あらすじ
サザランドの訪問中、フィーアの言動から彼女こそ『大聖女の甦り』だと騒ぎはじめた住民たち。
フィーアは騎士とサザランドの関係改善に一役買うため、『大聖女様の生まれ変わりかもしれない者』として扱われることを受け入れるのだが──!?
ルード騎士家に生まれた少女・フィーアは、小さいころから騎士になることを夢見ていたものの、ずっと「お前には剣の才能がない」と家族から言われ続けてきました。そんなフィーアでしたが、家族から呆れられる中、ルード家の「成人の儀」を受けることに。
しかし、その「成人の儀」の途中で黒竜に襲われてしまいます。死ぬことを覚悟したフィーアでしたが、そのときなんと、大聖女だった前世を思い出してしまい…!?
この作品は、才能がないと思われていた少女が実は大聖女だと判明して、バカにしてきた周りの人々を見返して無双していく……そんな単純な物語ではありません! なぜなら、フィーアには絶対に周りに聖女だとバレてはいけない、とある理由があるからです。
自分が聖女だということを隠しながら、上手く聖女の力を使って騎士団に入団することに成功したフィーア。そんな彼女の冒険が今、始まります!
感情タグBEST3
あっという間に…( ᐪ꒳ᐪ )
読み終わってしまった…。
続きが…続きが読みたい、切に(泣)
新刊を発売直後に読んだのに、もう続きが読みたくて仕方ない。今回は過去編と現在編が入り交じってて過去編の新たな登場人物たちが…マジで素敵。
フィーア(セラフィーナ)に心酔しきっているというか(語彙力足りない…涙)
過去の兄たちはまぁ、うん、だった(察し)。
今回はシリル団長がほぼ不在…もっと読みたかったー。次巻も今から楽しみにしてる!!!
そんでもってあと何回か読み直ししてくる!
交錯する過去の伝承と現世
サザランド編のシナリオは素晴らしい。
他の地域ではとうに忘れられた大聖女の記憶
しかし忘れえぬ過去を持つサザランドの民は
伝承として細かに当時の記憶を受け継いでいる
そこへ本人の転生体であるフィーアが訪れる…
ちょっとした、なんでも無い行動に見えて
それが伝承の大聖女と結びついて行くのだけど
それらがフィーアが元々持つ天然の優しさを表現していて泣けてくる。
そしてソレが大聖女の過去と現世の間に起こった
悲しすぎる事件によって出来た民と領主のわだかまりを溶かして行く。
コミカルで規格外な新人騎士(中身は大聖女)が
やらかすストーリーにも関わらずその背景にある
人々の愛がこれほど上手く伝わって行くエピソードも無いだろう。
それほどに素晴らしいサザランド編を楽しむには前段を読んでフィーアのファンにならないと行けない。というかここまで来る頃にはなってるはずだ。
過去編混じる
サザーランド編これまでのうち一番好きかもしれない。これまで小出しにされていた大聖女をしっかり読むことができて嬉しかったです。もっと大人っぽいイメージだったけど、なるほどこれはフィーアだわ。護衛騎士もその存在だけで充分パートナー足りうるのにシリウスという隠し玉がまだあったとはと、知った時は思ったもんです。
大聖女
回想が大部分でこれまでの聖女としての想いがしっかりと伝わるように描かれているのがいいです。
今も昔も変わらず民を守る気持ちがいっぱいですね。
大聖女の過去
今巻も夜を徹して一気に読んでしまいました!!
現在のフィーアはもちろん、フィーアの300年前の大聖女時代のエピソードにとても感じ入りました。
フィーアはずっと変わらず慈愛に満ちた素晴らしい方だったのだとわかり、改めて大好きになりました。
青騎士との邂逅も叶い…ますます続きが楽しみになりました☆
シリウス
もつ面白くて小説で先も読んでるのですけど結局コミックも購入しちゃいました。
待ってました。カッコイイシリウス!勿論カノープス覚醒も!でもこれからもっと見せ場があるから早く読みたい!