【感想・ネタバレ】ハンニバル(上)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

あの血みどろの逃亡劇から7年――。FBI特別捜査官となったクラリスは、麻薬組織との銃撃戦をめぐって司法省やマスコミから糾弾され、窮地に立たされる。そこに届いた藤色の封筒。しなやかな手書きの文字は、追伸にこう記していた。「いまも羊たちの悲鳴が聞こえるかどうか、それを教えたまえ」……。だが、欧州で安穏な生活を送るこの差出人には、仮借なき復讐の策謀が迫っていた。

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Posted by ブクログ

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映画も好きだけどやっぱこれ原作だよなあ。頭のなかではどうしてもクラリスはジョディーフォスターだ。クロスフォードの扱いはクラリスの巣立ちを見せたかったのか、としても、だ?

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2020年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<上下巻を通してのレビュー>

「羊たちの沈黙」で、すっかりレクター博士が大好きになってしまったのですよ。
あの知性と冷静さの虜になったといっても過言ではありません。

ハンニバル・レクター博士の「記憶の宮殿」へようこそ……
と同時に、クラリスに重くのしかかった策謀の渦の中へようこそ。

レクター博士へ復讐を誓う資産家が念入りな計画を立て、そこにどんどん、国家の機密を扱う人物たちがいとも簡単に買収されてゆき、一見、その計画は成功しそうに思える。
彼らの誤算は、レクター博士とクラリスを甘く見過ぎていたということに他ならない。

賛否両論はあるが、あのエンディングがすべてを物語っているのではないだろうか…

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2019年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

デカダンです。音楽と美と歴史と教養を読んでる人間に求めてくる本です。その意味では哲学書のよう。聖書必読とかいうアレね。三大経典くらいは一般教養の範囲だろうなー…。
と、読んでいるうちに自分の教養の範囲の狭さに気がつける。世界は広い。

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2013年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作の7年後。クラリスが犯人の逮捕に失敗し射殺するところから始まり、過去にレクター博士に顔を削がれた狂人の金持ちの登場、イタリアで潜伏するレクター博士の追跡まで。
前作に比べ、周辺キャラクターが良い。

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2015年11月08日

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