【感想・ネタバレ】苦悩する男 上のレビュー

あらすじ

イースタ署刑事クルト・ヴァランダー59歳、数年前に町なかのアパートを出て、田舎の家に住み始めた。娘のリンダも、同じ刑事の道を歩んでいる。そのリンダに子どもが生まれた。リンダのパートナー、ハンスは投資家。父親のホーカンは退役した海軍司令官、母親のルイースは元語学教師で、気持ちのよい人たちだ。だが自らの誕生パーティーの三ヵ月後、ホーカンが失踪してしまう。ルイースもハンスも原因に心当たりはないと言うが、ヴァランダーはパーティーでのホーカンの様子にひっかかるものを感じていた。北欧ミステリの金字塔シリーズ完結。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

待望のヴァランダーシリーズだけれど、著者のヘニング・マケルはもうこの世にはいない人なのだと思い、感慨深く本に沈み込むように読み始める。
娘のリンダのパートナーの父親の失踪、そして続いての母親もまた。
「死ぬことも生きることのうち」と語るヴァランダーは一歩一歩老域に近づいてることを本人もそして読者も感じずにはいられない。

続きは『下』の感想へ。

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2020年09月14日

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