あらすじ
【内容】
次世代型の新しい組織運営として注目を集める「ティール組織」。
本書はそのブームの先駆けとなった『ティール組織』(英治出版)の解説を務め、
日本のティール組織研究の第一人者でもある嘉村賢州氏を講師に、
元ソニー上席常務の天外伺朗氏が主宰する経営者向けのセミナー「天外塾」で開催された3回のセミナーの実録を中心に、大きく時代が変化していく、この「ティール時代」を深掘りしています。
「ティール」というのは、決して企業経営の方法論ではなく、
「人類の目覚め」とも呼べる個々の意識の変容に基づく「世界観」の大きな転換です。
『ティール組織』の著者F・ラルー氏がこの世界観をどうとらえているかを探り、
そのフィロソフィーを把握することが大切でしょう。
その上で、より実務的な観点で、日本の文化に合った「ティール経営」のあり方を探っていきます。
【著者について】
嘉村 賢州(かむら・けんしゅう)
場づくりの専門集団NPO法人「場とつながりラボhome's vi」代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、『ティール組織』(英治出版)解説者、コクリ! プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外を問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っている
天外 伺朗(てんげ・しろう)
工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。著書に、『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』、『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)など多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・オレンジは強さとタフネスの鎧、グリーンはポジティブの鎧。ティールは鎧を脱いだ状態。
・責任を求めるということはスケープゴートとほぼ同義
・計画がないと未来を見通さないは違う
・意見はいいが決定権は常にオーナーが有する
・責任は個人ではなく組織が有する。責任感は皆が持つ
・アリストテレスの時代は男女で歯の数が違うと思われていた。
・
Posted by ブクログ
セミナーの文字起こしなのでまとまりはない。
ロジックよりティールってこういう雰囲気という空気感の共有。
嘉村賢州が年下であることに驚くが,年上だとティールという発想は出てこない?
計画や目標は恐れと不安から生み出される
ティールは目標にコミットしないので失敗はなく責任も生じない
スルメを見てイカをを語るな
機械モデルと生命体モデル
Self Mnanegemet
Wholeness
Evolutionary Purpose
ホラクラシー=矯正ギプス
馬車の時代の自動車
OST(Open Space Technology)
蜂と蝶
べてるの家
目標を持つことの弊害
①あなたの組織はこの世界に何を実現したいのか?
②世界はあなたの組織に何を望んでいるのか?何を期待しているのか?
③あなたの組織がなかったら世界は何を失うのか?
経営の理念っていうものは稲盛和夫さんが言い尽くしちゃった
「計画がない」が「未来の想定を一切しない」ではない。
ビュートゾルフ
スペシフィックとブロード
助言プロセス
感謝と思いやりと責任感と主体性は湧き上がるもの。
ホスピタリティをコンピテンシーにしたら絶対ダメ
オレンジは強さとかタフネスの鎧,グリーンはポジティブの綿の鎧,ティールは素っ裸
グラスフロッグ
テンション(緊張関係・違和感)を大切にする
職務記述書がちゃんと書ける日本のマネジメントはほとんどない
責任という概念の深掘り
実行責任と結果責任と説明責任
トップ→コアチーム→砂場→全体を最低でも3~5年,あるいは10年
崩れた格好をしている税理士が,この服装で会うといいお客さんがいっぱい集まる