【感想・ネタバレ】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論のレビュー

あらすじ

メディアが報じない「不都合な真実」
――「新型コロナウイルス」と「季節性インフルエンザ」の感染者数と死者数
第1章 新型インフルエンザの顛末
第2章 日本ではコロナは恐くない
第3章 抑圧策から緩和策へ転じよ
第4章 データを無視する専門家
第5章 岡田晴恵・玉川徹は恐怖の伝道師
第6章 スウェーデンは成功している
第7章 5密会談
第8章 東京の抗体保有率0.1%
第9章 スウェーデンの死生観
第10章 お辞儀と清潔感の驚異
第11章 世界各国のコロナ対策事情
第12章 ウィルスとは進化の鍵だ
第13章 インカ帝国の滅亡
第14章 グローバリズムの失敗と権威主義
第15章 自由よりお上に従う日本人
第16章 経済のほうが命より重い

特別対談
木村盛世氏(元厚労省医系技官・医師)×小林よしのり
幸運にも「抑圧政策」を実行中にワクチンが開発されたとしても、
その間に社会や経済や文化がボロボロになってしまえば意味がない

特別講義
金塚彩乃氏(弁護士=第二東京弁護士会・フランス共和国弁護士=パリ弁護士会)
新型コロナウイルスとフランスの緊急事態法
~日本の「緊急事態宣言」とは何だったのか?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

【レビュー】
・漫画だから、楽しく分かりやすい。(おぼっちゃまくんを描いた人です。懐かしい!)

・洗脳されてしまっている人は目覚めるきっかけに、目覚めている人は今までの振り返りに。
※洗脳されてしまっている人はこの本の存在を知る機会もないと思うので、snsなどで広めたい。

・著者はコロナ騒動初期、専門家(と言われる人)たちでさえも状況を把握できていないなか(すべて知っているうえでわざと煽っていたのかもしれないけど)、「おかしい!」と気づき、「コロナ」と「メディア」の動向をチェックし続け、独自にデータを調べていたことがすごい。

・批判されたりしただろうが、それでも発信し続ける勇気がすばらしい!(下手すると命にも関わるのに)

・新型コロナとインフルエンザの比較は分かりやすいが、何回も出てくるので少し疲れた。
当時、週刊紙に連載されていたものをまとめたものだから、しょうがないのかなと思う。(書き下ろしの話もいくつかあり)

【感想】

+++++自分の国のことを知ろう!+++++

「海外ではこうだ!」
「日本はおかしい!」
「海外を見習うべきだ!」

と言う人たち・・・「海外出羽守」(かいがいではのかみ)が、コロナ騒動が始まってからたくさん出現したそうだ。
だが、この人たちは、そう強く言えるだけのきちんとした考えを持っているのだろうか?

言論・表現の自由がない中国、
IT管理社会の韓国、
医療費が大きく削減されたイタリア、
消費税率20%のイギリス、フランス、
消費税率19%のドイツ、
国民皆保険がなく医療費が高額、貧困の格差が激しいアメリカ・・・

日本がいかに恵まれている国か、が分かる。
著者も言っているが、見習うなら「緩和策」をとっているスウェーデンを見習うべきだと思う。

日本人は、もっと自分の国に誇りを持つべきだと思う。
「海外を見習うべき!」と言うのであれば、まずは自分の国のことをよく知り、海外の事情もよく知ったうえで言うべきだ。(コロナのことに限らず)

このままでは「自由」が失われ、日本が日本でなくなり、「管理社会」になってしまうと危機を感じる。

1
2021年12月01日

「青年マンガ」ランキング