【感想・ネタバレ】荒海の槍騎兵5 奮迅の鹵獲戦艦のレビュー

あらすじ

「敵ハ全力デ我ヲ攻撃中ナリ」
自らを餌として、敵を釣り上げる作戦は、成功しつつある――

マリアナをめぐる決戦に勝利を得られなかった連合艦隊は中部太平洋最大の根拠地であるトラックを失った。環礁を占領した米軍は大航空兵力を送り込み、難攻不落の航空要塞を建設する。次の戦場はマリアナかフィリピンか。おそらく、この戦闘で日本の命運は決する。だが歴戦の空母は撃ち減らされ、艦上機搭乗員の補充もままならない連合艦隊には米艦隊と正面から戦う力はすでに失われていた。新司令長官小沢は、わずかな勝機に賭けて、機動部隊を囮として砲戦部隊を突入させるという作戦を命じた――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

基本的に防戦一方で、ただただ空襲を受ける展開を、ここまで燃える描写で描けるのは、横山先生さすがの筆力である。

そして、「囮」による機動部隊のつり上げが製鋼したあとの、「主力」がどうなるかは次巻を待て。

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2021年06月26日

購入済み

物量にモノを言わせ、押し寄せる米軍とじり貧の日本軍。史実では日本が大敗を喫したレイテ海戦も、
歴史の歯車がほんの少し狂っただけで全く別の展開になっていたかもしれない。いつの時代も勝敗を
分けるのは指揮官の判断力と時の運。ワクワク感満載の第5巻。第6巻が楽しみ。

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2021年04月23日

Posted by ブクログ

空母部隊再建に際し劣勢を意識し一計を案じる日本。
次の侵攻先を比島とし空母部隊を囮とし第二艦隊を突入させるという迎撃作戦通りになり損害を出した第三艦隊を追撃しに来る米巡洋艦隊に大雪が立ち塞がり奮戦。 そして第二艦隊は海峡突破なるか?で次巻へ。次が待ち遠しい

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2021年05月09日

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