【感想・ネタバレ】光ってみえるもの、あれはのレビュー

あらすじ

ああ、やっぱり僕は早く大人になりたい--友がいて、彼女がいて、ちょっぴり規格はずれの「家族」がいて……生きることへの小さな違和感を抱えた、江戸翠、十六歳の夏。みずしい青春の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

7作品目の川上弘美作品。
今まで読んだどの本とも違った形。
こうまで書き分けられるのも凄いことかと。

十六歳の少年の夏の物語。
「ふつう」でありたいと、
「ふつう」の範疇でありたいと、
そう思ってるはずなのに、
家族や友人や恋人も先生も、
そして彼自身も、
どこか「ふつう」ではない。

「ふつう」って何だろうか?

大人に振り回されてしまっているようだけれども、
でも、その大人たちは、
翠、君のことが大切で、大好きなんだよ。

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2012年10月18日

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