あらすじ
大勝か、しからずんば大敗か……。蜀の孔明と魏の仲達。自国の存亡を賭け、雌雄を決する秋がきた。奇策・鬼謀、虚々実々のかけひきの中、幾度の果敢な死闘を繰り返す。孔明亡き後、蜀の命運を托された若き姜維(きょうい)は、ついに最後の決戦に挑む。中国大陸が魏・呉・蜀と三分されて幾歳月、中原に戦い散った英雄たちの挽歌。<上下巻>
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Posted by ブクログ
作者は、孔明が出師の表をしたためて
魏との決戦に向け成都を発つこの場面を
書きたいが為にこの著書を作りあげたそうで
"英雄ここにあり"という題名はその為につけたそうな。
そう言うだけあって最後の最後まで目が離せなかった。
後半は世代が変わり姜維に呉や晋といった面子の戦いとなるが
孔明死後の後の展開を知らなかった分
滅していくだけと分かっていても、物語が途中で終わるとも楽しめた。