あらすじ
弟子の少年シノと仲睦まじく暮らしていた治癒術師のラウルは、ある日突然黄金竜に攫われ、何故か10年後の世界に金髪の美少年として転生してしまう。宮廷魔術師となったというシノに一目会いたくて王宮に赴くが、そこに居たのは以前の天使のような面影はなく、ひねくれた美青年に変貌したシノだった。正体を言い出せないまま、偶然にも第三王子の魔術教育者に抜擢されてしまったラウルは!?
【電子特別版】木龍がみね先生の書き下ろしショートストーリーを電子限定で収録! 師匠への恋心を必死で隠す健気な弟子時代のシノのエピソード「彼のプロローグ」
感情タグBEST3
おもしろい
黄金竜にさらわれて、金髪美少年に変身したら10年経ってたって、どう言うこと?
シノが大切で、王宮まで逢いに行ったラウルなのに、シノに冷たくされて可哀想。
ラルに違和感を感じるのに、気付かないシノ。
わからない事ばかりなので、下巻読みます。
上下巻とも読みました
数ページ進めた時点では、魔法で全てのことがまかなってしまう世界に、さほど大作になりそうな印象を持ちませんでした。しかし読み進めていくと、設定がしっかりとしていて良く練られているなと思い直しました。イラストも人気の方で綺麗です。あとがきも面白くて、最初は登場人物が多くて覚えるのが大変ですが、上下巻を読み終わった後にぜひあとがきも読んでみてください。
なんだか読んだ後すごく満たされた気分になるというか読んでいてとても楽しかったです!
まだBL的な感じはしないけど、これからのラウルとシノが気になって仕方がないです!!
匿名
よかった…!
師匠と弟子ものが大好物なのですが、これは特に好みドンピシャでした!一途にラウルを想い続けるシノ、切なくてよいです…!ラウルのためなら何でもできてしまうところもよい…!
読みやすい
宮廷から魔法学校など場面が移り変わり、かつ登場人物もそこそこ多く、初回登場シーンで謎めいている人もいるので「この人なんだろう?」と思いつつ読むことになります。
そういったことも含め物語はそこそこ読み応えがあるのに、ラノベ調と描写の上手さがありとっても読みやすくて良かった!
私の好きな受けが本当の姿を隠しているという設定なので、うまうまで読みました。
また、攻めはそれに気が付かず、がちで冷たい対応なのがよいです。
雰囲気とかで「あれ?」と気づきつつもあるのですが、ファクトベースで確信を持っていくのが本当っぽくていいなと思いました。
ドキドキする
魔法バトルがけっこうメインに描かれてて、あんまBL的な要素は感じないけど、ハラハラドキドキして楽しく読めました!
第二王子の出現でやっとBL要素出てきたけど、まだまだ薄らですね。
シノがやっとお師匠さんの正体に気付きそうなので、続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
久々、好みの作品だった。
何より、この長くて仔細に枝分かれしたお話を、頑張ってまとめて完結させた!ってところに好感しかない。途中バタバタとしている感はあったりしたし、Web小説ならではの、展開や不安定さは否めなかったけど、それをおいても楽しく読めました。
次回の作品に期待したい先生でした。
ここ最近読んだ中では、抜群に良かった点は「タイトル」の持つ展開が、最初数ページで終了する!ってところwww
ほんと、読んでも読んでも、そんなんばっかに詐欺られてばかりだったので、久々それだけでちょっと感動したよねw
「え、で、からの〜どうなっていくんだ???」ってのが、最初数ページで味わえてすごい楽しかった!
Posted by ブクログ
上下巻セットで。
魔術師の師匠と弟子のお話。
かなり序盤から師匠ラウルが謎の失踪、いきなり10年後に飛んで、弟子のシノとは離ればなれ、しかも見た目が金髪美少年に変化してるというオマケつき。
高名な宮廷魔術師となったらしいシノに会う為に、ラウルは王宮を目指す。
真実を隠し、王宮で王子達と過ごす所謂日常パート。
早く自分がラウルだと打ち明ければいいのに。
面白い種類の転生
こういう転生のタイプは珍しい…が読むきっかけでした
話の流れがスムーズで登場人物が多いけど分かりやすく読みやすかったです
シノがもっと早くにラルの正体に気がつくんじゃ⁉️っていう点がちょっと…とは思いましたが
楽しく読めました
おもしろかったです
旅の道中とか細かいところまで書かれてますが、主に必要な会話や描写だけが入ってさくさく話が進んでいたので飽きずに一気に読めました。
ラルの鈍感さと図太さがおもしろかったです。
あれだけラウルなんだから、シノはもっと早く気付きそうなものですが。
ラルがシノを可愛がるのは弟子だからだと思うんですが、これがどうLOVEになるのか…?
良いところで終わったので後半が楽しみです。
とても惜しいです。
上下巻拝読しました。
絵師様は安定の美麗さで、大満足でしたが、もう少し挿絵が欲しいと欲が出ました。
冒頭の攫われるシーンからモヤっとしたのですが、読み進めればスッキリなんてこともあります。
それでも、周りから冷淡な奴だと言われる攻め様のことを、優しい人だと言い続けてきた受け様が、攻め様が見せた優しさを周りの人たちと一緒になって驚くシーンで、完全に躓きました。
驚いたにしても、その優しさに受け様は嬉しくなるのではないかと思いました。けれどもそこが描かれずスルーされていて受け様の気持ちが見えず、全く寄り添えなくなりました。
節ごとに「これは誰の目線(視点)かな」と引っ掛かり夢中で読むには至りませんでした。
攻め様が残した日記、お話でどのように回収されるのか楽しみにしていたのですが、楽しみにしすぎたせいか心残りになっています。
伏線をあともう少し多めに描けたら、物語にも人物にも深みが出たように思いました。
ここまで残念を申し上げてますが、面白いホント面白いエピソードが満載です。
うん。勿体無いです。
いろいろ五月蠅く申し上げてごめんなさい。
作者様、今後に期待します。