【感想・ネタバレ】メダリスト(4)のレビュー

あらすじ

いのりが跳び、司が躍る!

理凰より先に3回転+2回転を跳び、
今年の全日本選手権ノービスにライバル・光と同枠で出場すると宣言したいのり。
その決意を受けて司は、新たな作戦に打って出る!

秘策炸裂の夏合宿で、新たな武器を手に入れろ。

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「できなかった自分にしか拾えない気持ちがある」
「できなかった自分だけが見つけられる才能がある」
夢に破れた重い経験を持つ者が放つ言葉に心打たれました。

子供の頃の夢はサッカー選手でした。文集でもそう書いていましたが、実際はそんなのなれるわけなんてないと小学生ながら分かっていましたし、自分の力量と才能の限界、現実の差にも気づいていました。
譲れないものを持たず、壁を見つけては避ける手段を考え、物事に抗うことをせずに生きてきました。自然と我慢する癖がついていた気がします。

この作品は、そんな自分とは正反対に誰よりも強い執念を持った少女・いのりが、夢に破れた青年・司とフィギュアスケートで世界を目指す物語です。秘めた才能と固い意志を武器にみるみる上達するいのりの成長っぷりには、この後の展開に胸躍る気持ちと、自分を正されるような感覚になり、悔しさが込み上げてきます。自分にもここまでの執念があったらと…。同時に司の心情に共感する部分も多くあります。

後悔と挫折を経験した自分だからこそ、コーチとして導ける世界がある。
2人の主人公が駆ける世界への道に目が離せません。

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匿名

ネタバレ 購入済み

理凰と司

理凰彼のうちに秘めた過去が少し顕になる…。
司の演技の描写を正座待機していた私としては最高の巻。人物の感情を表情だけでなく、背景や光の使い方でより魅力的に描かれていて素晴らしい。

1
2025年03月05日

匿名

ネタバレ 購入済み

見なよ···オレの司を···はこの巻です。理凰の為に司先生が滑るの凄かった。フィギュアはジャンプだけじゃないことを改めて実感した。そしてその後の理凰が皆覚えられない「明浦路」という名前をちゃんと言ってるのよかった。

#感動する #アツい #ドキドキハラハラ

1
2025年02月07日

ネタバレ 購入済み

言葉(セリフ)の選び方がすごいと毎回思う。
絵と言葉で圧倒されるし、感動する。
司先生が滑るシーンでは涙が出そうになった。
本当に良い漫画だ。

#アツい #感動する #泣ける

1
2021年12月04日

ネタバレ 購入済み

最高

いのりが2回転飛ぶところゾワっとしました!!
その後に3回転飛ぶところも最高だし、司先生の見本も綺麗すぎて…!合宿総じてよかったです!

#アツい #感動する #泣ける

1
2021年10月27日

ネタバレ 購入済み

メダリスト

司先生格好いい~!
先生の滑り、メチャクチャ良かった。素敵!
いのりちゃんも、みんなも頑張っててえらい!
2A降りたとき、思わず声が出た。
子供達が頑張ってるのを見てるだけで、うるうるしてきちゃってヤバイです。

1
2021年10月25日

ネタバレ 購入済み

理鳳くん成長

司先生、いのりちゃんのこと好き過ぎないか?褒め言葉の癖が強い。動き続ける点Pに例えられる偉さ…。司先生が理鳳くんといのりちゃんを通して自分を見つめ直してるの良いな。そしてトラウマ直視してゴキスムージーを飲む覚悟を決める理鳳くんおもろいな。そしていのりちゃんも司先生大好きだな。見なよ…オレの司を…。理鳳くんと喧嘩してるいのりちゃん面白いな。「私んだよ」とかちょっと言葉荒くなって自己主張と感情表現多くなってる。可愛い。向上心の塊のいのりちゃん強くてキラキラして好きだなぁ。見てるだけでワクワクする。理鳳くんのお父さんめちゃくちゃ良い人だな。ものすごく好きな巻。無理して購入して良かった。

#カッコいい #スカッとする #アツい

0
2025年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第1話で心を開いてくれたいのりちゃんとうってかわって、ずっと心を閉ざしている理凰くん。それを解きほぐす司先生。生意気な子供だからと軽んじず、ひとりの人間として向き合う姿に心打たれる。

相変わらず生意気だけど、理凰くんのことが一気に好きになった。

0
2025年08月31日

匿名

ネタバレ 購入済み

司先生のりおう君プログラムのスケーティング、めっちゃカッコ良かった…!!滅多に見せてくれないので、ついついガン見してしまいます…!
りおう君が司先生についに心開いて懐いてくれたのも嬉しい…!!

そしていのりちゃんとりおう君、6級合格できて良かった…!!!二人の笑顔が最高でした!

#アツい #深い #感動する

0
2025年06月28日

ネタバレ 購入済み

司先生の過去の影の部分

理凰君がツンデレして司先生を明浦路先生呼びするのが可愛かった~!
ただ、司先生の過去の影の部分が少しずつ見え隠れもしてくる巻でもあり
そして伝説の?「見なよ…オレの司を…」が読める巻でもあります。

いのりちゃんが花火をしながら、「さよならとありがとう」と語るシーンと
バッジテストのシーン、静かだけど強い意志も感じたりして
本当につるま先生は静かだけど熱く語る描写がうまいな~と感じました。

#アツい #ドキドキハラハラ #感動する

0
2025年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでから感想まで時間が空いてしまった。反省。

今回は理凰くん巻だったなーという印象
そして相変わらずよい!!

「俺は 全部あるから何のせいにもできない…」は一緒に切なくなってしまった(私は全部ある側の人間ではないけど)
そのあとの怒涛の展開には笑ってしまったけど

最後にはバッジテスト受かって本当よかった!
バッジテスト滑ったあとの安堵と喜びと、いろんな感情を表す笑顔を見て一緒に嬉しくなってしまったよ

やっぱりこの漫画素晴らしい!

0
2024年10月26日

匿名

ネタバレ 購入済み

合宿編

スランプで少し拗らせた理凰さんとミケさんと合流して合宿編
明浦地先生の演技で理凰さんがスランプから抜け出せたりいのりさんの向上心を間近で見てミケさんも成長したりしたのが良かったです。

0
2023年12月31日

匿名

ネタバレ 購入済み

ノービス出場をめざして

光ちゃんと戦えるようになるため、六級合格に必要なジャンプやスケーティングを頑張るいのりちゃん。福井の合宿にはミケちゃんや理凰君も参加してお互い競い合ったね。理凰君が司先生になかなか心を開いてくれなかったけど、自分のプログラムを滑ってる司先生みて、びっくりしてたね。瞳先生から司先生の事も色々聞いて理凰君が変わっていくとこがよかった。司先生のスケーティング、ほんとに綺麗でかっこいい。司先生のアドバイス受けいれてコンビジャンプ跳べるようになったね。いのりちゃんも理凰君も六級に受かった。次はブロック大会。司先生といのりちゃんの挑戦は続く。二人の道の先をこれからも見守りたい。

#感動する #ドキドキハラハラ #アツい

0
2023年03月24日

ネタバレ 購入済み

理鳳が改心してとてもいい子になっていて感動した。6級にも無事合格し、ノービスの予選も始まるので楽しみです。

#泣ける #笑える

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2022年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメを見てすっかりハマり、続きから買い始めました!
「アニメより原作の方が良く動く」って感想を見かけて「どういうこと??」と半信半疑で原作を読み始めましたがその感想に納得!!
画力がホントに凄いし話のスピード感といい、本当に凄い作家さんだなと思いました。
司先生といのりの関係が良過ぎますっ…!!流石米津さんおすすめなだけある!!
フィギュアスケートの話ですが、初心者にもとても優しく解説してくれてるので、手に取り易いかと思います。
今すぐ全巻買いたいところですが、次の給料日まで我慢、、、

0
2025年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鴗鳥慎一郎36歳!?!?(最大の衝撃)


理凰くんと司先生の関係いいな

自分に反発してくる子供に向かって大人が圧倒的な実力を見せつけてねじふせる展開は、冷静に考えるとかなり大人気ないというか、要するに引退おじさんの俺TUEEE系では?という気がしないでもない。第一線を退いても、現役世代の若い子に自分を尊敬してもらいたい、という全おじさん(大人)の欲望をうまく突く。 『トップガン』?

まぁもちろん、司と理凰の関係は単にそういうことではなく、対照的なバックグラウンドを持ちながら、天才(夜鷹純)に強烈に憧れて自らの才能の無さに打ちひしがれたという共通点において理解者となれる関係だから良いんだけど。
夜鷹純は今のところ嫌いだが、彼の存在を介して司と理凰の関係の進展が見事に描かれたのは良かったと認めざるを得ない。


いのりに対する司があんまり好きになれず、理凰に対する司は結構いいと思うのは、男同士ならたとえ親子くらい歳が離れていても良い関係を築きやすいと自分が思っているからかなぁ。司が理凰に対しては初めてちゃんと「このクソガキ!!」という憤りを発露してくれたのがデカいと思う。いのりさんは「良い子」過ぎるんだよな。


じぶんの悪い癖「なんでも『ちはやふる』に喩えて理解しようとしてしまう」が発現して、光ちゃんと理凰くんの関係がだんだん若宮詩暢と綿谷新に見えてきた。鴗鳥理凰が一時的に主人公(結束いのり=綾瀬千早)のもとで過ごすのも新っぽい。光といのりの(戦える場所まで上っていくと約束する)関係も詩暢と千早っぽい。
「次はクイーン戦で!」=「次はノービスAで!」


めっちゃ腰が低い鴗鳥慎一郎パパも好き
理凰とパパの関係グッとくる


花火シーンの、「スケートがうまくできない」あの頃の嫌いだった自分との別れをいのりさんが予感するところで、あぁ、この物語はずいぶん遠くまで行こうとしているんだなぁと分かった。過去の自己との離別と連続性の肯定。「子ども」が「成長」して「大人」になっていくさまを、スケートという題材を通じて描く。


最後のページに大和絵馬さんがいるのをしっかり確認しました。ありがとうございます



いのり「見なよ…オレの司を…」のコマ、ふつうに吹き出しちゃったけど、同時に(少し遅れて)これだからこの漫画のギャグは合わないんだよな〜〜ともなった。面白いけど好きにはなれない。大人から見て笑える振る舞いを子どもにさせているから。
司のキャメルスピンを見たモブ子どもの「脚が5mある!?」も同様で、それは大人のアイドルファンとかの語彙だろ!それを子供に押し付けるな!と思っちゃう。

0
2024年09月08日

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