あらすじ
「もう逃がしませんよ」美しい容貌の真司に手錠で繋がれ、閉じ込められた綾芽。夜ごと荒々しく腰を叩きつけられ、絶え間ない快感に、なすすべもなく全身を震わせる。自由を奪っておきながら「どうか私を拒絶しないでください」懇願にも似た悲しげなつぶやき。なぜ私の心をかき乱すの――?酷いことをされてもなお、彼の本心を知りたい……。獰猛な男に奪われ尽くす監禁愛!
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テンション上がりっぱなしで読了
ハードだけど、諸々ぜんぶ好きでした。出会ってすぐの優しいヒーローは100点満点でかっこよくて理想です。だけど終始優しかったら退屈なストーリーだろうから、中盤は少々心がヒリヒリしましたが甘いハッピーエンドが待ってるはず!と思って一気に読み進めました。
作者さまの心情描写はいつも深みがあって、共感したり、色々気付かされることが多いです。終盤でリスクを負って自分で歩こうとするヒロイン、素敵でした。
ヒーローの丁寧語の破壊力、すごいです。地位があって策士でSで眼鏡で美しくて長身って、もう心臓もたないです。なのに手料理の反応は反則!終始ときめきながら読ませていただきました。
ヤバい束縛
作者さまは、ギリギリギリギリセーフを狙ったと言っていましたが、結末が良かったからセーフに分類しただけでアウトですよねぇ。
ここまで暴走してしまう真司は、辞めたくても辞められない苦しみがわかってもらえて、受け止めてもらって良かったです。
結局のところ、ドロドロにして受け入れさせる作戦成功なのではないでしょうか?
匿名
ギリギリアウト?
拉致監禁。いや、これどうなの?
ヤバい。だけどヒーロー心の底に悲しみ抱えてるし、最低な親を持つヒロインはむしろ監禁されてる方がよい?だけどさすが作者様。きちんと組み立てられたお話。
よかったです!!
ギリギリアウトだと思います(笑
ストックホルム症候群と似て非なるもの。
頼れるのは自分を囚えた男だけ。
限界まで快楽を与えられ情欲の虜になるよう“躾”られたヒロインにとって悲劇とならなかったのは、僅かでも初めから好意があったから。
毒親の存在も二人にとって良いスパイスだったのかな。
間違いなく犯罪なんだけど、嫌悪感を抱かせないスレスレのライン設定に上手さを感じた。
危ない
いやこれ、犯罪ですね!監禁モノはいくつか読みましたが、一番犯罪臭がしました。表紙の美しいヒーローの肩に入れ墨が見えてるから、余計に危険な雰囲気がしました。この表紙、本当に素晴らしいですね。
ただ、真司さんがなんでこんなに綾芽に惚れたのかは、説明ありましたが少し腑に落ちなかったかも…見たがどストライクだったんでしょうかね?あと、ヒーローの口調が丁寧なのが良かったです。
毒親がすごい
闇属性な社長さんによる拉致監禁ものです。中盤までエロ多めでその点は満足です。
ヒロインの毒親が最初から最後まですごい。一貫して毒のまま。社長の外面なら割と簡単にどうにかできるのでは?と思いましたが、最後まで和解しなかったのでモヤモヤします。
好みはわかれそう
執着好きな方にはたまらないと思います。
本来の自分が出さずに過ごしてきたふたりに共感する人も多いはず。
その中には、自分で知らず築いた壁もあって。
一歩一歩行動に移すヒロインは素敵でした。