あらすじ
学生時代、社会科の授業で使った懐かしの地図帳。
改めて「深読み」してみると、実はこんな楽しみ方があった。
地図や鉄道の著書を多数上梓している今尾恵介氏と、創業100年を超えた帝国書院がタッグを組んだ渾身の一冊。
誰もがスマホで簡単に地図が読める令和の時代だからこそ伝えたい、紙の地図帳を読むことの楽しさ、面白さ。
1テーマあたり4ページで、一見マニアックなテーマも気軽にさくっと読みやすい。
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Posted by ブクログ
<目次>
第1章 地形に目をこらす
第2章 境界は語る
第3章 地名や国名の謎
第4章 新旧地図を比較する~地図は時代を映す鏡
第5章 経緯度・主題図・統計を楽しむ
<内容>
教科書の地理・地図分野の最大手、帝国書院から出たところが大きい。地理や地図の普及を意識した企画。それなりに面白かったが、興味のない人を引き込むにはまだ足りない。掲げたテーマがマニア向きだからか?地図が小さいのも問題。一応、赤矢印で強調しているのだが、それも小さい。探すのが大変。鉄道線の「ハタザオ線」とか、地図からみとるのは無理(老眼では…)。今尾さんと欅坂あたりの対談形式が面白かったのではないか?