あらすじ
呑気な隠居を夢み、円満退職を願う代筆係の采女・蒼月。期せずして皇帝から六人の姫へ贈る恋文と、物語の執筆を頼まれることとなる。蒼月は六つの物語作りに奮闘するはずが、祖国の反乱に巻き込まれ――?
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表紙の絵に惹かれて
隠してはいるが実は亡国の王女であり聡明な蒼月と、恋愛に関しては不器用そうな皇帝陛下の、何となくかみ合わないちぐはぐなやり取りがたまらないです。所々にまだ物語の伏線が隠れているような気がして、続編があったら読みたいなー、と思います!
このふたりは、くっつくにしても後宮から出た年季明け&隠居後が、穏やかで幸せでいいだろうなー、と思ったり、聡明なふたりの治世は世の為になると思ったり。