【感想・ネタバレ】むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わりのレビュー

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Posted by ブクログ 2022年09月30日

書店でこの本の紹介ポップを見た時に郡山の駅前にあった某書店が話の舞台のモデルになっていると書いてあり妙に懐かしい気持ちになり迷わずに即購入してしまった。作者の野村美月さんが福島県出身と言うのもありました。
物語の主人公である高校生のむすぶ君は本の声が聴こえるという何とも羨ましい特殊能力?があり1冊の...続きを読む本の中の女の子を彼女と呼びたまに人前でも会話をしている。周りの人には独り言を言っているように思われる(笑)
そんな主人公むすぶが街で最後の1軒になってしまった。書店の最後の営業日の様子やきっかけになった悲しい出来事の真相を本の声を聴いたりしながら明らかにしていくといった興味を惹かれる内容だった。最後の営業日にお店に訪れる書店の常連客の店長との思い出など心が暖まるような内容になっていて良かった。
自分にも本の声が聴こえたら今以上にもっと物語を読むのが楽しくなるのだろうと想う。ナツさん、笑門さん、兼定さんの表紙の絵もいい感じです。簡単な感想にしたいと想います。 

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Posted by ブクログ 2020年08月25日

ある町の最後の本屋の店主が死んだ

店主を失った本屋は閉店までの間に
この本屋に思い出を持った様々な客が訪れ
思い出の本のPOPを飾っていく。

本と話すことができる少年が
その書店を訪れる人々と本の物語を
読み解いたとき
今まで見えていなかった真実を知る。

あたたかさの中に鋭利な刃物が忍ばされた...続きを読む物語。

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Posted by ブクログ 2022年07月08日

初めて読んだ作家さんでしたが、面白かったです!
本の声が聞こえる青年と本屋の店主の謎の関係、水海さんの思いなど、結構ぐっとくる場面が多い物語です。
作者さんが福島出身と書かれていたので、手にとってしまいました。

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