【感想・ネタバレ】彼女が最後に見たものはのレビュー

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ネタバレ 購入済み

面白かった

なんだか読んだあとに切なくなる作品。でも不思議と生きることについても考えさせられたような気がする。もう一度読みたくなる。幸せということがどんなことなのかわかるような気がする作品だった。切ないけれど素敵でした。

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2022年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分はSNSが苦手なので、それにこだわる東山里沙が本当に気持ち悪く感じてしまった。その夫も木村成美も

前作よりは好みではあった。それにしてもブログ詐欺?みたいなのに遭う描写が特に辛い

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2024年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズの一つ前の作品から続けて読んだ。
最初は前のシリーズと同じ、家族を殺された人々にまつわる心情だったり、周りの人の反応だったりと、前回と同じような感じで少しうんざりした。
しかし読み進めていくと全く違う話になっていく。
登場人物が多かれ少なかれ、良し悪しあるがみんな嘘をついている。
それは自分のためだったり、大切な人のためだったり、理由は様々。
最終的に、家族や友達なんかと呼べない赤の他人同士の繋がりが一番深かったのだと知らされる。
殺された彼女は本当に優しかったし、その愛情が最後の一文に出ていて、ほーっとため息が出た。
彼女が薔薇を一輪もらって泣き出してしまうところは不覚にももらい泣きしそうだった。
絶望していた彼女に、光がさしたのだなぁとしみじみ心に沁みた。
謎解きもだが、その人間模様に心惹かれる作品でした。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SL 2024.5.2-2024.5.5
ひとつの事件で人生が狂ってしまうこと、亡くした人への執着、上辺と真逆のおぞましい家族、騙された恋愛等々、人間の暗い部分を描くことの多い作者だけど、ラストには明るさもほの見えてよかった。
三ツ矢の鋭い視点と相手に寄り添う態度はわかるんだけど、あまり共感できない自分が残念。
複雑に絡み合った関係者たちの行動が徐々に解き明かされていく過程が秀逸。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三ツ矢&岳斗コンビの、家族の形を問うミステリーその2。

今回もややこしい。
60歳ぐらいのホームレスと思われる女性、松波郁子が空きビルの一階で死んでいた。
その女性の指紋が、千葉の公園内で刺殺された男性、東山義春の殺害現場から検出された。

義春の妻である理沙は、自分が幸せだと見せたい女で浮気もしている。義春は娘のルミナとは血が繋がってないと言い、中学生の娘を襲うようになる。
ルミナは夏休み中に家を出て、万引きをして警察に捕まってからレイプのことを話そうと思ったが、郁子に見つかり郁子の家で暮らすようになる。
そんな中、義春がやってきて義春を刺殺する。郁子はルミナを守るために罪を着てホームレスになる。

郁子の旦那は自転車で走行中に脳梗塞で死んだが、死んだ後トラックドライバーに轢かれる。トラックドライバーの井沢勇介の家庭は崩壊するが、持ち直してきたところで轢き殺した相手の状況を調べて、ホームレスになってて愕然とし、郁子を助ける。

勇介の妻は、息子も引きこもるし勇介は上手く行ってるみたいで気に食わない。勇介を尾行するとホームレス女性の郁子と空きビルの屋上でパーティをしているのを見つけ、衝動的に郁子を殺す。

その後、自分の家に火を放ち息子ともども焼け死のうとする。

家族の関係って難しいなと感じた。


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「ネイティブアメリカンの教えに、あなたが生まれたときはまわりの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときはあなたが笑って、まわりの人が泣くような人生を送りなさい。という言葉がある

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2024年03月10日

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