好きな男に体を使われてトラウマになったトヒコ。お互いの存在によって癒されて幸せになるお話でした。
トヒコが主人公だけど、実はリーマンが話のメインな気がします。
変態と笑いの共演
作家買いしている先生。
喘げないトヒコが愛の枯れ果てた男によって鳴けるようになる。愛が枯渇した男はトヒコによって心が潤されていく。
またキャラの名前が個性的です。
お風呂での洗浄、スキンのローション玩具、座位でお漏らし、ナカイキで痙攣、ローションお漏らし等…はぁ、いつもよりバリエがありました。
先生の作品を読むと閃きをもらえる。笑いもじわじわあって、僕の生きる参考書です。
2人に幸あれ
お互いがお互いの欠落していた部分を補ってくれる唯一無二の存在で、どこか歪んでいた2人が出会うべくして出会って、幸せになれて本当によかったと読了後しみじみ思いました。コウさんの裏の一面は恐ろしさを感じたけど、そんなコウさんがトヒコに出会ってマトモになれたことがなんだか嬉しかった。トヒコはもうなんかめっちゃ可愛くて、そりゃコウさんに溺愛されて可愛がられるよなって感じです。
可愛いトヒコ。
コウが本当にヤバい奴なら危なかったけれど幸せになれて良かった。
コウは闇の時間が長かったぶん、感情を取り戻して激甘に甘えてほしい。
こえー
最初から最後までとにかくコウが怖かった…
背景は分かったんだけどあの笑顔が怖い…
いやでもコウがトヒコを救ってくれたのか
トヒコに優しくして幸せにしてくれればそれでよい
コウ自身もトヒコに救われたもんね
しかしシリアスとギャグが絶妙に合わさってる
独特な世界観でしたー!
エチは結構濃厚です
エロくて健気で切なくて愛おしい
二人がそれぞれ抱えている心の問題が少しずつほどけて、お互いを必要としていくのが読んでいて安心した。
無条件に優しくしてくれるサラリーマンの、得体の知れない不気味さ。絶対何か怖いこと企んでるやべぇ奴(目がヤバそうだったし)にしか見えなかった。まぁ実際最初はただのヤバい人だったけど。
あぁ、この人も自分の闇で足掻いてただけなんだなーって思うと、トヒコ主体で描かれていた中の、コウさんの「いい人」「天真爛漫」なところが痛々しくもあった。
最終的にトヒコはちゃんと鳴けてコウさんはちゃんと泣けて、なんというハッピーエンドか。
道具がたくさん出て来てそこはちょっと苦手なのですが、トヒコ可愛いから見ていられた。
読んで良かったです。
良かった!
好き嫌い分かれそうだけど、碗作品好きな人は読んでみるべき。私はすごく好きなストーリーでした。いままでの作品よりシリアス寄り。でもちゃんとちょいちょい笑わせてくれる。それぞれの闇も読んでて納得できた。偶然が重なって、相乗効果で再生されていくふたりのお話で、すごく重いはずなのに、さわやかな気持ちで読み終えられました。トヒコとコウがちゃんとお互いを理解しあったりできてなくて、しっかり噛み合わずに終わってるところも、なんだかいいな、と思ってしまいました。トヒコが天然すぎなのか?
匿名
こりゃあいけませんな!フハ
くせ強&暗い過去持ち同士のすれ違いの物語。攻めくんの方が初めから目がガンギマリで怖いなって思ってたんですけど、そこらへんの謎も後半ちゃんと解決されてよかったです。画力すごい。あととにかくエチィ!!!びっくりしちゃったッス
闇が深い
イロイロな感情をここまで深く掘り下げられるものなのか。過去があって現在がある、それは変えられない。今をどう生きていくか、それが何よりも大切な事。共依存でもいい、本人たちが幸せなのだから。
そんな事を考えてしまう闇の深い作品。
暗いトンネルを抜けた先を見つけた2人のお話。
どちらも心に闇を抱えるコウとトヒコ。味付けにのど飴入れてごはんつぶつけてるコウもダサくて良いし、真っ黒だったトヒコの目に光が灯っていくのが良い。
何より「鳴けないトヒコ」っていう題名が好き。
トヒコの方が闇を抱えてるのかなって思ったら途中からガラッとコウサイドになって闇深いのはコウだったの萌えた。
良かった
受けが可愛くて可愛くて仕方なかった。独特のユーモアセンスも好きでした。鳴けない感じの控えめ具合が素敵だし。
しかし鳴くためのトレーニングがこんなに濃いとは…。
受けも攻めも泣けて鳴けて良かった。幸せな2人をまだまだ見てみたい。
怖かったけど
最初、あまりにもコウさん側の感情がないから、この人なんでここまでトヒコに親切なんだ?怖いよーと思っていたら、ちゃんとコウさん側の事情?がありました。ドキドキして面白かったです。
シリアス寄り
碗さんの作品はぶっ飛び系よりシリアス要素有りのお話が好きなので、これは好みに合いそうだ!と思って読みました。
機能不全家族の中で育ち感情が枯れている(担当者さん談)攻・コウさん×高校生時代に同級生から性的に嫌な目に遭わされてえっち中に喘げなくなってしまった受・トヒコくん。二人がお互いに癒し合う物語でした。出会いは唐突でコウさんの身勝手な思い付きが始まりでしたが、この二人の間では痛々しいことは何もなく、二人が徐々に心を通い合わせて、ゆっくり穏やかな幸せにたどり着く過程がちょっとジーンときました。誰かにとっては可笑しな奴でも、他の誰かにとっては特別な人なのですね。とってもラブラブハッピーエンドだったので良かったです。ヒーリングが中心だったので、個人的にはちょっと恋愛的なきゅんポイントは少なめでした。
あと、トヒコくんの昔の想い人を含めた最低な同級生が、それ相応の報いを受けていたら良いなと思いました笑。でも、想い人である彼は根っからの嫌な奴でもなさそうなので、実はトヒコのことが好きだったんだろうと思って溜飲を下げときます。だってそうじゃなきゃいくら何でも抱けないし抱かないよね。
想像以上に素敵なお話だった
椀島子先生の独特な世界は、個人的になんかこうハマるようなハマらないような微妙なところにあって、今回は前知識なく読んだので、少し不穏なお話なのかと思っていたら、想像よりはるかにハッピーエンドで驚きました。
変態チックな流れでエッチが始まるけど、そこはかとなく薄暗いバックグラウンドがトヒコにもコウにもあるんだろうなあと思わせる展開で、途中ヒヤヒヤしましたが、ラストはめちゃハッピーなふたりで良かった!お互いの足りないところを補い合うような、出会うべくして出会ったふたりでした!
Posted by ブクログ
陰キャ同士のカップリング。もっと云うと、クズなオラオラ系攻めに内気でネクラな受け。/人間上手くいかなくなると苛立つか、内向的になるのをこの一冊で味わえる。/根本的な所は完全に解決はしていないが、現実的に考えても、こんなもんかってなる。/攻めの人間性に苛立つ人が出てくるだろうが、病んでこうなる人も実際いる訣で、苦手な人は読まない方がベストではある。/濡れ場が比較的に多い。が、攻めの人間性を見たら、この濡れ場をどのように見ていいのか、戸惑う。
2人の孤独感に心惹かれました
絵柄が好みじゃないのが残念…。
絵柄の表現?が怖いとこが…
孤独な2人が寄り添ってるのがとても可愛らしい。
2人の共依存に近い幸せが永遠に続いて欲しいなと思います!!