あらすじ
累計290万部突破。直木賞を受賞した大ベストセラー!
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
福山雅治主演で2008年に映画化され、堤真一、松雪泰子の熱演も話題になった。
※この電子書籍は2008年8月に文藝春秋より刊行された文庫を底本としています
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Posted by ブクログ
最初は、恋愛感情だけで殺人の隠蔽をするものだろうかと疑問だったが、読み進めていくうちに納得した。
石上は花岡に命を救われていた。
天才の考えるトリックが秀逸で面白く、最後までハラハラさせられた。
そして、花岡靖子が自白する。
なんとも言えない読後感に襲われた。
靖子も事件の真相を知って、本当の愛を知ったのではないか。
Posted by ブクログ
2026年1冊目。今年の目標に読書を掲げ、本腰入れた。
何年ぶりかの読書だが、読む手が止まらず、楽しめた。
石神の思いはもちろん、美里と工藤と小代子の不憫さも胸が痛む。
技師の展望もあったことでしょう、歯車は残酷。
Posted by ブクログ
先に、ずっと前、映画を観た
あらためて読んでみた
柴崎コウはでない
堤真一じゃかっこ良すぎる
雪山のシーンはない
それ以外の映画での再現性は完璧
さいあい
急に読みたくなり、再読しました。久々の湯川准教授との再会だったので、自分なりの湯川准教授を思い描きながら読みました。天才と言われながらも、できの悪い生徒相手の高校教師の石神。湯川准教授との対比がもの悲しく感じられた。隣人の花岡親子への自己犠牲的愛情。靖子の最終決定を促したのか娘の美里だった。映画の主題歌「最愛」がキーワードだったんだなと、こころが締めつけられました。
Posted by ブクログ
すごいすごいと噂には聞いていた『容疑者X献身』やっと読みました。
途中から石神が庇うんだろうなと勘付いたけどまさかのラスト。靖子は石神のために絶対に自首してはいけなかったけど、自首しないで生きていく方が辛すぎるんじゃないか??石神はそこまでは読めなかったか〜。
東野圭吾の本は、人の愛情とサスペンスをうまーく混ぜて小説に落とし込むからすごい。石神は靖子と娘を本当に美しい女神たちだと思っていたんだろうな。
そしてその女神を石神は生きる意味とし、救われていた。人間には生きる意味を見つけて騙し騙し生きていく器用さが必要だと思う。石神は天才ゆえ、不器用な部分も多かったんだと思うが、やっとその先を見つけた。刑務所で数学に没頭し、靖子たちが幸せでいてくれればこれ以上何も必要なかったんだろうな。
Posted by ブクログ
幸せは、他人が計算して与えるものではなく、本人が納得して選ぶもの
石神にとって、靖子と美里の何がそこまでさせるのか知りたいあの日あのタイミングが良かっただけではなくて?愛する人、生きる理由を守りたいのは分かるけど、石神の行動は「守る」ことから1番程遠いことをしていると思う 石神は最悪の状態を考慮して常に計画を進めていたが、結果は最悪の状態よりも最悪になってしまった
Posted by ブクログ
密かに想いを寄せる隣人女性とその娘を守るために、彼女達が犯した罪を完全犯罪にしようと画策する男性の物語。読み終えて、タイトルに使われている「献身」がすごくしっくりきました‼︎彼女が犯してしまった殺人を覆い隠すために、アリバイをしっかり練り上げる彼の姿はただただひたすらに一途としか言いようがありません。そればかりか、彼が彼女達を警察の手から守るために犯していた二重の罪を知ると、何故惚れた女性のために自分を犠牲にしてそこまで出来るのか…と献身的な彼の姿に考えさせられます。
最後まで楽しめました
最初に映画を見て興味が湧いたので購入しました。少し映画とは違う点は多々ありますが、原作も如何に親子を守るかという点では同じでした。
絶望して死を選ぼうとした主人公にもう一度生きなおそうと思わせた親子の存在は偉大です。事件が起こらなかったら、主人公もただのお得意様で終わったのにと思います。トリックよりも主人公の親子に対する思いに感動しました