【感想・ネタバレ】日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。(解説・柳家小三治)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 日本は日本の文化をもっと誇っていいと思うんですよね。そういう、日本の良さを味わえる一冊だと思います。
 日々を「良い」「悪い」とカテゴライズするよりも、日々を純粋に味わって行く歓びを思い出しました。悪い日なんてなくて、一日一日をもっと深く丹念に味わう術を、私たちは持っていたんだと思います。私はそういう感性の中に、日本人という民族性が見つかるんだと思います。
 やるべきことに忙殺される日々の中で、そういう気付きを得られる瞬間を、私は持っていたい。
 「日々是好日」この言葉をそっと胸に。また読みたい本でした。

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2025年10月03日

ネタバレ 購入済み

一期一会

映画を見て無性に読んでみたくなりました。その日のクーポンガチャで文学作品15%offが出たのは是非買って読みなさいと言うことなんだと解釈して迷わず購入しました。くどくど語らず、生徒さんが気づくのをじっと待つ武田先生の姿勢がすばらしいですね。見習いたいです。

#ほのぼの #切ない #感動する

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2021年07月24日

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