あらすじ
累計290万部突破。直木賞を受賞した大ベストセラー!
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
福山雅治主演で2008年に映画化され、堤真一、松雪泰子の熱演も話題になった。
※この電子書籍は2008年8月に文藝春秋より刊行された文庫を底本としています
感情タグBEST3
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天才数学者である男の企てる、彼の人生をかけた完全犯罪。すべてはアパートの隣に住む母娘のために。壊せない完全犯罪に挑むガリレオ、まるでチェスの勝負のような天才vs天才の戦いに力強い人間ドラマが絡む最高峰。
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2026.6.20再読。
改めて読んでみて、この本がいろんなタイトル、賞を取っていることを知り、それに見合うすごい作品だと思った。
やっぱり東野圭吾素晴らしい✨
早々に犯人がわかってしまい、この先どういう展開になるのか?終わりまでどうやってページ持たせるのか?とか要らぬ心配をしたけど、最後の最後まで飽きさせず、そして最後は思いもよらぬ展開になり、何とも言えない感じではあるけど、読み終わった時満足感でいっぱいになりました。
石神が靖子をかばおうとする気持ちに恋愛だけでないものがあることも納得できるし、湯川が靖子に真実を伝える気持ちもよくわかる。
結局辛い最後になってもそれが一番の選択肢だったと思います。
映画では柴咲コウが相棒だったらしく、
それはあまりよく覚えてないのですが
草薙が北村一輝だったのはぴったりだなぁと思いました。
石神が堤真一で工藤がダンカンだったけど、本のイメージでは反対の方がぴったりくるような気がするけど、それでは映画的によくないよね(笑)
実際、堤真一の演技はとても良かったし。
また機会があれば映画ももう一度観てみたいと思います。
再読2冊目だけど、再読はしてみる価値があるなぁ、と思いました。
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すごくおもしろかった。あまり読書しない私でも読みやすくてさくさく読み進められた。
犯人は分かってるので、天才数学者がどのように隠蔽工作しているのか分かっていくのがシンプルに面白い。それに加えて予想外のラストに涙。
「純粋なんですよ。石神という男はね。…でもそれは、生き方があまり上手くないということでもあります。得られるものはすべてかゼロか。」
天才でありながら、生き方があまり上手くない石神なりの愛のかたち。
昔からの友人であるが故に、何気ない会話から石神が事件に関係していると勘づいてしまった湯川の心情。
真相を知ってこのまま生きていくか、石神の想いを無駄にしてしまうが自白するかの葛藤。
3人それぞれに感情移入できてしまい苦しい。
読み終わったばかりだけどもう一度読み返したい!
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実写版から入ったが、どちらも良い。
タイトルの意味がわかった瞬間、改めて東野圭吾という人は天才だと思った。
『人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある。』
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文句なし星5。誰にでも勧めたいし、東野圭吾作品もそのほかの作家の作品もいつくも読んでるが、これほど素晴らしい作品に出会うことは本当に無い。貴重な作品。必ず読むべき。学生時代に読んで以降何度も読み返してる。
よくあるのは、感情に全く働きかけられない奇抜なだけのトリックを用いたミステリや、逆に人情劇ばかりをやっていて衝撃や面白さに欠ける作品。でもこの作品はそんな無数の作品とは一線を画していると思う。
自分の文章力でその内容や素晴らしさを具体的に語るとそれを表現しきれないため中身には触れない。とにかく読むべき作品。
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読み始めが静かな展開で正直中盤まで退屈に感じた。石神の靖子さんを想う気持ちが明らかになるにつれ、物語に引き込まれ、ラストの衝撃は圧巻、間違いなく読んでよかったと心から思える一冊になった。
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後輩に勧められてようやく読みました。
ミステリとしてだけでなく、恋心や友情といった人間関係の面でもとても引き込まれる構成でした。
ミステリ面のどんでん返しはもちろん、最後の展開は久しぶりに痺れました。
他人を思う気持ちからくる愛情や優しさが、必ずしもその人を幸せにするわけではないのだなと感じました。
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とてもしんどい。真実にたどり着くまでがしんどい。容疑者の覚悟がしんどい。動機がしんどい。二人の対峙する空気がしんどい。そして…最後の2ページがしんどい。やるせないが、この気持ちは誰かと共有したくなる。
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東野圭吾の傑作の一つ。手紙よりも、こちらの方がエンタメ性は高めである。一途な片思いが一線を超えた時、何処か哀れだけれども感動を覚えた。何気にタイトルも秀逸であり数学脳で考えたという感じが良さげに思う。
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東野圭吾といえば…という代表作。
映画を観て満足していましたが、改めて原作を読んでみたくなり、今更ながら読みました。
情景も浮かび、人の心情も目に見えているかのように描かれていて、名作と呼ばれるだけある読み応えのある作品でした!!
最後のトリックには驚かされます。
本当に面白かったです。
他のガリレオシリーズも読みたくなりました。
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とても面白かった!靖子に事実を伝えてしまうと計画が台無しになってしまうゆえに事実を隠して背負って自首する石神、真相に辿り着いた故に、計画を台無しにすると分かってても靖子に伝えなければと行動する湯山。重過ぎる事実を知ってしまい自首するしかない靖子。メインの登場人物全ての気持ちが分かる。誰も幸せになれない切ない結末で、心にずーんときた。
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ミステリーを読むのはいっそこれだけでいいと思った。色々あって犯罪が起きて、犯人を突き止める、みたいなのが普通だと思ってたんだけど初手数ページであっさり殺人起きるし、犯人を突き止めるんじゃなくて犯人が逃れる方法をハラハラしながら見るし、どう逃げていくか、みたいなのはすごく緻密に論理的に書いてあるのに動機とか、暴かれるきっかけとかそういうのはすごく単純ですごく単純だからこそ犯行の手際とのコントラストが目立って、ラストがあまりにも悲しくて綺麗な終わり方になってて見事というしかなかった
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石神の人間の器は計り知れない。終盤はそんな思いばかりを抱き続けた。靖子に宛てた手紙の「工藤邦明氏はー」の件がその全てを物語っている。湯川と石神、2人の天才の熾烈な勝負、大変読み応えがあった。
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いやー!!おもしろかった!!
久しぶりの読書。ミステリも全然読んだこと無かったし、東野圭吾さんの本も初めて読んだけどものすごく面白かった。最初の方にトリックとかもある程度分かってて「え?ここからどうやって進むの?」ってなってたけど、ラストに二重殺人トリックがわかった時はえぐいなと思った。本当に献身してるやん…石神…。これ読んだ後映画も見たけど、全て内容わかった上でも映画も面白かったのがびっくり。堤さん演じる石神の咆哮で涙するし、石神という男の魅力が堪んなかった。湯川学についてそこまで着目できなかったので他のガリレオシリーズも読んで楽しみたい。(探偵ガリレオと予知夢は買った✨️)
Posted by ブクログ
石神vs湯川の構図で進んで石神が犯罪を隠し通すのか湯川が見抜くのか、みたいな話かと思ってたけど、(大枠はそう)そんな単純な関係の話じゃなかった。最初から石神は自分を守ることは捨てて、逃げ道も完全に塞ぎ、靖子たちを守るために企てた計画だった、
ここまで人は誰かのために自分を犠牲にできるものなのか、それなのに、最後は守った相手自ら自首をしてきて、全ての行動、想いが無駄になった石神、突然最期を迎えなければならなかったホームレス、そんな献身的すぎる言動を受け、耐えきれなくなった花岡母娘、全員の気持ちを考えると切なく、悲しく、、、凄く引き込まれる作品だった
文句なしの星5、本当に良い作品
こんな作品に出会えたことが幸せです
Posted by ブクログ
こんなにも論理的に哀しい愛し方があるのかと感動しました。
完全犯罪の謎の造り込みもすんばらしいのに、それを凌駕するほどの人間模様。
最後の最後まで気持ちに刺さる逸品。
映画の再現度の高さも素晴らしく、小説を読んだ方は是非観て感じて欲しいなと思います。
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流石東野圭吾さん、読みやすすぎて止まらない。
最近いろんな本を読んでると、尚更こんなに読みやすいわかりやすいの凄すぎる気がしてきた……恐れ多いです。
これを読んでると頭の中に福山雅治がいる。
『思い込みはいつだって敵だ。見えるものも見えなくなってしまうからな』という湯川の言葉が良かった。
そしてラストスパート!
純粋な深い愛で、本当に辛かった。切なくて苦しくて。
トリックにもびっくりしたし東野圭吾さん天才すぎる…なにこの深い純愛物語。
靖子は全く違う3人に愛されたのだなと思った。
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事件の真相が最後まで分からなくて、分かった時にアッとなったし、タイトルの献身っていう言葉がぴったりの作品だなって思った。
登場人物がみんな幸せになれなそうで心がいたい。
Posted by ブクログ
愛の力のすごさと怖さを両方感じることが出来た。ちょっと真実が怖すぎて自分の部屋から出れずにトイレもリビングも行けなかった。一人で夜中に読むものではないのかなww
とてもおもしろかった
東野圭吾さんの小説を読んでみたくて、初めて読んだ作品が「容疑者Xの献身」でした。最初から最後までハラハラして、おもしろかったという言葉が頭の中に広がっています。また、東野圭吾の作品を読みたいと思いました。
さいあい
急に読みたくなり、再読しました。久々の湯川准教授との再会だったので、自分なりの湯川准教授を思い描きながら読みました。天才と言われながらも、できの悪い生徒相手の高校教師の石神。湯川准教授との対比がもの悲しく感じられた。隣人の花岡親子への自己犠牲的愛情。靖子の最終決定を促したのか娘の美里だった。映画の主題歌「最愛」がキーワードだったんだなと、こころが締めつけられました。
Posted by ブクログ
世の中、愛が無ければいけない、全ては愛が必要だ
そんな、世の中だと思う
しかし、こんな悲しい、哀しい愛があるのだろうか
靖子がどんなにもがいても、掴めなかった愛を石神や工藤が差し伸べてくれる
それは形が違うが、本当の愛情が、愛が伝わった
靖子の最後の言葉に、痛く心を揺さぶられ、泣くしかなかった
美里は誰よりも一番、石神の愛を理解していたと思う
いい作品だった
ありがとう、東野圭吾さん
Posted by ブクログ
昔テレビで映画版をうっかり観てしまい、そうなると原作にはなかなか手が伸びずでしたが、時を経てようやく読みました。映画の内容もうっすら忘れかけてたので全然楽しめました。特に後半ラストにかけてがよかったですね。あれこれ解釈とれそうなところありましたが、私は男なので石神さん側をアレコレ考えてモヤモヤ余韻に浸っています。ハイライトはこれかな「人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある」
Posted by ブクログ
ミステリーを読むのが苦手で読まず嫌いしてたんだけど、読んでみたらトリックが色々すごくてミステリーもいいなと思えた。
この本は殺人を隠そうとしてアリバイとかを作っていたから読んでてバレるのかバレないのかハラハラドキドキした。
もう色々と最後が、、、
Posted by ブクログ
シリーズものの途中のエピソードらしいが、容疑者側の石神メインとなるストーリーであるため、シリーズを観たことがない私でも楽しめた。
主人公である石神は帝都大学出身(現実世界で言うところの東大)の高校教師で数学を教えている。
彼は、非常に知的であり、論理的である。それは彼のモノローグからも伺える。
そんな彼の警察への対応と、容疑者親子への指示は読んでいて、舌を巻いた。
しかし、終盤に差し掛かると徐々にボロが出始めるのだが、まさか、それも石神の計算通りであった。
ラストシーンは、俗に言うバッドエンドではあるものの、何とも言えない感動を呼び起こさせられる。
あらゆる面で裏切られた。
Posted by ブクログ
トリックは読み進めていく内になんとなく分かったけど(顔がない時点で別人だろうなとは思ったし)、それぞれの立場が、それぞれの思惑で、独特の緊張感を持ったまま物語が進んでいく様子に目が離せなかった。
石神の論理性が、自分を追い詰めて後戻りさせない所にまで思考を張り巡らせていて感嘆しちゃった。
Posted by ブクログ
「正欲」と「汝、星のごとく」の間の休憩に読んだ。
全く心情の変化が起きなくて読みやすい。
スラスラ読めた。
石神がもう一つ殺人をしていたのは驚いた。
母娘がアリバイを作れた理由、
日付の繰り返し、
ずれていないように感じるアリバイ確認のシーン
など、ちょっと引っかかっていたことが綺麗に解かれていった感じ。
ホームレスが関係しているということは察せたが、殺していたとは思わなかった。
実におもしろい
いかにも東野圭吾作品といった印象。
まさかのトリックに驚く。
持てない中年男の純情も描いており、
非常に共感できる。
この作品、映画化もされていて、
そちらも傑作なので、是非見ていただきたいのだが、
原作も、さすがに面白い。
最後まで楽しめました
最初に映画を見て興味が湧いたので購入しました。少し映画とは違う点は多々ありますが、原作も如何に親子を守るかという点では同じでした。
絶望して死を選ぼうとした主人公にもう一度生きなおそうと思わせた親子の存在は偉大です。事件が起こらなかったら、主人公もただのお得意様で終わったのにと思います。トリックよりも主人公の親子に対する思いに感動しました