あらすじ
『惡の華』『ハピネス』に続く、押見修造 待望の最新作!!
オレ、ボク、ワタシ、アタシ。
キミにゆさぶられる
アオイセイシュン。
三谷への淡い恋心、慧と感じた新たな快感。止まっていた3年間が少しずつ狂い始める。
君の“ただいま”に魅せられる、新たな性のカタチ。
この作品をどう受け取ればよいのか。性、性欲、性別、セルフイメージ、少女。これらの言葉が頭の中をぐるぐるした。
冴えない亀川洋平と眉目秀麗な室田慧、そして三谷結衣は幼稚園の頃から一緒だった。しかし小6の夏、洋平は校舎の陰で慧と結衣がキスする姿を目撃してしまう。それからというもの、洋平は結衣が近づくだけで鼻血を出し、慧を拒絶した。二学期明け、慧は引っ越し、2人の前から忽然と姿を消した、はずだった。高校で髪を長く伸ばし、女子制服を身にまとう姿で出会うまでは……。
「僕は男を降りただけで女になりたいわけじゃないから」
慧は同級生の女の子たちにそう言い放つ。慧が女性らしい見た目になったのは、社会に蔓延する男らしさが合わなかったからであり、決して女性になりたかったわけではない。それでも、同級生の男子は加害したくなるかわいい女みたいな男として、女の子は加害性を感じない女の子みたいな男として、慧を見なす。慧は、洋平だけではなく読者の性に対する先入観や固定観念までも振り回そうとしてくる。
ここまで性別という枠組みを瓦解しようとするマンガは、後にも先にも出てこないだろう。マンガはここまで表現できるのだ、と押見修造先生の読者への挑戦に似た信頼を丁寧に読み解きたい。
感情タグBEST3
匿名
今まで読んできた漫画の中で、こんな異質な三角関係見たこともなかった。
これから先の展開が気になるが、さくさく読んでいける自信がないので
じっくり読み進めていきたいと思います。
Posted by ブクログ
2巻….まだまだ慧ちゃんをカテゴライズすることは難しい。
男を降りたから、女の子になった?では性の対象は?男を降りたからって、何か別の性別になるわけでもないのかな。
洋ちゃんを特別に思っているのは確かだけど、洋ちゃんをどうしたいのか、どうなりたいのかはわからない。
ただ洋ちゃんに迫ってイかしちゃうの、どちゃくそエロいな!!
てか洋ちゃん、あんな簡単にイクなよ笑
三谷が、いい感じに不穏な雰囲気だしてきていいね!
またもや、拗れに拗れた3人の関係に目が離せない…
おもれーーっ!!!
ドロドロ展開
彗ちゃんの思惑が全く見えない展開に次巻への期待が高まります。洋ちゃんの恋心は、学生時代を思い出し、甘酸っぱさに共感する部分が多々ありました。このまま、三谷とうまくいけばいいのですが、きっと彗ちゃんが関係を掻き回していくのでしょうね。次も楽しみにしています!
Posted by ブクログ
【洋ちゃんは、僕の“もう片方”だから…】
慧ちゃんの思惑が全然読めない。洋ちゃんを試して、反応を面白がっている部分はあるんだろうけど、実際は洋ちゃんのことが好きなのかな?そして、やたら積極的になってきた結衣。結衣の本心もまだ読めないな。慧ちゃんと洋ちゃんのキスをみた瞬間に結衣の中で何かのスイッチが入ったようにみえるし、いつしか彼女の洋ちゃん(もしくは慧ちゃん?)に対する執着心が強くなり、ついには狂気に変貌を遂げていきそうな気がする。
Posted by ブクログ
1巻時点で、く、くるか……? と期待していたら、
2巻で、来た来た!
洋平と慧に巻き込まれておかしくなる、結衣!
2巻でいくつかジトっとした眼をしていて、素敵。
はぁ
1巻で引き込まれて2巻買ったけどなんかまた同じような展開というか…
この作者さんの他の作品も調べたらグチュグチュと回りくどい表現法で好きでないタイプだった
慧ちゃんは何がしたいのか分からん
多分ずっと焦らすんだろうなぁ
三谷も慧ちゃんに当てられてか知らんけど洋ちゃんを試すようなことまでし始めるし
そんな2人に流されまくる洋ちゃんもイライラする
展開が遅くて私はストレス溜まりました