【感想・ネタバレ】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論 3のレビュー

あらすじ

シリーズ累計10万部を突破するなど、コロナ禍のなか大きな反響を呼んだ『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』と『コロナ論2』。最新の科学的データと歴史的知見を駆使して、「専門家」とメディアが作り上げたコロナを巡る“嘘"を次々と暴いてきたが、第3弾となる今回も、コロナで炙り出されたグローバリズムの危うさ、生命至上主義以上に尊い経世済民の志、医療崩壊の危機を煽る日本医師会のペテン、ポピュリズムに走る全国の知事たち、女性の自殺者が急増している真の理由、マスク全体主義の愚かさ、集団免疫とウイルス干渉が起きていた可能性、手塚治虫と宮崎駿両作品が言い当てていた人間の愚かさ、バタイユの「蕩尽」に隠されたヒント……など、縦横無尽に描き尽くす。

さらに今回は、日本の論壇を牽引する国際政治学者の三浦瑠麗氏と、医師でベストセラー『本当はこわくない新型コロナウイルス ー最新科学情報から解明する「日本コロナ」の真実』の著者でもある井上正康・大阪市立大学名誉教授との特別対談2本も収録。

『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(1998年・幻冬舎刊)や『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(2009年・小学館刊)など、これまで数多くの論考を発表し、その度に激しい論争を巻き起こしてきた漫画家・小林よしのりが描く渾身の問題作となっている。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新型コロナにおけるファクターXを「日本に土着の旧型コロナ」と、「2020年3月までの中国人観光客がもたらした弱毒型コロナ」だとしている点が大変興味深かった。
また、いつまでも終わらないコロナ禍の現状について、マスコミによる「インフォデミック」はあるものの、さらに一歩進んで、日本人がコロナ自粛生活の一体感を祭(犠牲を伴う古代の「祝祭」のような祭)としていると結論づけている点も非常に納得した。

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2021年06月19日

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