感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
最初から犯人がわかっている状態で、死体をどうしたか、どうやって母娘のアリバイを作ったか、ガリレオ先生が推理を語るところを一気に読んでしまった。
石神の頭の良さと愛情深さに驚きが止まらない。
献身って、こういうことだったのか…。
せめて靖子と美里には幸せになって欲しかった。
美里、つらかっただろうな。
富樫だけゴミクズ。
家に乗り込まれた靖子が警察呼ぼうとして、でもまともに取り合ってもらえないだろうと諦めたのも過去に同じようなことがあったからだろう。
富樫、ここで靖子に警察呼ばせておけば命は助かったのに、哀れな奴だ。
Posted by ブクログ
起きてしまった殺人の罪からただ守るだけでなく、最終的に警察の捜査から完全に靖子たちを切り離すのは難しいだろうということを見越して企てた完全犯罪。
見返りを求めず、靖子たちの幸せのために罪を被るだけでなく、後戻りできないよう自らも罪を犯す覚悟。そんな石神の純粋な想いゆえに最後は靖子も罪を償おうとし、結果的に石神の望みは叶わなくなってしまった最後の様子が凄く切ない。
Posted by ブクログ
映画も原作もどちらもいい!
ガリレオシリーズで1番好きです。
ただただ切ない。
一体どうするのが正解だったのでしょうか…
もし石神さんの願い通りにいったとしても
あの親子は今後ずっと抱えて苦しむことになったと思います。
でも石神さんの事を思うと…
湯川さんと久しぶりの再会を果たし
石神さんの部屋でお酒を飲みながら昔の話に
花を咲かせているシーンが印象に残ったな
Posted by ブクログ
あっと驚かされる石神の頭脳と湯川の頭脳。この2人のような人間になりたいとも思ったり、思わなかったり。靖子と石神の複雑な思いに心が痛んだ。
さいあい
急に読みたくなり、再読しました。久々の湯川准教授との再会だったので、自分なりの湯川准教授を思い描きながら読みました。天才と言われながらも、できの悪い生徒相手の高校教師の石神。湯川准教授との対比がもの悲しく感じられた。隣人の花岡親子への自己犠牲的愛情。靖子の最終決定を促したのか娘の美里だった。映画の主題歌「最愛」がキーワードだったんだなと、こころが締めつけられました。
Posted by ブクログ
5月16日
珍しい本だった。事件の発端を読み手に知らせながらももう一つの真実があった。石神が湯川に再びあったことが誤算ではあったがそれが唯一報われるきっかけになっていた。どれだけ愛情があったとしても、超えては行けない壁があることを知った。少しだけ数学頑張ろうかなと思った。
Posted by ブクログ
とっても読みやすくて、切ないけど少し羨ましくなるような倒叙ミステリーでした。
読み手としては犯人がわかっている状態でストーリーが進むので、きっとこの時こんな事を考えているだろう、この行動はこんな意味があるんだろうとヒントをもらった状態で考察ができたのが面白かった。(最後に明かされた真実は思いもよりませんでしたが、、)
殺人というか犯罪は、ルールで決まっている事だから候補に入れてほしくないけど、倫理的に進む道を選び取れる人は素敵だし、尊敬します。
最後に靖子が来てくれた事は、石神はとても嬉しかったのではないか。と感情的になりがちな私は思いました。。
Posted by ブクログ
辛い終わり方だった
最初から結末はこうだろうな、というか、こうなるしかありえなかったので、読み進めるのが辛かった
けど、読んで良かったと思います
Posted by ブクログ
映画を先に見ていたが、原作の方がかなり楽しかった。
登場人物の心理描写がたくさん書かれていて、それぞれの行動、言葉が理解しやすかった。
Posted by ブクログ
つらかった。父親に最初に殴りかかったのが娘だったところが本当につらかった。自分があの娘と同じ立場なら同じことをしたかなと考えてしまいました。
母娘の生活を守るためとはいえ、もっと選択肢はあったはずなのに。最初から最後までずっとつらかった。