あらすじ
小学4年生のさよは、母親と二人暮らし。ある日、図書館で出合った『七夜物語』というふしぎな本にみちびかれ、同級生の仄田くんと夜の世界へ迷いこんでゆく。七つの夜をくぐりぬける二人の冒険の行く先は?
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Posted by ブクログ
寂しいよ〜〜もうグリクレルに会えないなんて、さよと仄田くんがこの大冒険を覚えてないなんて、全てを覚えてる我々を置いていかないでくれ〜〜〜〜
終わり方があっさりしていて、ものすごい冒険をしたのに「まあ、それなりによかったんじゃない?」ってなんでもないように言う夜明けの住人が好き、RPGをクリアした子供に寄り添う大人みたい。最後何もできない子供だった2人がご飯を作るシーンが何よりも好き、三度三度のごはんを食べることが何よりも大事って着地が好き、なんだかチェンソーマンを思い出した。
Posted by ブクログ
第六章のタイトルは「終わりから二番目の夜」で、第七章が「終わりの夜」となる。
うつくしいこども、と、そうでないこどもの件にはかなり惹かれるものがある。
さよは、そうでないこどもに内なる輝きに愛しさを感じ、仄田くんはうつくしいこどもの持つ完全性を「どうしても」求めてしまうのだった。
このときの二人の考え方が、後の二人の行く末に繋がったのかなあと思うと、面白い。
七夜が明けて、目に見えるものはなくなったかのように見える。
誰もがそんな特別な夜を過ごしたような錯覚に陥るラスト。私も、幼い頃、こんな不思議な体験をしたかもしれない……と思わせて物語は終わる。
やわらかく、楽しい旅をした読後感。