【感想・ネタバレ】桃源暗鬼 30のレビュー

あらすじ

製薬会社に連れてこられてしまった四季と氷鷹零。二人は「鬼神の子」というだけで、危険な実験を強いられてしまう。悲惨な実験の先にある“死”を受け入れる零と、仲間が必ず助けに来ると信じる四季。するとそこへ屏風ヶ浦が現れ、二人を救い出す。四季と屏風ヶ浦は製薬会社から脱出する最中、先代の炎神を知るという男と遭遇し、その男から「古文書」の存在を伝えられる。一方で、オークション会場に捕らわれてしまったロクロと水鶏だったが、四季と屏風ヶ浦に助けられる。その後、ロクロと水鶏と共に逃げる屏風ヶ浦の前に桃院黒馬・白馬の脅威が立ちはだかり!?

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おとぎ話が裏返る、現代異能バトル開幕!!

本作のテーマは、誰もが知る童話『桃太郎』。
だが、その物語は絵本の中で終わってはいなかった。
桃太郎と鬼の末裔による戦いは、密かに現代まで続いていたのである。
主人公・一ノ瀬四季は、育ての親・剛志の死をきっかけに、自らが鬼の血を引く者であると知る。
そして、桃太郎たちに復讐すべく、その因縁の戦いへと身を投じていく。

本作最大の魅力は、異能バトルアクション。
鬼の末裔たちは「血」を用い、それぞれ異なる特性を発現させて戦う。
対する桃太郎たちは、「細菌」を操るという斬新な能力を武器に立ちはだかる。
“血”と“細菌”という独自の概念がぶつかり合う戦闘描写は、読む者を惹きつけてやまない。

そして、物語が進むにつれ、誰が本当に“悪”なのかという問いが浮かび上がってくる。
桃太郎は正義の象徴か、それとも——?

おとぎ話の“その後”を描いた、ダークかつ熱い現代バトル譚。
ぜひその目で、真実を見届けていただきたい。

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