あらすじ
5年で1600社が導入した、いま最も人を成長させる組織論。「モチベーションを上げても成果は出ない」「ルールなき自由な職場が成長を止める」など、成長にフォーカスをあてたマネジメントノウハウ。上司と部下に緊張感のある「ちょうどいい距離感」が最も最高の結果を出す!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
自分の理想とするリーダーとは違うものだったが、新たな刺激になった。360度評価や部下のモチベーション、自分がまず結果を出す等、必要と思っていたことが実は不要かも、という気づきを得られた
リーダーの役割がよくわかる
半年ほど前に1度読み、実践してみて再読。
もともと一プレーヤーとして好き勝手に動いていたが、そろそろリーダー、マネージャーとしての役割も期待されるようになり、試行錯誤していたところだったのでモヤモヤがスッキリした。
ポイントは、リーダーの仮面をかぶり、ルール、位置、利益、結果、成長の5つに集中。
なるほどそれっぽい考え方や行動を意識するようになってきた。
仮面(役割)というものにフォーカスすることでシンプルに考え行動できる。
仮面をかぶるとルール、位置、利益、結果、成長と自身にも厳しくする必要があり、成長につながっている。
当面、本の通り行動し、自分のものにしていきたい。
Posted by ブクログ
「リーダーの仮面」は人を縛る、ネガティブなイメージで本を読んだが、会社は学校ではなく、成果(利益)を得るためのコミュニティ。だから、本当にみんなが食って行ける人になるためのマネジメント手法だとまとめてあった。淡々と事実を確認して、進む方向を示していくのがリーダーの務め。
Posted by ブクログ
「最近、褒めても部下の成長につながっていない気がする」「もっと仲良くなれたら、チームがうまく回るかも」——そんな風に、マネジメントにモヤモヤしているときに読むべき本です。
『リーダーの仮面』は、「リーダーには仮面が必要だ」という少しドキッとする前提から始まります。著者の安藤広大さんは、空気を読む・寄り添うといった“やさしさ”に偏ったマネジメントの落とし穴を、具体的に突いてきます。
「成果の先にモチベーションがある」「褒めるだけでは人は育たない」「人間的なつながりに頼ると、ルールが崩れてしまう」——どれも、最初は少し冷たく聞こえるけれど、読み進めるうちに、「あ、そうか」と腑に落ちてくるから不思議です。
たとえば、やさしさのつもりで褒め続けていたら、かえって本人の成長を止めてしまう。場合によっては、長い目で見て組織から離れていくことにもつながる。「これはけっこうエグイ…」と思う。思い当たる節がある人も多いんじゃないでしょうか。
“会社とはルール”という視点も新鮮でした。ピラミッド構造の中でルールのもと責任を果たすからこそ、成果も評価も明確になる。この文脈での「360度評価は最悪」論には、なるほど…と思わされました。
そして、上司の役割は「いつでも相談に乗る」ことではなくて、「迷わずに進めるような環境をつくること」。必ずしも1on1でなくてもよくて、必要なときに声をかけられる仕組みがあればいい。無理に“いい上司”になろうとしなくていいんだな、と思える内容でした。
やさしさとぬるさを、うっかり取り違えていたのを見直すきっかけになった、厳しいながらやさしい一冊。
Posted by ブクログ
・行動のルールと姿勢のルール
・自分の責任の意思決定をする
・肉が先にあり、仲間意識は、おまけでついてくる
・集団のルールの中で、個人が自分らしさを発揮する
・成長という利益を追い求める限り、会社との利益相反を起こさず、永遠に利益を得続けることができる
・それはあなたが判断することではなく、責任者である私が決めることです
・いいリーダーの言葉は、遅れて効いてくる
こんな働き方は嫌だ
人間はロボットではないので、もっと気持ちよく働きたいです。
「私の会社の社内は私語も少なく、他の会社と比べてとても静かだと言われます」と誇らしげに書いてるけど、そんな職場で働きたくないです。
(その方がやりやすい人もいるとは思いますが)
これに書いてるのは、業績至上主義の昭和の時代の古いマネージメントだと感じた。
何が正しいか気づき始めている今の時代には合わないマネージメント手法だと感じた。