【感想・ネタバレ】容疑者Xの献身のレビュー

あらすじ

累計290万部突破。直木賞を受賞した大ベストセラー!

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
福山雅治主演で2008年に映画化され、堤真一、松雪泰子の熱演も話題になった。

※この電子書籍は2008年8月に文藝春秋より刊行された文庫を底本としています

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Posted by ブクログ

ネタバレ

色んな人からオススメされて読んでみたらあっという間に読み終えた。こんな一気読みしたのは久しぶり。
トリックは明かされるまでわからなかったし、とてつもない愛に感服した。石神の気持ちを尊重したいけど話さなければと話す湯川の気持ちが苦しかった。苦しいのに感動した。読んでよかった。ガリレオシリーズ一作も見たことないけど見てみようかな。

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2026年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いと前々から聞いていて気にはなってたけど、想像以上だった。読み出したら止まらなくて、一気読み。

自分を犠牲にしてまで、誰かの幸せを願うことなんて出来るのだろうか。ましてや殺人を犯してまで。
まさに「献身」というタイトルに相応しい。

最後に湯川によって真相が語られるまで、全く気づかなかったのでトリックの部分も衝撃だった。
靖子が自首することによって、唯一の石神の望み(母娘の幸せ)も叶わなくなってしまい、悲しい最後になってしまった。
ラストの石神の感情は計り知れないし、靖子の自首に至る考えも理解できるので胸が痛くなった。
美里も罪の意識に耐えられなかったんだろうな。

結局、石神が1人で罪を被って母娘が何もなかったように生活していこうとしても、罪悪感からは逃れられず最終的には自首することになったんだろう。

映画版も見たことがないので、是非見ていたい。


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2026年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ガリレオシリーズ3作目
もう傑作よ。
ラスト80p分で涙ポロポロ。
トリックの内容もさることながら、とくに描かれる人間模様が美しすぎる作品。
お互いを認め合えるような天才二人の対立構造、そしてなにより石神が全身全霊をもって親愛なる隣人を守ろうとする構成が素晴らしい。
靖子が工藤に好感をもってしまう事や娘の美里が男性と親しくしている母に不信感や哀愁を覚え、罪の意識に苛まれる事のリアリティが作中の悲しさを強め、石神の尋常でない献身をより濃く見せていた。
自分は最初の方から指紋のついた自転車がわざと置いてあることからその死体が別人の可能性を感じていたが、富樫の死体の処理や身元の割れ方からその説では矛盾を感じていた。
だからこそラストの犯行の判明ではその緻密さと無駄のなさに驚かされた。
映画版も観ようかな。

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

神作すぎる
視点が変わりながら描かれているのがすばらしい
東野圭吾の最高傑作と言われるのも納得
石神と湯川が織り成す涙必須の物語は本当に素晴らしいものだった

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

石神が花岡のために自分が一番貢献できる方法で警察を欺いたが、花岡の性格的にそのままいくはずなかったというのが辛いし、そのような性格だったからこそ石神は好きになったんだろうなと思うと救いがなさすぎる。一番最後で今までの人生で誰にも言われなかっただろう『一緒に』という言葉を一番嫌な形で聞くことになったからこその『どうして?』なのだと思うとさらに悲しい。映画版では最後に花岡が自首して石神は花岡の犯行を否定しているというのが心に来る。東野圭吾さんは人を思うが故の救いのないラストを書くのが上手い。

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めっちゃ面白かった。有名なのわかる。
東野圭吾さんの話をほとんど読んだことがないんだけど、推理はもちろんのこと物語として書くのが上手なのかな。全然違ったら申し訳ないけどこの本を読んだ私の感想はそれだった。登場人物は、パン屋さんで働く母と娘、その隣人かつ容疑者Xと、湯川先生はじめ警察の人たち。シリーズがどこから始まっているのかも知らないけど、湯川先生の旧友が犯人であり、その対決が見どころになっていたっぽい。初めに読んだのミスったかなー。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

罪を庇うことで相手を余すところなく救うことなど不可能なのでしょう。
誰も幸せになれない。
それでも救いたいと思うのが、愛なのでしょうか。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めての東野圭吾作品。
ミステリー要素だけでなく、登場人物たちの人間的な物語もあって、これが超人気作家の作品…!となった。他の作品も読みたい。

石神がなぜ、靖子に惹かれたのか、また、本当にストーカーなのか…?と思わせてからのどんでん返しに感動した。トリックも面白かった。

人が人を殺める、というミステリーの性質上、ハッピーエンドというわけにはいかないが、孤独で一時は生きることを諦めかけていた石神に対して、友情だとか感謝だとかを想う人間がいるのだということが感じられる終わり方で、切なくも感動した。


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2026年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SixTONESの田中樹さんが恩師に勧められた本と知り、気になって読んでみた。石神が母娘のために警察を惑わせる仕掛けをしたり、2人に的確な指示をしたりと2人のためなら何でもやる自己犠牲の姿勢が恐ろしかった。また、湯川の「思い込みはいつだって敵だ。見えるものも見えなくしてしまうからな」という発言はとても印象的だった。初めて東野圭吾さんの作品を読んだが、その他のガリレオシリーズも読んでみたいと思った。

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

湯川と石神の賢さに圧倒された。創作において自分以上に頭の良いキャラクターを作り上げることはできないとどこかで聞いたことがあるが、それを踏まえると東野圭吾さんの聡明さを節々から感じる。

最後の石神の、「人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある」という言葉が印象に残っている。靖子が、弁当屋の夫婦は石神が靖子に好意を持っていると言っている、ということを石神に告げた時に石神はまた容姿のことをからかわれているのだろう〜といったようなことを考えている。湯川はダルマの石神というあだ名を敬意で使っているが、一般的には丸いシルエットの人をダルマと呼ぶのにあまり良い気持ちはしない。石神は論理を重視するので人からの好意は興味ないんだろうけど、人間であるから傷つく心はあるだろう。人を傷つけるのが人なら、人を癒すのも人だという言葉を思い出した。ミステリーだけど、ヒューマンドラマでもあった。途中まで読んで他のことしようとしても気になって仕方なくて、一気に読み進めてしまった。

堤真一さんの演技がすごい〜という話を聞いて映画を先に見たんだけど、確かに堤真一さんすごかった。映画でストーリーを知っていても尚、面白い小説だった。

読んでからしばらく経ってもこの作品のことを考えるんだけど、途中石神がストーカーみたいになった時、やっぱりそうなっちゃうかぁと多少の不気味さを感じたんだけど、最終的にストーカーの犯行にするための場面だったんだ⋯⋯というのに今更気づいて、騙されたしまさに「献身」だと感じてる。

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2026年03月05日

ネタバレ 購入済み

さいあい

急に読みたくなり、再読しました。久々の湯川准教授との再会だったので、自分なりの湯川准教授を思い描きながら読みました。天才と言われながらも、できの悪い生徒相手の高校教師の石神。湯川准教授との対比がもの悲しく感じられた。隣人の花岡親子への自己犠牲的愛情。靖子の最終決定を促したのか娘の美里だった。映画の主題歌「最愛」がキーワードだったんだなと、こころが締めつけられました。

#泣ける #切ない #深い

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2023年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

裕福ではなくても助け合って生きている母娘、一度は人生に終止符を打とうとしたがささやかな幸せを見つけて生きている数学教師、まだ人生を諦めきれていないホームレス。
皆、何かを抱えながら懸命に生きている。
そしてその中で、自分の足で立とうともせず他人の人生に乗りかかろうとしてばかりのクズ男。
このクズ男1人のために、周りの人間の人生が破壊されていく様がとても悔しかったです。
本来助けなければいけない人達のことは見捨て、苦しんでいた側の人間を追い詰め、逮捕する警察にもなんともいえない気持ちになりました。
どんな理由があろうが殺人は殺人で、許されないのも罰せられるものなのもわかる。
わかるだけに、数学教師の気持ちを考えるととても切ない気持ちになりました。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

天才数学者が完全犯罪を幇助する。その複雑かつ意外な手法に驚愕することに加え、「なぜそこまでするのか?」の裏にある好意だけでは語りきれない深い情愛。最後に哀しく脆い人間としての石神、そして靖子が無惨にも表出するのが印象的。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

献身しすぎている。盲点をつかれたとはこのこと。何を工夫したのかと逡巡したが到底考えつかない。ただ福山雅治がチラつく笑

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ガリレオシリーズ3作目。
十数年以上も前に読んだ本を再読。内容はほとんど忘れていたので、真っ新な気持ちであっと言う間に完読。
石神も、花岡も、湯川も報われない結末が切ない。全員が納得することはできない、全員が何もなかったかのように幸せになることは出来なくても、石神の気持ちを考えたら、トリックを見破った湯川には、花岡に真相を話して欲しくなかったという気持ちもある。だけど湯川からしたら、黙ってはいられないという気持ちも分かる。自分だけ幸せになんかなれない、全てを告白し、自分も罪を償いたいという花岡の気持ちも分かるだけに、本当に切ないラストだった。

【天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に密かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したのとを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。】

2026.2.09

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2026年02月14日

ネタバレ 購入済み

最後まで楽しめました

最初に映画を見て興味が湧いたので購入しました。少し映画とは違う点は多々ありますが、原作も如何に親子を守るかという点では同じでした。
絶望して死を選ぼうとした主人公にもう一度生きなおそうと思わせた親子の存在は偉大です。事件が起こらなかったら、主人公もただのお得意様で終わったのにと思います。トリックよりも主人公の親子に対する思いに感動しました

#泣ける #切ない #感動する

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2023年03月18日

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