【感想・ネタバレ】白夜行のレビュー

あらすじ

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々と浮かぶが、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い目をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別の道を歩んでいく。二人の周囲に見え隠れする、いくつもの恐るべき犯罪。だが、証拠は何もない。そして19年……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

分厚めの本だったので、読めるか心配でした。
雪穂と亮司、魅力的な二人の登場人物。読めば読むほど、この二人の世界に惹き込まれていきました。最後はなんとも言えない切なさが残りましたが、白夜の中で、二人が二人なりの愛を貫いたと思いたいです。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長い!けど、終わってみるとまだまだ読んでいたい気分になった。
これだけ長いのに終わり方が全然スッキリしない。非常に胸糞悪い小説だった。納得がいかないわけではないが、雪穂と亮司は裁かれて欲しかった。(特に雪穂)
2人が幼少期の事件から始まり、20年の歳月の中で非常に多くの人物が登場し、ストーリーが展開される。一見繋がっていないようでも、最後には全てが繋がり伏線が回収される様は読んでいて気持ちが良かった。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人は息子の亮司
雪穂と亮司は仲が良く遊んでいた
亮司の父が小学生の雪穂を犯していた所を亮司が殺した
亮司と雪穂がずっと関わっていたが、交わってる事が一切書かれてなく、最後に分かる
最後に雪穂の目の前で亮司が死んでしまう
雪穂は知りませんとシラを切っており、気が狂っている

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

800ページを超える長編にずっとビビっていた。
東野圭吾の文章が馴染むことは分かっていたが、
なかなか手を出せずにいた。
読み終えた時、なんで早く読まなかったんだと
自分に腹が立った。
ここまでの長編で、登場人物も多いとなると、
頭がこんがらがる人もいるだろうが、
それでも書き分けがうまくとても読みやすい。
そして何より2人の心情を最後まで書かずに終えるのがとても好きだ。
最後、雪穂が振り返らなかったのを亮司はどう思うのだろうか。
そこに絆のようなものはなく、ただ利用し合う関係だったのか。
もしくは、亮司は、雪穂に対して人生をかけて
父の過ちを謝罪するために利用されることを
望んでいたのか。

雪穂に取って太陽の代わりとなる存在が、
亮司であると私は信じているので
雪穂の白夜を作り続けたのは亮司であると思うし、
亮司がいなくなってしまったら、雪穂はまた1人で夜を歩くことになってしまうのかと、余韻を押し付けられ本を閉じざるを得なかった。

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマで1話をみて、何となく単行本で読もうと思い、本で買った。単行本で読んで本当によかった。

二人の心情描写はほとんど出てこない。
二人はどんな思いで、この19年を生きてきたのか、想像する。

小さい頃には、家族が世界の大部分だ。
自分でコントロールすることは出来ない。
真っ暗な闇の中で、同じ真っ暗な世界にいるもう1人の存在を見つけた。

二人にとっては、お互いがお互いにとってたった一つの世界だったと思う。
純粋で、それしかないからこそ、それ以外に対しては残忍になれる。

「あたしの上には太陽なんかなかった。いつも夜。でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれど、あたしには十分だった。あたしはその光によって、夜を昼と思って生きてくることができたの。わかるわね。あたしには最初から太陽なんてなかった。だから失う恐怖もないの」

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後に亮司と雪穂の人生が交わると思ったら、最後まで徹底して表では交わらなかった!亮司の相手の人生には迷惑をかけない徹底して黒子の姿勢がすごい。どうしてそこまで徹底できるのか?二人の心理描写は一度も描かれず、終始どんどん新たに出てくる登場人物を通しての二人しか描かれないため、最後まで背景を理解はしきれなかった。だけど、幼いころから生きていくために必死だった二人は、こうせざるを得なかったんだろう。二人とも生まれてからずっと昼を生きたことがない、外が明るくてもそれは白夜。すごく良くできたストーリーだと思う。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伏線がわかりやすくて、回収もちゃんとしてくれたからすごくスッキリした。
麒麟の翼読んだときにも思ったけど、物語の構成がすごく練られていて、今回は物語の内容も相まって、エンジニアとしても優秀だったんだろうなと思う。

この作品の好きな所は、肝心の二人の心理描写が全然ないこと。第三者から見た印象とか、神視点でしかないのが、余白が合って凄く良い。

考察見たけど、雪穂が純愛を貫いたのか、それとも魔性の女なのか、二択あってなるほど、となった。

誰に感情移入するかで感想が変わるんだろうけど、心理描写がないのでメイン2人に感情移入できないのが不思議な気持ちになる。そこがよい。

思想強くてすまんけど死は救済だと思ってるから個人的には麒麟の翼よりも白夜行の方がすっきり感強かった。

R&Yのポーチ?とか、都子ちゃんの発見とかだるまのキーホルダーとかのあたりで、なんとなく、いやこれ亮司犯人じゃん絶対⋯ と当たりがついてて、でもなんでそういうことを雪穂がさせてるのか分からず、最後の方で人を買う話が出てきて、なるほど、となった。最期までヒーローでいさせてあげようと思ったのかあなぁ、違う気がするけどな。

亮司はもうそこしか生きがいがなかったんだね。
結局亡くなっちゃったし、雪穂も今後は派手なことはできないと思うんだよな。
きっかけがあれば第二第三の亮司が生まれる可能性ももちろんあるんだけど。
幻夜読んだらまた変わるかな?

なんというかこう、亮司が雪穂に尽くしていた理由は罪悪感とかだけじゃなかったと思うんだよな。
雪穂を抱く父への嫌悪感だけじゃなくて、そこに何か、甘いものを感じている気がする。そうじゃなければ勃たないんじゃないかな。
多分それもお互いわかっていて、強い嫌悪感は自分自身にも向けられてたんじゃないかな。亮司が誰かとセックスする時には、結局力でねじ伏せられるみたいな部分にも嫌悪感あった気がするな。

なんとなく、上手くいかない者同士で惹かれ合うところがあって、恋愛とかとはまた違う、お互いしかいないっていう絶対的な関係性の中で育まれた関係性。
だから共依存っていう絶大な愛って感じなのかな。

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2026年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局2人はどんな関係だったのか、2人の間にどんな会話があって、どんな想いを抱いていたのか分からないまま終わってしまった。
雪穂の心の内や、数々の事件の真相がはっきりしなくて、最後までそれは一貫していた。
一体何があったのか、どんな想いで雪穂と桐生が過ごしているのか凄く気になる。
ずっと、この事件がどう繋がってくるのか緊張しながら読み進めた。面白かった。

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2026年01月01日

匿名

ネタバレ 購入済み

白鳥とコウモリを読んでから見た。あっちは被害者の娘と容疑者の息子だからこれとは違うが、この本があったからこそ白鳥とコウモリが輝くのだと思う。太陽を失った雪穂がどう生きていくのか、今まで通り何事もなかったようにできるのか、或いは・・・

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2025年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「あたしの上には太陽なんかなかった。いつも夜。でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれど、あたしには十分だった。」




ある日廃墟ビルで1人の男の遺体が見つかる。謎多き事件の全貌は被害者の息子と被疑者の娘の成長と共に明かされていく。

東野圭吾の名著のひとつとして必ず挙げられる白夜行。本作品も東野圭吾特有の、バラバラだったピースが話が進むにつれ揃っていくような1冊だった。800ページを超えるボリュームに反してサクサク読めてしまう。

全ての感想や考察を書こうとすると時間がいくらあっても足りないので以下は特に印象に残っている点。

・雪穂の鈴のキーホルダー
雪穂が家の鍵に付けていた鈴のキーホルダー。母親がガス中毒の事故で亡くなった日、鍵を持っておらず発見が遅れたと後に主張する彼女。しかし彼女が嘘をついていて本当は鍵を持っていることが鈴の音で分かるシーンは鳥肌が立つ。この演出には脱帽。

・桐原のトラウマ
自身の父親が同級生に性的暴力を加える場面を見てしまった彼は、心に深い傷を負い射精障害を患う。心の傷は癒えることなく、高校生になっても中年女性を肉体的に相手にすることでお金を稼ぐなど、性的トラウマが作品を通して一貫している。

・雪穂の幸せに対する執着心
ラストシーンの、桐原の死後1人でエスカレーターを上っていく雪穂の姿が、独りになってもなおのし上がり続ける彼女の成功や光に対する異常なまでの執念を暗示しているようで面白い。そして怖い。

強いて言えば、東野圭吾特有の理系専門用語が少し重いと感じる。またなぜ少年少女がここまでの完全犯罪を成立させられるのかと疑問に感じたりもしたが、得られた満足感の方が何倍も大きいのでどうでもいい。

作品の本質ではないかもしれないが、本作品は、幼少期に親から十分な愛情を注がれず育った子どもの不完全さ、一生消えない傷、成功や幸福への執念、捻れた倫理観等を表現していると感じた。2人がどれだけ残虐な罪を重ねようとも、その元凶となった親が1番の悪だと思わずにはいられなかった。


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2026年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ


おもしろかった。
分厚い文庫本だけど、全然飽きなかった。
途中読んでて名前とその人が一致しなくなってくるから、メモとって復習しながら読んだ。

映画になってるけど、この一冊を映画にできるのかな。
最後、今までの伏線回収とか答え合わせするのかなって思ったけど、読者に任せる書き方だった。

一気に読んだ方がいい。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今年の締めはこちら
分厚いが話の続きが気になり、連休なのも作用して一気に読むことができた
2人のやり取りは一切書かれていない、、、どういうこと?傑作です

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2025年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少々期待値を上げすぎました。

点と点が結ばれていくという作品でわなく、
決められたレール歩いて風景を眺めているような作品です。
主要キャラ2人の関係には美しさと切なさがあり、
読み終わったあとはやるせない気持ちになりました。
ただ自分には少し話が長かったです。

同じ長い話なら白鳥とコウモリの方が好みでした。

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2026年01月08日

ネタバレ 購入済み

長すぎ

雪穂も亮司も残酷過ぎて子供時代に親に売春させられていた悲しい背景を踏まえても最後まで好きになれない。
登場人物増えるし文量多すぎて途中でよく分からなくなる。長すぎるし雪穂が嫌いすぎて続編の幻夜を読む気は無い。けど重なっていった謎が全て明かされるのがワクワクしながら読めたので星3.5くらい。

#ドロドロ #ダーク

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2025年05月03日

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