あらすじ
弟子の少年シノと仲睦まじく暮らしていた治癒術師のラウルは、ある日突然黄金竜に攫われ、何故か10年後の世界に金髪の美少年として転生してしまう。宮廷魔術師となったというシノに一目会いたくて王宮に赴くが、そこに居たのは以前の天使のような面影はなく、ひねくれた美青年に変貌したシノだった。正体を言い出せないまま、偶然にも第三王子の魔術教育者に抜擢されてしまったラウルは!?
【電子特別版】木龍がみね先生の書き下ろしショートストーリーを電子限定で収録! 師匠への恋心を必死で隠す健気な弟子時代のシノのエピソード「彼のプロローグ」
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おもしろい
黄金竜にさらわれて、金髪美少年に変身したら10年経ってたって、どう言うこと?
シノが大切で、王宮まで逢いに行ったラウルなのに、シノに冷たくされて可哀想。
ラルに違和感を感じるのに、気付かないシノ。
わからない事ばかりなので、下巻読みます。
匿名
よかった…!
師匠と弟子ものが大好物なのですが、これは特に好みドンピシャでした!一途にラウルを想い続けるシノ、切なくてよいです…!ラウルのためなら何でもできてしまうところもよい…!
読みやすい
宮廷から魔法学校など場面が移り変わり、かつ登場人物もそこそこ多く、初回登場シーンで謎めいている人もいるので「この人なんだろう?」と思いつつ読むことになります。
そういったことも含め物語はそこそこ読み応えがあるのに、ラノベ調と描写の上手さがありとっても読みやすくて良かった!
私の好きな受けが本当の姿を隠しているという設定なので、うまうまで読みました。
また、攻めはそれに気が付かず、がちで冷たい対応なのがよいです。
雰囲気とかで「あれ?」と気づきつつもあるのですが、ファクトベースで確信を持っていくのが本当っぽくていいなと思いました。