【感想・ネタバレ】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論総括編 コロナと敗戦/失敗の本質のレビュー

あらすじ

先の大戦では天皇が「撃ち方止め!」と言ったから戦後が訪れた。たが、コロナは違う。終息を告げる玉音放送が流されなかったことで、メディアはコロナを喧伝し続け、今なおズルズルとマスクを手放さず、陰謀論から抜け出せない者も少なくない。

なぜ、日本はコロナとの戦いに負けたのか――それを総括しなければ真の戦後はやって来ないだろう。

国民の日常を奪いポピュリズムに走った政治家、既得権益を守るために世界に誇る医療体制を自ら崩壊させた医師会、製薬会社とズブズブの関係だった専門家、そして、視聴率を取るために恐怖を煽り続けたメディア……。

コロナが炙り出した日本国の欺瞞とは何だったのか?

累計25万部を突破した『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』。シリーズ「最終章」となる総括編は、新規描き下ろし18ページを含むシリーズ未収録3作品、さらにベストセレクション29本を一挙掲載する。

いずれ歴史が証明してくれるだろう。コロナの「嘘」を暴くために一人の漫画家が命を賭して戦っていたということを。

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Posted by ブクログ

ゴーマニズム宣言コロナ論シリーズのダイジェスト版

喉元過ぎればという言葉あるので、コロナ禍からある程度時間が経ったので、振り返りをしているものを探していて手に取った。
全体主義の形成、ウィルスはそれほど大したことではなく、ワクチンは危険と、失敗の本質をまとまめて確認できる。

他には総括しているものを見かけないので、おそらくまた感染症が流行しても同じことを繰り返すように思える。

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2024年07月17日

Posted by ブクログ

小林よしのり氏の「コロナ論」は3年程前に読んだが、その後続編が出て全部で5巻にもなった。
続編を読む気はなかったが、総集編みたいなのが出ていたので手に取った。

相変わらず好き嫌いと想像での物言いなので、信用に値しない。
・マスクはコロナ感染防止の効果はほとんどない。(マスクが嫌い)
・コロナそのものよりも、コロナワクチンの方が怖い。(ワクチンが嫌い)

「ワクチンを打って、きちんとマスクをするのが正しい」と決めつけ強制してくる世間の風潮が嫌いなんだろう。
まあ、気持ちは分かる。

もし自分(小林氏)の意見が誤っているというなら、科学的に間違いを指摘してみろ、という姿勢で開き直る。
(自分と意見の違う)専門家の言うことは信用していないと断言し、あら捜しばかりしているので当然聞く耳は持っていない。

コロナが流行り始めた当初は、習近平の来日が予定されていたので、中国からの観光客を入国禁止にしなかったのがコロナ対策の最大の失敗と言っていた。
これも単に小林氏が中国嫌いなだけのように聞こえる。
子供がコロナに強いことがわかると、おかしな規制はやめて集団免疫を作る政策に転化し経済活動を再開せよと言い出す。
さらに、海外と比べて日本の感染者が少ないのは、日本には以前から何度もコロナは入ってきており既に免疫ができていたからと言い出す。

その時々の思い付きを話題にしているようで、しばしば主張に首尾一貫性のなさが顔を出す。

(何度も打たされた)ワクチンに関しては、私も本当に有効だったのか疑問がある。
どの国でもワクチン接種に関わらず、何度も感染爆発を繰り返しているからだ。

mRNAコロナワクチンは安全性の担保が不十分なのに承認されたので、やばかったかもと不安が残る。
コロナワクチンを打ったことが死亡原因ではないかという例も多いように感じているからだ。
だが、それがコロナワクチンのせいだと証明することは難しいから結論は出さないのだろう。

あと、小林氏はマスコミのコロナ報道の酷さにも多く触れているが、これには同感する。
国家権力ににらまれて報道の自由が失われているのは、日本の世界報道自由度ランキングの低さに現れている。
クレーム回避と視聴率アップが大切なのはわかるけど、もう少し踏み込んだ意見が欲しいと常々感じている。

小林よしのり氏のゴーマンな考え方は嫌いだし、信用もしていないが、コロナ論に関しては7割ほど共感できる。
コロナワクチンを政治利用に用いる悪知恵は酷いものだった。
ワクチン3回接種で旅行先での金銭クーポンばら撒き作戦。これは3回打ってしまったから利用したけど、、

コロナに関しては、どう対応するのが適切だったか、本当のところはよく分からないまま終わってしまいそうだ。

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2024年05月29日

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