あらすじ
会社が倒産、奥さんとは離婚。これまでの自分とは決別すべく上京したら、ひょんなことからAV男優に!? 雑用ADから、エキストラ、男優への道のりは長いけど、女優さんの裸を見れば、大抵の悩みなんて解決! ごくごく普通のオタクがAV業界に飛び込んだ、冗談のようなホントの話。
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これは興味深い
AV男優の体験エピソードをマンガにした作品。
ジャンル的にも他に例がなく、非常に興味深い内容でいっぱい。
さらに、主人公=作者自身をカエルの簡易な絵にしたところ、その他のキャラも簡易だけど、女優だけはそれなりにかわいいところなどもいい。
加えて、この手のジャンルにありがちな「自信過剰な主人公」とは正反対で、いつも弱気で下手に出るキャラもすごくいい。
これらがないとこの作品は成り立たなかったと思う。
単純なマンガの面白さとは少し違うけど、この手としては最高峰の出来といえるんじゃないかな。
ところで、読み進めるとやはり「蛙野って誰?実際に出ている作品はどれ?」と気になってしまう。
Googleで「蛙野エレファンテ」で検索するとなぜか「鳴沢賢一」というAV男優の名前が出てくるけど、確かに彼も絵がうまいそうだが、年齢・年代が違うような…。鳴沢氏は相当な大物だしね。
あとヒントになりそうなのは、インタビューで「デビュー1年くらいでRioが引退した」という発言。
彼女の引退は2015年末なので、蛙野氏のAVデビューは2014年後半~2015年前半あたりか?
2巻21話でVRの話が出てくるが、2016年11月が日本のアダルトVRの初出なので、やはり2015~2017年あたりの話が中心になっていると予想。
そして、本作の元が旧Twitterに書かれ始めたのが2018年秋なので、それまでの話という事になる。
次いで、5巻までの作中明確に特定できるAV女優は、2巻22話のY(おそらく吉沢明歩)と4巻43話のU(おそらく上原亜衣)の2名。
前者は2019年まで、後者は2016年春に引退。
後者の引退時期からすると、作品の時系列に?が付く。
さらに、超大物であった吉沢明歩の場合、2015年以降の作品はそれほど多くなく、ジャンルからかなり絞れるはずだが、マンガの内容ズバリの作品は見当たらない。
結局、よく考えればバレないようにマンガにしている以上、「事実を描いている」はずもないという事。
時系列もそうだし、ジャンルや内容は仮に嘘でないとしても、別のエピソードや他人のエピソードとシャッフルして描いていると思われる。
そう考えると、特定しようとすること自体無駄だし、マンガの内容とはかなり異なる鳴沢賢一氏という可能性だってあるのかな、と言うのが個人的結論。
可愛い
リアルな撮影の裏側を描かれてるんだろうなと思います
ですが、ご本人はカエルとして登場、女優さんは可愛く描かれてますのでエッチな感じはあまりしないです
純粋にどう言う世界なのかリアルに読める感じです
なので、面白いです
ドキュメンタリー風のAV現場を描いた漫画ですね。
どうやって作品が出来上がるのかが、経験談?で紹介されているのでなかなか興味深い。
主人公の姿はなぜか人には見えない姿だけど、女優陣は素人っぽさが無くエロ可愛い。
Posted by ブクログ
皆が読みたくなるテーマではあるし、ちゃんと雑学摂取できる内容。
でもこれ系の本、内容全部一緒だな…。峰なゆかのも読んでるから、毎回どっちかで見たな~と思う。競合しないようにできないのか…?
そして雑学を抜かした時に何が残るかというと、微妙。主人公がなかなかのダメ人間で、本人にあまり自覚がなさそうな所にイライラする。まぁメインは雑学だからそういう所は目立たないんだけど、もうネタも尽きてきたかもしれないし、今後飽きる可能性大。
きっかけ
勤務先が倒産して上京してから数年後ってことはその間フリーターかなんかだったのかな?
AV女優になる人と同じで流されやすい人がやるのかなーって感じました。
しかし痛いのに出すってすごい。
Posted by ブクログ
AV男優のお仕事についてのお話。峰なゆかのAV女優ちゃんは「闇深いよ~」っていうトーンで書いていましたが、こちらはからっとしてて「仕事として、大変なことはいっぱいあるけど楽しくやってます」みたいなトーンで描いてて、良き、と思いました。
「良い作品を作り上げよう」みたいな、そういう意気みたいなのも感じられたし。
やっぱりこの時代、そういう「闇」みたいなのって世間に溢れすぎてて、そういうところに着目しても面白くないな、やっぱり良いところだったりを伝えていくことのがプロの作品なんだなって思った。
良き良き。
Posted by ブクログ
元AV男優の視点から見たAVの裏側実録マンガ。平口広美のものとは違って軽いタッチで書かれている。
フェラチオシーンでは男優はペニスを強調して映すために上半身を仰け反らせる、汁男優も現場を重ねるうちに顔見知りが出来て軽く挨拶するようになる、前戯の最中にカメラ外に男優が手を伸ばしたらローションが入った紙コップを差出す、AV男優になってからの初めてのカラミでフィニッシュ直前の正常位で予め抽送の速度を上げるサイン(男優の前で監督が腕を前に伸ばして激しく上下させる)が決めてあり監督が満足するまでサインは続けられ激しい腰の前後運動が求められ射精のコントロールが難しかったこと等々、AV制作の裏側とAV男優の大変さがうかがえました。
エロ漫画的催春画風では無く、主人公も上手いことデフォルメされていて生理的な嫌悪感はあまり感じませんでした。
面白かったです。
まぁまぁ。
シ○ケン?の話があったのはなかなか貴重では?量コントロールは初めて聞きました。
知ってる内容もあれば知らないことも多く、とはいえこうしていろいろな仕事が回ってくるのは作者さんの人柄?仕事ぶり?のよさなのかなと思いました。
女優さんの漫画はちょくちょくありますが、男優さんも痛くて血を出しちゃったりするんだな、と。
業界全体に思うことですが、改めてあんまり現実離れしたことしないでほしい……と思いました(笑)