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今回も怖かった
関わっただけで相手が死ぬとか(しかもエグい死に方)若返りの温泉旅館の裏とか、作者の方の発想も凄いけどテンポが良いので本当に一気に読めます。
但し昼間に読むのをオススメしますが。
Posted by ブクログ
都市伝説的な不気味な恐ろしさが描かれた3巻である。
この巻ではあまり派手な展開はない。
ただ、逃げられない怪異の恐怖というか、裏バイトなんてホントにやるもんじゃねーな感が漂う内容になっている。
経験した裏バイトは以下のとおりである。
「学校用務員」
「探偵助手」
「温泉宿スタッフ」
「ラジオ局 AD」
ちなみにラジオ局では、ADとは題されつつも実質(ハマちゃんは)パーソナリティとして参加している。
やたらリアルながまみずさんの投稿内容は、たぶん現場ではありがちな出来事なんだろうな感もあって、その意味でも不気味である。
後味の悪さが前面に出た「探偵助手」から、「温泉宿スタッフ」は一応連続している形だ。
ゲストキャラ・緑澤とコンビを組んだハマちゃんをケアする形で、ナチュラルに温泉回が描かれているのは、これはサービス回と言ってもいいのだろうか?
怪異自体のエグさを除くと、描写自体はそこまで「温泉宿スタッフ」はエグくないことからも、そんな風情が感じられる。
ただし、やってることは地獄のお手伝いのような内容なので、やはり裏バイトは裏バイトと言ったところだろう。
今回も楽しませていただいた。星五つで評価したい。
なお、巻末に描かれた二人の約束の儚さは、巻を締めるにふさわしい良い味わいなのだが。
その直前の「黒嶺ユメの(裏)帳簿」で450万もの入金があるのはちょっと笑ってしまう。
いったいいくらの借金があるのだか。
年収、余裕で千万単位なんですけどね……。
人は入れ替わり
仲が良くなってもすぐ、不慮の事故死したりで、やはり危険が伴います。この巻では温泉のエピソードが印象的でした。こういうSF作品、ありそうというか。
このシリーズの結末ってどうなるのでしょうか。