【感想・ネタバレ】アキラとあきら 下のレビュー

あらすじ

ともに入行した産業中央銀行で雌雄を決することになったふたりのアキラ。そんな中、彬の実家に異変が起きる。家業を立て直すため、父から会社を継ぐことを決意する彬。バンカーとしての矜持を持ち続ける瑛と、若くして日本の海運業の一翼を担う企業を率いることになった彬の人生が交差するとき、ふたりの前に新たな難題が……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ページを捲る手が止まらない一冊だった。
上からの伏線回収が止まらない。
懐かしい人々がたくさん登場し、彬と瑛がようやく同じ場面に登場する。
やはり、小節ごとに分かれて描かれていた人物が出会い、同じ場面に登場するとワクワクする。

特に研修の2人の発想には惚れ惚れする。
次はどんな手を繰り出してくるんだろう、と先を読む手が止まらなかった。

こんなに爽快感のある本は初めて読んだ。
池井戸潤さん、ありがとうございます!

0
2024年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

産業中央銀行に入行した瑛と彬は早くも頭角を表し、着実にキャリアを重ねていった。しかし、あることがきっかけで彬は東海郵船の社長業を継ぐことになる。そこには、社の存続を脅かすような問題があった。
瑛はバンカーとして、彬は社長として乗り越えなければならない宿命に対して手を組んで立ち向かっていく。
その姿に、自分もそういう仕事ができたら…という憧れを抱かずにはいられなかった。

この小説の面白さの一因ではあるのだが、少し世間が狭すぎるような気がした。

0
2022年08月23日

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