あらすじ
★糖尿病の原因を突き止めた北米ベストセラー健康書! 17か国で出版決定!
「世界を変えるかもしれない」と評された歴史的1冊
★「インスリンを打つほど短命になる」「血糖値ではわからない」「標準BMIでもリスクあり」
従来の常識は完全に間違っていた
★効果続々! 「2週間で糖尿病薬を手放せた」「1年後、ヘモグロビンA1Cは5・2%に」
「4週間でインスリン投与が不要に」
★日本語版限定・序文掲載!
「日本の患者は1000万人とも。それを治す方法に、民族の違いはない」
2型糖尿病は不治の病ではない――。
薬も、手術も不要。世界中の膨大なエビデンスを精査して導き出した
自力で細胞から糖を出す方法!
・「カロリー信仰」をやめる、「血糖値」で判断しない、「BMI」で一喜一憂しない
・最大の元凶「フルクトース」を避ける
・「胃に食べ物が入らない時間」を作る
これで、糖が溜まらない体になる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【感想】
私は糖尿病予備軍なので、どうすれば糖尿病を治せるのか探した結果、この本が参考になった。
エビデンスも豊富なので、ある程度信用できそうだと思う。
【要約】
事実①「2型糖尿病はよくすることも、予防することも可能である」
事実②「2型糖尿病は糖の摂りすぎで起こる」
事実③「2型糖尿病は全身の臓器に影響を与える」
事実④「薬を飲まなくても2型糖尿病はよくなるし、予防もできる」
・カロリー制限は意味ない
・糖質が糖尿病や肥満に原因
・地中海式の食事がおすすめ
・糖を取らないようにする
・間欠的ファスティングの実践
・「たまにがっつり抜く」ほうが効果的(毎日300cal減少より週一回2100cal減の方が効果が高い)
①糖を摂らない(低炭水化物ダイエットと間欠的ファスティング)
②余った糖を燃やす(間欠的ファスティング)
【刺さった一文】
・低脂質の食事は心疾患、脳卒中、がんに対する予防効果がないことが、はっきりと証明された。さらに、カロリー制限をしても、体重が減ることも2型糖尿病が減ることもないと分かった
・ファスティングは最も古くからある、最もシンプルな解決策
・研究によって、オリーブ油を使った、低炭水化物・高脂質の地中海食ダイエットをすることで、治療薬を飲まなくてはならない人が59%減少することがわかっている。
・具体的には4つの食事療法が有効であるという。「低炭水化物ダイエット」「低グリセミック指数ダイエット」「地中海食ダイエット」「高脂質ダイエット」の4つだ。
・炭水化物のかわりに「緑黄色野菜」や「豆類」を食べること ・オリーブ油、ナッツ類、そのほか健康によい「飽和脂肪酸」を食べること ・「砂糖が添加されているもの」は避けること
・肉などの食事に含まれるたんぱく質は、消化されるとアミノ酸に分解される。適量のたんぱく質は健康には欠かせないが、過剰なアミノ酸は体内に蓄積できないので、肝臓がそれをグルコースに変えてしまう。 つまり、たんぱく質を摂りすぎると体に糖が増えることになる。だから、プロテイン飲料、プロテイン・バー、プロテイン・パウダーなど、高度に加工されて濃度が高くなったものは避けたほうがいい
【自分のアクション】
現在ファスティングと低炭水化物の食事をしているが、さらにブラッシュアップするために地中海式の食事を調べて取り入れてみる
Posted by ブクログ
非常にわかりやすくて読みやすい。この手の翻訳本は内容が冗長で読みにくさを感じることが多いですが、この本はテンポよく読むことができて、しかもわかりやすいのです。
何度も同じ内容が繰り返し出てくるけれど、それがちょうど良い復習になっていたように感じる。
痩せなければと思っていたことと、血糖値の上昇が気になっていたこともありファスティングに取り組んでみようという気になった。
この著者のファスティング本もあるようなので、読みながらファスティングを試してみるつもりだ。
Posted by ブクログ
ファスティング(断食)の事が学べました。
病気の仕組みや薬の事も学べ、自身の中に自然と落とし込む(納得)事が出来ました。
ファスティングを実践してみたいと思います。
Posted by ブクログ
糖尿病の仕組みを理論的に解説されている本で面白かった。
興味を持ったのは、フルーツに含まれる果糖も量次第では”悪“であると言うもので、”フルーツ=健康“と決めつけるのは安易と思った。
また私も行っている「ファスティング」を本書で推奨していたが、もっと詳しく理論を書いて欲しかった。
〜マイナス〜
・低炭水化物ダイエットも推奨していたが、食物繊維も炭水化物なのでイマイチ。軽く触れられていたが書き方的に誤認する人が多そう。
・従来の常識に論文を引用しながら仮説を立てて反論していたが、引用論文がランダム化比較試験でなかった。
Posted by ブクログ
神本。ただのHow to本ではありません。糖尿病の原理原則を理解し、じゃあ〜したら良いよね。ってことが示されています。
糖尿病は私の祖父も罹っているのですが、本当に酷な病です。そして、世界的にも蔓延している病でもあります。そんな糖尿病は、ノーリスクで治すことができるのです。また、皮肉なことに今までの治療法は大半が誤っていたのです。
この本は、肥満のメカニズムに関しても深く記されているので、糖尿病に関わっていない人にもオススメできます!
是非、世界最新の太らないカラダと共に手に取って欲しいです。ジェイソンファンさんの本は素晴らしいですよ。