あらすじ
香が珍重される神瑞国。“絶対嗅覚”を持つ少女・凜莉は、母親と二人で下町暮らし。かつて宮廷の香道省の長だったが、伝説の香“秘宝香”の調香に失敗したとして追放された亡き父親の汚名を晴らしたいという凜莉は、目的を偽り、皇太子・煌翔の後宮に入ることに。だけど、後宮入り早々、その目的が煌翔にバレてしまい…!!? 大人気小説をコミカライズ!! 香の力で運命と恋を切り拓く中華後宮ストーリー!!
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後宮を舞台に、調香師の仕事をテーマにした珍しいお話で、知識は読み応えがありました。亡くなった父の名誉のために、女だてらに跡を継いで幻の香を完成させようとする主人公が一生懸命で可愛い。
でも絵柄がいまいち…せっかくの時代物で豪華な後宮なのに、建物や調度品、庭の自然などの背景が少なく、あっても拙い印象で、全編顔漫画な感じでした。どうせならもっと緻密で大人っぽい絵柄で見てみたかったかな
う〜ん。
率直に言うと、面白そうなのに情報過多で勿体無いなと思いました。次々と展開があるのは好きなのですが、何かごちゃごちゃしてるように感じました。
そうねーバニラだって蘭の花の種
調香とアロマテラピーと謎解きと後宮もの。
私が興味もったのは不調を嗅ぎ取ってセラピーできるところで今後も話に活かされる?
前のレビュアーさんに同意なんですが、洗濯業界の人工香料が空気に満ちてるいまは嫌ですーー。
ハーブ好きなのでたしかに息がすっと通る天然成分がある一方、作中にあるように濃すぎる香料はうっとなる。
そういえば漫画家さんはちょうど植物のお名前ですね、柑橘系とミズキ、作品に合ってる。
気になることを残しての2巻へ続く、次巻の方が面白くなるのかも?皇太子に今のところ魅力を感じられないのです。
物語が巧妙
小説並みに文字が多い、ということは物語が緻密に組まれている。父の死を含め謎が残っていて、それぞれのアクターの思惑の裏に主人公の意思の強さが輝く。
柔軟フレグランスはどんな匂い?
嗅覚が異常に鋭い(敏感?)な娘の物語
匂いで感情や、患者の病状が判る
この娘と話してみたい
「柔軟剤フレグランスは臭くない?」
私は気持ち悪くなる
秘密にしていたアレやコレ
あっという間にバレたりバラしたり
娘(主人公)が後宮(下級妃)に入ったために
つまらない目に速攻あう
既にコイツとアイツが裏切りそうと
私の中で暗雲たちこめてます
後宮が舞台で、調香を題材にした漫画は新しいかも。
ただ、展開がありきたりで、登場人物が幼稚でイタい。
蘭々姫や珠華姫とか、本当に四妃候補なの?というくらい、品も頭も足りない。
大将軍も若すぎだし、イキっているし、冷静さがなくて私情出し過ぎだし、青二才感がすごい(笑)
皇太子もいまいち好きになれない。
先が読める展開
後宮という舞台のストーリーが好きなので購入。
ただ、誰が悪役なのかとか、この先どう展開するのかとか、早い段階で先が読めてしまい、読んでると「やっぱりか。」となってしまったので、この先を読む面白味は減ってしまった…。